老犬たちを守るために

 

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ガス室で命を絶たれる

「元飼い犬」たちの叫び

『老犬たちの涙 “いのち”と“こころ”を守る14の方法』

 

 

東洋経済オンライン

 

 

 

*抜粋~

 

「最期を看取るのがつらい」と

施設に持ち込む飼い主

 

中年女性が持ち込んできたのは

年老いたポメラニアン

 

おかあさん、まって!

いかないで!

どこにいくの!?

わたしもつれてって!

おいていかないで・・・・・

 

 

キャリーケースの中から懇願するその子に背を向け

上品な身なりをした飼い主の女性は

一度も振り返ることなく足早に去っていきました

 

この子はその後

ガス室で命を絶たれました

 

 

 

 

 

今回、3つのエピソードを紹介しましたが

みなさんは何を感じましたか?

https://rdsig.yahoo.co.jp/media/news

 

 

近畿地方の行政施設で働く

職員さんの言葉です。

 

 

 

老犬たちを殺しているのは、施設の職員さんではありません。それは、彼らの命に対する責任を放棄し、彼らを捨てた、飼い主自身だと私は思います。

 

最後に、これからペットを飼おうという方にお願いです。

 

どうか一度立ち止まって、考えてみてください。老犬たちはなぜ、愛する家族のもとで天寿をまっとうすることなく捨てられなければならなかったのか──。

いまのあなたの年齢、家計、意識は、その子の生涯に責任を持ち、最期を看取れる状態にありますか? 

 

 

捨てられた老犬たちの思いがあなたの心に届きますように。

 

児玉 小枝 :フォトジャーナリスト、どうぶつ福祉ネットワーク代表

 

【記事を読む】 ↓↓↓

https://rdsig.yahoo.co.jp/media/news

 

 

 

 

 

 

児玉小枝さん

 

 【『老犬たちの涙』を上梓しました】

https://www.facebook.com/

殺処分問題の取材を始めた1997年から現在に至るまで

愛する家族に捨てられ

行政施設に収容された老犬たちの哀しい瞳に

幾度となく出会ってきました。

 

動物愛護法の改正などを受けて

犬の殺処分数は減少傾向にありますが

いまだ年間8,711もの尊い命が絶たれています。

 

人なつこく健康な子犬や若い犬と比べて

老犬の多くは“譲渡先”が見つかりにくく

収容されたが最後

真っ先に“殺処分”対象とされてしまうのが

日本の現状です。

 

運良く殺処分を免れたとしても

長年ともに暮らしてきた家族との別れは

老犬の心に深い哀しみと喪失感をもたらします。

 

昨今の少子高齢化・核家族化の影響によって

高齢になってから子犬を飼い始めたお年寄りが

自らの病気・入院・施設入所・死去などを機に

老犬の世話や介護をしきれなくなり

飼育放棄するケースが全国で頻発しています

 

そのほか、看取り拒否介護放棄引っ越しなど

様々な理由で行政施設に持ち込まれ、または遺棄され

殺処分される老犬が、あとを絶ちません。

 

そんな残酷な現実を目の当たりにするたびに

自分の無力さを痛感してきました。

 

飼い主を信じ

飼い主を愛し

飼い主の幸せを願いながら十数年間

ただひたむきに生きてきた老犬たちは

なぜ、捨てられなければならなかったのか。

 

どうすれば

この子たちが捨てられない社会をつくれるのか。

不幸な老犬を減らすために

私にできることは何なのか。

 

……絶望と憤りと自問自答を繰り返しながら

全国各地の行政施設に

収容された老犬たちの姿を撮影し

命の現場で奔走する職員さんや

ボランティアさんたちの声をお聞きしてきました

 

そしてこのたび

私にできるメッセージ発信の方法として

写真ルポルタージュ

「老犬たちの涙~“いのち”と“こころ”を守る14の方法~」

(KADOKAWA刊)を上梓(じょうし)いたしました。

 

『ひとりの意識が変われば、ひとつの命が救われる』

―そのことを

これまで22年間の活動の中で実感してきました。

 

この本を通じて、1人でも多くの方の心に

捨てられた老犬たちの現実と

彼らの想いが届きますように。

 

そして、彼らの尊い命と心が守られ

救われるきっかけとなれますように。

……そう心から願い、祈っています。

 

 

「老犬たちの涙」は電子書籍もあります。

紙書籍とあわせまして

こちらもぜひご高覧いただけたら幸いです

 

 

 

全国の書店にて、9月27日発売です。

Amazonや楽天ブックスなど↓ネット書店でも取り扱っています。

https://books.rakuten.co.jp

https://www.amazon.co.jp

 

みなさまにもぜひ、お手にとっていただけたら幸いです。

そして、人間の言葉を話せない老犬たちの代弁者となって、この哀しい現実を、老犬たちの命と心の守り方を、周りの方たちにも伝えていっていただけたら嬉しいです。

 

この場をお借りして、心よりお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 


 
 
 
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殺されるのは悲しい。

 

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