NHKあしたが変わるトリセツショー『腹痛のトリセツ』について | お腹の不調を改善する食の専門家 佐々木 ゆみのブログ

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20年以上、過敏性腸症候群(IBS)に悩んでいた私が、
不調を改善した食事メソッドを中心にお伝えしています。

4/13 NHKで放送された
あしたが変わるトリセツショー


テーマは『腹痛のトリセツ』
過敏性腸症候群の原因と改善方法についてでした。
 


過敏性腸症候群(IBS)とは、
(以下、IBSと表記)

腫瘍や炎症などの原因がないにも関わらず、
下痢や便秘、ガスが溜まるなどの不快な症状が起こる病気です。



痛みが強く出るケースも多く、
1度罹ると改善に時間が掛かるケースが少なくありません。




 
私たちが食べた食べ物は消化され、
液体となり、小腸で殆どが吸収されます。
 


残りは大腸で食物繊維と混ざり、
便が作られます。
 


そして、ぜんどう運動で肛門まで送られ、
便が排出されるわけですが、


ぜんどう運動がゆっくりだと
水分の吸収が進んで便秘に
早いと水分が吸収されにくくなり、下痢になります。
 


IBSはぜんどう運動の動きが
異常になってしまう病気なのですが、

原因はストレスではないかと言われています。
 


ストレスを感じると、
脳から腸にストレスを与えるホルモンが分泌されます。
 


ストレスを受けた腸はぜんどう運動が乱れ、
お腹に不快な症状が出ます。
 


この状態が続くと、
大腸からも脳に信号が出て、

脳は更にストレスホルモンを分泌し、
悪循環の状態になってしまう





脳と腸は繋がっていて、
信号を送り合っています。
右 『脳と腸は繋がっている』



この番組では“痛み”に
フォーカスして、説明していますが、
IBSの他の不快な症状にももちろん、関係しています。



私がIBSを発症した28年前は、
あまり有効な薬はありませんでしたが、
近年は、有効な薬も出てきているようです。



更に腹痛外来がある病院などもあるそうで、
X線や内視鏡画像を使って、
優しく症状の説明をしたり、


患者のお話をじっくり聞くお医者さん
などが紹介されていて、
当時より、良い傾向が出てきているんだな~
とちょっと嬉しく思いました。
 
 
 
 
番組でも言及していましたが、

IBSでは?と疑う症状のある方は、
まず、消化器内科を受診し、
“腫瘍や炎症などの原因がないことを確認する”ことが重要です。
右 『まず、診断を受けてから治療の選択を!』



病院をネットなどで検索する際は、
ホームページにIBSの情報が載っている
病院を探すのがお勧めだそうです。(番組情報)



その他に運動や自律神経のバランスを
整える方法なども紹介しています。

自律神経訓練法は試してみる価値がありそうですね。



番組の中では、食事での改善は
なかなか、難しいというお話でしたが、


私は薬だけでは改善は難しいと思うので、
投薬治療と食事改善を併用するのが最良だと思います。



食事をすると副交感神経が優位になり、
自立神経のバランスが整います。



定期的に胃腸を動かすことでも、
ぜんどう運動の動きが良くなるので、

薬だけでなく、食事はとても重要だと思います。
 
 
 
相性の合うお医者さんと自分に合う薬
そして、胃腸に優しい食事を摂ることが
IBS症状の改善のために大切だと思います。
 

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