昭和60年(11)しかし、貴夫が洸一を叩いたその瞬間から、 貴夫と香代子達の間に生まれた溝が、 この先消える事はなかった。 香代子も洸一も、 心の奥に貴夫への恐怖心ができてしまった。 さらに、貴夫はあの日以来、 度々帰りが遅くなった。