夜中にふと目がさめて、ミタさんの過去を思い出して
眠れませんでした。
そう、テレビドラマ「家政婦のミタ」の
松嶋菜々子さん演じる家政婦のミタさんのことです。
ミタさんは、過去に何かあり
完璧な家政婦ですが、能面のような無表情で
一切感情を見せません。
そして昨日は、そのミタさんの過去が
ミタさん自身の口から語られました。
それは予想していたいた以上の哀しい過去で
ものすごく感情移入をしていたせいか
気が付いたら涙を流していました。
その思いが強かったせいか
ふ、と夜中に目がさめて
「ミタさん・・・、それはあんまりだよね。
そうなっちゃうよね・・・。」
と、しみじみ思ったのです。
ミタさんの過去の一番かなしいところは
自分の母親に受け入れてもらえなかった事です。
自分の娘に
「一生笑うな」
と、言って笑うことを禁じてしまった母親。
それはドラマだから
と、いう方もおられるでしょうが
現実には、もっとひどい言葉や行為で
心に傷を負われる方はたくさんいるのです。
それも実の母親から。
一番愛してほしい
受け入れてほしい親から
そんな言葉を放たれた時
あまりに辛すぎて
心はフリーズしてしまいます。
そうしなければ
生きていけないから。
フリーズしたミタさんの心は
これからどこに向かっていくのでしょうか。
祈るような気持ちで
来週もテレビに向かいそうです。