宮部みゆき『昨日がなければ明日もない』感想 | お腹の不調を改善する食の専門家 佐々木 ゆみのブログ

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20年以上、過敏性腸症候群(IBS)に悩んでいた私が、
不調を改善した食事メソッドを中心にお伝えしています。

少し、疲れが出て、スローダウン中に

ずっとうちの書棚に潜んでいて、

読みたかった本を読みました。

 

 

 

去年の11月に出た宮部みゆきさんの

杉村三郎シリーズ

『昨日がなければ明日もない』

 

 

 

 

私は宮部みゆきさんが大好きで、

新刊が出ると、速攻買いますキラキラ

 

 

 

杉村三郎は結構、地味なキャラで、

 

でも、この人、人間味があって、

かなり好きなのです。

 

 

 

一言で言うと、

いつの間にか事件に巻き込まれる天才

というか、

 

事件を呼ぶ男というべきか

 

 

 

事件自体はかなり悲惨で、

救いようのないものも多いですが、

 

 

 

この人の温和なキャラで、何故か

全体があたたかい雰囲気になるんですね。

 

 

 

シリーズは、

『誰か Somebody』

『名もなき毒』

『ペテロの葬列』

『希望荘』に続く5作目で、

 

 

 

この杉村さんの人生も

微妙にお話に絡んできます。

 

 

 

いつも「頑張れ~!」と思いながら

読んでいます。

 

 

 

宮部作品は、

現代もの、時代もの、ファンタジーと

色々ありますが、

 

基本的にはミステリーです。

 

 

 

かなりしっかりした

ミステリーのストーリーと

 

色濃い人間味のある

どこかで生きていそうな登場人物たち

 

 

 

その独特の世界観がくせになり、

つい、本を手に取ってしまいます。

 

 

 

もっかの興味は、

もちろん、杉村三郎シリーズと

 

 

 

現在、27話まで出ている

三島屋変調百物語シリーズが

百話まで完成するのか?

 

(百話までいくと、よからぬことが

起こるかもしれないので、

正確には99話で完結だそうです)

 

 

 

読書の秋はまだ遠いですが、

次の新刊が待ちどおしい今日この頃です。