会社を辞めて、既に6年。

毎日仕事に行かなくてはならない時は、断捨離天国を夢見ていた。

時間に縛られず思う存分断捨離出来たらどんなに幸せだろう ラブ と。

 

ぼやっと抱いていたイメージでは、脚の踏み場もなかった家の中をだいたい片付けたら、情報系の整備をしたいと思っていた。

情報系の整理とは、PC上の写真やファイルといったデータも含むが、

それよりも、家中の公共料金やクレカや各種引落しを全部調査して、

最適の状態にしたかった。

 

なのに! なのに!! なのにーーーー!!!

 

何やってんだ私は ムキー

家の中が今だ片付かないから、情報系の整理に手を付けられずにいた。

 

だから今回の銀行口座の解約はとてもいいきっかになったのだ。

 

 

 

汚家で生きていると何が起こるかと言うと、

 

  1. 利用もしていないサービスの料金が何年も(十年以上も)引き落とされる
    そしてそれが何か、いくつあるのか把握出来ていない
  2. クレカ明細や情報誌等が有料化されて、何もアクションしなければ紙の郵送で
    毎月何百円/件もかかる
  3. 年会費が必要で利用していないクレカは解約したいが、何かの引落しがあり出来ない(紙明細が郵送されないとそれが何かも不明、当時の契約書類も汚家の物の山に紛れている)
  4. 住宅ローンを組んだ際に、公共料金の引き落としをその銀行に替える様に言われて以来そのままだが(住宅ローンは15年も前に終了しているのに)、本当はクレカで落としたかった
  5. クレカ払いに替えたいと思いつつ銀行引落しのまま(これは新聞)
 
そういえば、上記1.の中には意外な結末を迎えたものもあった。
古すぎてサービスそのものがなくなったと先方から連絡が来たのだ。
NTTのISDNがそうだった。
破綻する前のNOVAお茶の間留学でほんの一時期利用して、その後放置していた。

ネットでNOVAの破綻時期を調べると2007年10月、ISDN回線終了が2024年1月で月額4000円程だったはずなので、

 

4,000×12カ月×17年=816,000 ゲッソリゲッソリゲッソリ

 

今ざっと計算してみて、ちょっと驚愕してしまった。

ひとつサブスクを放っておくと、こんな事になるのか、ハァ 滝汗

 

 

こんなのすぐ解約すればいいと思われるだろうが、汚家だとそう簡単ではない。

どのクレカから何がいくつ引き落とされているか定かではないし、クレカの明細は勝手にサイト確認に変更されたりして、契約時の書類等も汚家の物の山の中にバラバラに存在しているし、とにかく物にあふれた汚家の中にいると、これらの引落しを調査をしようという精神的余裕が生まれない。

でもその金銭的代償はあまりに大きかった。

 

 

他にもある。

当時料金がと無料と謳っていたプバイダZEROに使いもしないのに夫が契約していた。

だって料金が0なのだからと。

でも料金は0ではなかった。

確か800円位だったと思うが何年も引落しされていて、ある時夫に解約方法の確認を頼んだが、サイトをいくら捜しても解約方法がわからないと言われた。

しかしサービスの変更か何かでZEROから電話が掛かって来た事があって、その時に解約を依頼できる電話番号を聞き出してなんとか解約出来たという事があった。

これは数百円だが多分10年以上は引き落とされていたから、結構な額になっていたはずだ。

 

 

なんの契約にしても、解約はどこに書いてあるか非常に分かりにくくなっていて、電話で依頼しようものなら、非常にぞんざいに扱われ、嫌な思いをする事になる。

 

 

そして、結婚後最も早い時期に作成した三井住友カードが一番怖かった。

クレカの明細が勝手に紙からサイト確認になって、もう何年も明細を見たことがなかったが、今回の事でネットで確認する事が出来た。

 

 
 

<2025/08/18 三井住友カードの明細>

 

 

  • 読売デジタルサービス
  • ノートンストア.jp
  • KDDIご利用料金

 

こんな引落しがあるのか。

ノートンストアは毎月ではないようだ。

他の二つも高額ではないが、十年以上は引落とされているだろうから、

やはり何十万もの損失だろう。

このカードは家族カードもあり、年会費もかかっている。

 

さっきのISDNと合わせると、百万円は越えていそうだ。

汚家ではその金銭的代償もはかりしれないのだ。