そして決断する事の勇気、一歩踏み出す勇気を持っているみなさんの事を本当にすごいと思い、羨ましいとすら思う時もあるのです。私にはなかなか出来ない事でもあるから…。決められない、動けない…そんなもどかしさや自分自身に対する情けない気持ちも持っていて。
以前なら書けていたコメントも、何を書いたらいいのかわからなくて、なかなかコメントを書けないでいる自分も居ました。
なんだか私も実は私自身の事で少しモヤモヤ時期にあったのです。言葉でうまく言い表せなくて、それがまたもどかしいんだけど。
そんな事を思っていたとき、高校時代からの友人が、突然夜に我が家の近くまで来て、、何事かと思ったら今日離婚届けを提出したとの事。
私も寝耳に水で、びっくりしました。
去年1年、ずっと励ましあって、辛い時には私も話を聞いてもらっていたし、とても助けてくれていた友人で、彼女は早く旦那さんと別れたい、顔も見たくない、離婚を早くしたいんだ、とずっと言っていましたが、いざ、提出したとなるとやっぱり衝撃で…ずっと泣いていました。
それはそうです、だって1度は一生を添い遂げると決めて、彼女は元々旦那さんの事が大好きだったんです。
ずっと、離婚を決めた、と言っていたけど、きっと心のどこかで、ほんのわずかでも、希望を抱いていたと思うのです、また元の幸せな生活に戻れる日が来る事を。
本当は今日提出する予定は無くて、もう少し後に提出する予定だったけど、旦那さんが今日突然提出してきたとの事。
彼女の気持ちを思うと言葉も出なかったし、なんと声をかけたらいいのかわからなかったです。
それでも彼女は、私なら今の気持ちや衝撃をわかってくれそうだと思ったみたいで、実際私も去年地獄のような日々を送った経験があるから、彼女の気持ちを受け止める事は少し出来た気がします。
きっと、今の彼女は、励まされる事なんて望んでない、そう思いました。
傷の舐め合いでもない、励まし合いでもない、ただお互い、これからの幸せになる事を誓いました。
結局、私が出来る事って何も無くて、それは夫にも友人にもそうなんだけど、それでも唯一出来る事があるとしたら、相手の幸せを心から願う事だなって思いました。自分の無力さを痛感してしまいますね。
でも、そうなれる自分になるために、私自身がどんな状況であれ、幸せに過ごすことがきっと大事で、今までの経験を糧に、もっともっと幸せに対して貪欲になりたい、そう思いました。
流した涙の分だけきっと幸せになれる。流した涙が多ければ多いほど、涙は枯れ果てて、笑顔になるしか無くなるんだ、と私は今でもそう信じています。
離婚を選んでも再構築を選んでも、どちらもきっとそれは新しい道。
新しい道を歩む人みんなが、幸せになりますように…。そして、私も…幸せになりますように。