どうかお迎えした命は

終生変わらず

大切にしてください

 

一般社団法人 はーとinはーとZR さま

 

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皆さまに悲しいお知らせをしなくてはいけません。
 
そして、
保護した子を幸せにする為に活動していて、
里親選びも慎重にしていたはずなのに、
不幸にしてしまったことを、
本当にこの子に申し訳ないことをしてしまったと思っています。
ごめんね。太郎ちゃん
 
 
2018年6月に多頭飼育から保護した太郎ちゃん、
当時9歳でした。
ダックスを亡くした方で、
人間の看護師をしていた方がお迎えしてくれました。
 
収入もあるし、
何かあってもきちんと医療をかけて診ていくので大丈夫ですと、
その時には言われていました。
 
あれから約3年、
去年の夏くらいにご報告を頂き、
その時に目の下が少し腫れていて、
歯槽膿漏からくるものかと病院へ
連れて行ってくださっていましたが、
歯槽膿漏ではなくて、お薬が処方されて飲ませていたのが、
皮膚を破って酷くなってしまい、
また病院へ行かれていました。
 
心配してやり取りはさせて頂いておりました。
しかし、良くならず、
医療費が高額払えず
細胞針検査での中途半端な治療しか
してもらえていなかったようで、
今回親の介護を理由に飼育放棄となりました。
 
引き取ってびっくりなのが、
去年、皮膚を突き破ってから、
自分で引っ掻いてしまうのを防ぐ為に
カラーをつけていたそうなのですが、
カラーで首の下は禿げてしまい、
毛玉もすごくあって、爪も伸びていた状態でした。
 
また、こちらで病院で診てもらい、
検体の結果は「扁平上皮癌」でした。
 
目の下の方まで大きく浸潤して、取れないそうです。
手の施しようがないと言われてしまいました。
インターフェロンが効くか効かないかわかりせんが、
試してみようと思っています。
 
本当に悲しく、
虚しく、
なんの為に活動して来ているのかわからないと思うくらいの
酷い結果となってしまいました。
 
私達に、保護っ子の命がかかっています。
里親選びを間違ってしまうと、
このように不幸な結果となってしまいます。
 
団体の譲渡基準などが厳しいのは、
間違った里親選びをしてしまうと、
このように不幸になってしまうことがあるからです。
 
そして、家族として迎えたはずなのに、
家族を捨てることをする人がいると言う現実を
目の当たりにして、心を痛めております。
 
可愛いからだけでは飼えないこと、
何かあったら高額医療かかることなど、
面会時に話しています。
 
でも、いざとなったらどうなるかの人間性までは見抜けないです。
 
また経済力なども譲渡の時の考慮に入れてはいますが、
預金通帳などを見せてもらっているわけではないし、
いざとなったらお金があっても高額医療をかけない人もいます。
 
うまく言葉では言い表せない感情でいっぱいです。
本当に太郎ちゃんを不幸にしてしまってごめんなさい。
 
太郎ちゃんがいた預かりさんのお家で
これからは幸せに余生を過ごしたいと思います。
 
治療やフードやサプリメントなど、
出来る限りのことはしてあげようと思います。
本当に悲しいご報告となり、すみません
太郎ちゃんのこれからを見守って頂けたら嬉しく思います。
 
どうか、皆さまにお願いです。
家族として迎えた動物を最後まで看取ってあげてください。
医療が必要であれば、
カードで分割払いにしてでも
きちんと医療をかけてあげてください。
動物の命はお迎えしたあなたの手にかかっています
幸せになれるのも不幸になってしまうのも、
人間次第なんです
人と動物の幸せな共生社会を目標に活動していますが、
幸せになるには責任が伴います。
そこまでの覚悟が出来ない人は、
動物を飼うべきではありません。
常に最悪なパターンを想像していたら、
その為に貯蓄もしたり、準備していけると思います。
可愛いから、癒されるからだけで
お迎えするのは辞めて欲しいと切に願います。
 
 

 

 

 

 

 

 

 
これから太郎ちゃんが
穏やかに過ごせますように