空港でパスポートを忘れたら・・・
さぁ、どうする?!
先日、子だんなの留学説明会で
「パスポートを忘れないように!」
という話で、25年前のできごとを思い出した。
25年前、失業中だったわたし。
当時、仲良かった友人がだんなさんの転勤でイギリスにいた。
遊びにおいでよ、と言われたが、イギリスに行くか、エアコンがなかったからエアコンを買うべきか悩んでいた。
決め手は、母の一言。
「エアコンはいつでも帰るけど、イギリスは今しか行けない!!」
それで、決心してイギリスに行くことにした。
チケットも自分で取り、生まれて初めての一人旅。
イギリスの友人のところから、パリに飛び美術館を巡って楽しい旅をした。
そして、問題は帰りに起こった。
荷造りをして空港に行くと、予約していた飛行機にわたしの席はなかった・・・
「えっ?!」
と思うと、リコンファーム(予約確認)をしていなかったので、キャンセルされた、とのこと。
が~ん!!
空港の方が言うには・・・
「毎日、空港まで通って下さい。
空いた席があれば、乗れます。」
落ち込んだわたしに、友人が作ってくれた冷やし中華のお昼ご飯が胃袋に染みて、美味しかった。
この時から、冷やし中華がすきになった。
そして翌日、友人の家からヒースロー空港まで車で1時間。
空港について、ハッ、と気づいた。
「パ…パスポート、忘れた!!」
そう、パスポートや財布の入っていたバッグを友人の家に忘れていた!!
今でも覚えている。
赤のランセルの巾着バッグ。
リビングでまったり座っていた椅子の横のテーブルの上に置き忘れたまま、スーツケースだけ持って行ってた!!
友人のだんなさんが、窓口で交渉。
「あと1時間で飛び立つけど、もし間に合えば乗れますよ。
ただし、タイ経由なので、タイまではお席はあります。
タイに着いて乗り換えする時は、また向こうで交渉してね。」
とのこと。
行きに1時間かけてきたのに、往復1時間なんてとても無理。
「もう、いいよ。
今日は、あきらめる・・・」
というわたしに、友人のだんなさんは車を飛ばし、自宅に取りに行き戻ってきた。
奇跡のようにわたしの赤いバッグを手に、走ってきただんなさんの姿を今でもはっきり憶えている。
どこをどう走ったのか憶えていない、というだんなさんに感謝して、飛行機に飛び乗った。
飛行機の中で
「タイからは、無事に飛行機に乗って帰れるのか?!」
と思うと、緊張して眠れない。
そんなわたしに、客室乗務員のお兄さんはやさしく話しかけ、トランプもプレゼントしてれくれた。
そして、朝5時にタイの空港に到着。
お金もなかったわたしは、友人が持たせてくれたリンゴをかじりながら一人不安で待っていた。
そして窓口が開いて交渉すると
「全員が乗って席が余っていたら、乗ってもいいですよ。」
と。
どうにか、席よ。
満席にならないでくれ!!
心の中で祈りながら待っていた。
一緒に待っていたフィリピン人のおばさんと、二人でドキドキ。
みんなが乗り込むのを、ジレジレして待っていた。
そして、お姉さんが言った。
「二人とも、OK!」
わたしとおばさんは、窓口で
「オーマイガー!」
と叫んで、走って飛行機に乗り込んだのが出発5分前。
おかげで無事、日本に戻って来れた。
というエピソードを思い出した。
ここから、わたしが友人に「嵐を呼ぶ女」と言われることに(^-^;
おかげさまがたくさんで、今日のわたしがいる。
くれぐれもパスポートを忘れないよう、子だんなには言い聞かせよう♪
~いつでもお受けできる美開女グレイスフル・メニュー~
🌸今すぐ未来が開き、動き出す!美開女グレイスフル・セッション裏メニュー
🌸未来で待っている幸せを伝える【美開女メール・リーディング】
【心星ポラリス】
お問合せ・・・info@polaris-sakura.com
080-3136-4189
★美開女になって幸せに生きるメルマガ【心星フォーチュン・メッセージ】