先週、今年初めてのオルガン教室に行ってきました。

 

 

久しくオルガンを習いに行ったことを日記に書いていませんでしたが、

月に一度、習いに行っていました。

 

 

本当は2週間前に習いに行く予定でしたが、

その時の北米は大寒波に覆われて、どこもかしこも凍りつきました。

 

 

車の運転も無理だし、先生の教会も閉館となったため、

レッスンは延期となりました。

 

 

そう言えば、去年の今頃は先生が長期休暇に突入しようとしていました。

あれからもう1年が経つのか💦 

時間が経つのが早いです~(;´Д`)

 

 

先生の教会に行くと、先生が奏でるオルガンの音が聞こえてきます。

オルガンのあるバルコニーに行くと、ドアが少し開いていました。

先生の練習がなかなか終わらないので、ドアをノックしてみると、

 

 

先生:「ドアが開いている時は入ってきていいの。」

 

 

と、言われました。

普段、先生はバルコニーのドアに鍵をかけています。

先生の教会は街のど真ん中にあります。観光客や不特定多数の人が自由に教会の礼拝堂に出入りします。そこで不審者の侵入を防ぐためにオルガンを弾くときはバルコニーに鍵をかけるんだそうです。

(日中の礼拝堂は一般の人に開放しているんだそうです)

 

 

先生に新年の挨拶をして、レッスンが始まりました。

 

 

いつも先生はわたしがオルガンの椅子に座る前に、

わたしに合う位置に椅子を動かしてくれます。

 

 

先生がセッティングしてくれた椅子に座ると、椅子をちょっと後ろに動かしたいな、と思いました。

 

 

すると先生が、

 

 

先生:「椅子をもう少し後ろに動かしたいのね。」

 

 

と、言われました。

 

 

なんでわたしが何も言わないのに椅子をもう少し後ろに動かしたいって先生は分かったんだろう、と、不思議に思っていると、

 

 

先生:「お腹と鍵盤の間が20センチぐらい離れているとちょうどいいです。今、あなたが座っているのを見て、お腹が鍵盤に近づきすぎていたから、もうちょっと後ろの方がいいな、と思ったの。」

 

 

と、言われました。

 

 

先生ぐらいの経験値があると、自分以外の人のふさわしい椅子の位置、というのが見ただけで分かるんですね💦 す、すごいな💦

 

 

先生:「今日は何から勉強したいの?」

 

 

と言われたので、先生に質問を書いたノートを渡しました。

今日は先生に聞きたいことがあります。

先生はそのノートに書いたわたしの質問を、

ものすごいスピードで読んでいきましたっ。

 

 

わたしが先生に聞いたことは、

 

 

「メソジスト教会の牧師先生が、わたしにクリスマスプレゼントをくれました。それはお菓子の大きなバスケットと50ドルのお金でした。

 

そのお金で何を買ったらいいかな、とずっと考えていました。

そこでメソジスト教会の礼拝で使うオルガンシューズがいいな、と思いました。

 

オルガンシューズはどこの靴屋さんで買ったらいいか、教えてほしいです。」

 

 

というものです。

 

 

先生:「あなたの聞きたいことは分かりました。でも、あなた、シューズを買う必要があるの?今、はいているシューズがあるじゃない。このシューズでメソジスト教会の礼拝も弾けるでしょう?すでにあるものにお金を使うものじゃありません。」

 

 

先生ってけっこう倹約家だな(;^ω^)

 

 

わたし:「はい。でもわたしはこのシューズを自分の教会にいつも置いていて、メソジスト教会の礼拝に持っていくのをいつも忘れてしまうんです。だから、メソジスト教会にもシューズを置いておきたいです。」

 

 

先生:「そうですか、じゃあシューズを買うといいですね。でもあなた、このシューズはどこで買ったの?そこで買えばいいでしょう?」

 

 

わたし:「このシューズは、今、通っている教会の人にずーーーーっと前にもらいました。その人は前のオルガニストの人です。わたしがオルガンを弾き始めると、教会からいなくなりました。どこかへ引っ越してしまいました。」

 

 

先生:「ちょっとシューズを脱いでみなさい。」

 

 

と、言われたのでシューズを脱いで先生に渡しました。

 

 

シューズにかすれている文字を先生は読み取って、

 

 

先生:「これは『Organ Master』という会社のシューズです。いちばん有名なシューズ会社です。

 

 

僕はねアマゾンで買うんです。

なぜなら返品が簡単にできるからです。

はいてみて、サイズが違うな、と思ったらすぐに返品ができないと困るでしょう?」

 

 

と、先生は携帯電話でアマゾンのウエブサイトに行って、女性用のオルガンシューズを見てくれました。

 

 

アマゾンはオルガンシューズも売ってるのか~💦

ドラえもんのポケットのような会社だな💦

 

 

先生:「オルガンを弾くシューズはダンスシューズでもいいんです。ダンスシューズだとMary Jane がいいでしょう。」

 

*Mary Jane という靴は、足の甲にストラップがついていて、つま先が少し丸くなっているものだそうです。

 

 

と、先生がいろいろなシューズを見せてくれました。

先生はシューズを見るとき、シューズの裏とかかとの高さを確認していました。

 

 

先生:「オルガンシューズで大切なのは、裏の素材とかかとの高さです。ここをよく見ないとただの弾きにくい靴になってしまいます。」

 

 

と、いくつか見たら、今度は『Organ Master』という会社のウエブサイトを開いてシューズを見てくれました。

 

 

すると、今、はいている靴とそっくりのものがありました。

 

 

先生:「これにしなさい。今のシューズは悪くないです。同じものにしなさい。慣れているものの方がいいです。値段は58ドルです。牧師からの50ドルに少し金額を足せばいいね。これを買いなさい。」

 

 

と、靴屋さんの紹介だけではなく、注文するシューズが数分で決まってしまいました。先生の買い物って早いな💦

 

 

先生:「他に質問は?なければ賛美歌から弾きなさい。」

 

 

と、言われて急いで賛美歌の楽譜を広げました💦

 

 

今週はメソジスト教会で奏楽をするので2曲の賛美歌だけ教えてもらいます。

メソジスト教会の礼拝の賛美歌は、いつも2曲だけです。

 

これと、

 

 

これです。

 

 

賛美歌のレッスンでは、

 

・同じレジストレーションで弾き通さないこと。歌詞に合わせた音色をつくってひきなさい。

・内声(アルト・テノール)をブツブツ切らないように弾きなさい。

・大きなフレーズで弾く。

・右手はソロメロディ。左手はアルト&テナー。この形でも弾きなさい。

・2曲目は穏やかで優しい音楽をつくりなさい。そのために、全ての音を優しく弾いて、優しく鍵盤から離しなさい。

 

 

と、お手本を弾いてくれながら教えてくださいました。

 

 

 

賛美歌が終わったら、ずっと前から習い続けているVierneの 小品です。

前回のレッスンで先生に言われたことを気をつけて練習しました。

至難の業であるスウェルペダルを使いながら、強弱を作って弾く練習もがんばりました。

 

 

今日こそは。

今日こそ、Vierneの 音楽を合格させるんだっ。

Vierne ワールドから脱出するんだっ!

(Vierne ワールドとは、フワフワ音楽に包まれている世界のこと)

 

 

と、先生が音を作ってくれた後、自信を持って弾き始めました。

 

 

わたしにはとっても難しい作品です。

楽譜に書かれている音符はそんなに多くありませんが、譜読みは簡単ではありませんでした。

半音で動きながら淡い色合いのハーモニーを作っていきます。

音は読めても、耳がなかなかVierne ワールドに慣れてくれませんでした。

それにたくさんの譜読みミスもしました。

先生が指示するレガートの作り方や指使いも難しいです。

そして何よりも、片足でスウェルペダルを操作しつつ、もう一方の足でペダルを弾いていく。

 

 

練習をしながらいつも頭が爆発していました。

 

 

でも、練習を続けていくとVierne の音楽の美しさがだんだんと見えてきました。

Virene が創り出した美しい一つ一つのハーモニーに感動するようになりました。

この曲を与えてくださった先生に感謝するようになりました。

 

 

先生のオルガン人生の中で出会った価値ある曲を、わたしにも分かち合ってくださって本当にありがたいな。

 

 

そう思うようになりました。

 

 

そんな気持ちで臨んでいるんだから、今日はきっとVireneの曲が合格になるって、と思いました。

 

それが根拠となり、自信を持って弾きましたっDASH!ヽ(`Д´)

 

 

でも・・・。

弾き始めると、片足だけでスウェルペダルが思うように操作できませんでした。

自分の教会と先生の教会のスウェルペダルが違うんです。

何が違うかというと、ペダルとペダルの隙間の大きさです。

 

 

ペダルとペダルの間には隙間があります。

(一番右のペダルは「クレッシェンドペダル」と言って、踏み込めば、自動的にストップの音がどんどん重なって、最後まで踏み込むと大きなフォルテをつくります。)

 

この写真はわたしの教会のオルガンに似ているもの。

Session Two – PianoToOrgan.com

 

 

この写真は先生の教会に似ているもの。先生の教会はペダルが2つです。

St. John Lutheran Church - Dublin, OH - 2/5 M.P. Möller - Photos of the  Console

 

 

わたしの足のサイズだと、この隙間に足がひっかかってしまいます。

わたしの足の面積では、この2つのペダルをカバーしにくいです。

(先生のような足の大きさだと、片足だけで十分に2つのペダルを操作できます。)

 

ようやく自分の教会のスウェルペダルで操作ができるようになりましたが、

先生の教会の隙間に足をフィットさせることが難しかったです。

だから時々、両足で2つのペダルを操作しました。

 

 

わたしが何度も下(ペダルの方)を見ながら弾くので、先生が

 

 

先生:「下を見ずに弾きなさい。」

 

 

と、言われました。

そして、

 

 

先生:「片足だけで踏みこみなさい。両足を使ってスウェルペダルを操作しない。」

 

 

と、言われました。

 

 

でも、先生に言われたとおりにスウェルペダルを操作できません(´;ω;`)

 

 

足が溺れそうになっていると、手鍵盤でもこのような注意をうけました。

 

 

わたしが楽譜にかかれているフレーズにそって弾いていると、

 

 

先生:「かろやん、ちっとも歌えていませんよ。確かにこのフレーズには息継ぎがありますね。

 

でもね、よく考えてみなさい。

Vierneは目が見えなかったんです。

彼は点字の機械を使いながら楽譜を起こしました。

点字にはフレーズを書く機能はありません。

目が見えないVierneが、このフレーズを記したとは思えません。

きっと彼の周りにいた人が書き足したものでしょう。

 

 

Vierneがどのように弾いていたのか、どのように歌おうとしていのか。

どのように弾くと歌になるのか。

そこも考えながらフレーズをつくっていきなさい。

自分が歌いながら弾いていると、この書かれているフレーズに違和感を感じるでしょう?」

 

と、言われました。

 

 

別の箇所ではこのような注意もありました。

 

 

先生:「ピアノでクレッシェンドやフォルテを表現するときは、鍵盤を押す力をコントロールして強い音をつくりますね。でもオルガンはちがうね。オルガンはピアノと同じようにクレッシェンドやフォルテを表現できません。じゃあ、どうやってフォルテを表現するかというと、ふさわしい『間』や『リタルダンド』をつくるといいんです。聴いている人たちが、『どんな音が待っているんだろう?』と期待させるような『間』や『リタルダンド』をつくるんです。」

 

 

と、先生がお手本を弾いてくれました。

先生のクレッシェンドには「この先に何があるんだろう?」というワクワクがつまっていました。

 

 

オルガンでこんな表現ができるなんて本当にすごいです。

 

 

先生はわたしの譜読みミスもきちんと指摘してくれました。

 

先生:「よく見なさい。これはなんの音?『ミ』でしょう?」

 

 

ひえ~💦 この曲を数か月弾き続けているというのに、未だ音を間違って弾いていました(_ _;)

 

 

先生:「こここは、左足でペダルをとりながら右足&スウェルペダルでディミヌエンドをつくっていきなさい。」

 

 

 

この楽譜では、ペダルに休符が始まったところからディミヌエンドが書かれています。だけど先生は、その1小節前からディミヌエンドをスタートさせなさい、と言われました。

 

クレッシェンド、ディミヌエンドは、このように先生の考えで指示が出されます。

 

 

そしてエンディングに入ったとき、こんな注意をされました。

 

 

先生:「ここからは曲の終わりに向かってリタルダンドをかけます。3拍目と1拍目はタイでつながれていますね。持続した音だけど、それぞれの3連符の1拍目にアクセントをつけなさい。」

 

 

先生がお手本を見せてくれました。

先生のタイの中には、確かに1拍目を感じさせるアクセントがありました。

 

 

先生:「心の中で歌いなさい。そうすると2拍目の音がアクセントを感じさせるような音を奏でます。2拍目をリラックスさせるんです。」

 

 

と、言われました。

 

 

たくさんの注意をもらって、先生の前で練習を繰り返しました。

でも、スウェルペダルを使いながら、先生の指示通りのクレッシェンド、ディミヌエンドがなかなかできませんでした。

 

 

先生の足とわたしの足の大きさがちがいます。

だから片足だけで2つのペダルを同時に踏み込んだり上げたりするのは、わたしにはとっても難しいです(´;ω;`)

 

 

先生にこのことを言おうかと思いましたが、わたしのような体格の女性オルガニストもたくさん活躍しています。

その人たちは、片足だけで美しいクレッシェンドやディミヌエンドを作っていきます。だからわたしの訴えはただの言い訳になります。

それに、先生の先生は女性でした。

だからこのことはよく理解なさっているはずです。

 

 

先生が何度もお手本を弾いてくれました。すると、

 

 

先生:「手鍵盤ではなく、僕の足の動きを見なさい。」と言われました。

 

 

先生の両足はペダルを弾いたり、スウェルペダルで表現をしたり、と忙しく動いていました。

 

 

わたしも今回のレッスンのために、スウェルペダルを使いながら練習をしました。

何度も何度も練習をして、以前よりも上達したと思います。

 

 

それでも先生の言われるようにできないです。

どんなに頑張っても、先生のような表現ができないです。

レッスン中にくじけてしまいました。

 

 

四苦八苦しながらスウェルペダルを操作しながら弾いていると、先生が弾くのを止めなさい、と言いました。

 

 

そして、

 

 

先生:「かろやん、スウェルペダルはあなたの敵じゃないよ。あなたを助けてくれるものであり友だちです。」

 

 

と、先生が笑顔で穏やかに言われました。

 

 

わたし:「敵???友だち??(゚A゚;)」

 

 

先生:「そうです。あなたスウェルペダルが嫌いでしょう?あなたは今、スウェルペダルと戦っていますね。敵だと思っているでしょ?でもね、スウェルペダルはあなたの演奏をもっとよくしてくれるものなんです。あなたにとって親友になるものです。あなたから友だちにならないと(^^)」

 

 

わたし:「友だち・・・。」

 

 

先生:「次のレッスンもこの曲を僕に聞かせなさい。」

 

 

と、言われました。

 

 

今日こそ。

今日のレッスンでこの曲を卒業できるかと思いました。

でも、まだ終えることができないんだそうです(´;ω;`)

わたし、この曲集に1年の三分の一の時間も費やしています。

わたしも、華やかな音楽を弾けるようになってみたいです。

有名な音楽を勉強してみたいです。

この曲を弾けるようになっても、礼拝で弾けないし、眠たくなっちゃう音楽だから、

誰にも聞いてもらえないです(´;ω;`)

 

 

そんながっかりとした表情が顔に出ていたんだと思います。

先生がこう言われました。

 

 

先生:「あなたはもう少しのところにいます。もう少しでこの曲を仕上げることができます。あきらめずに頑張りなさい。」

 

 

と、言われました。

先生の言葉を聞いて、同じようなことをずーっと前に言われたことを思いだしました。

 

 

それはわたしが先生に習い始めたころのことです。

そのとき、Bach先生のコラール前奏曲を学んでいました。

 

 

このときも、何度も何度も「次回もこの曲を聞かせなさい。」と言われて、

半年も同じ曲がレッスンで続きました。無礼者のわたしは「あきてしまいました。」と、つい先生に言ってしまいました。

 

 

すると先生は真剣な顔で「あなたは今、もう少しのところにいるんです。ここであきらめたらいけないんです。登山で言うと、あなたは頂上が見えてきたところまで登っているんです。ここであきらめるのではなく、頂上を目指して登ってみなさい。頂上から見える景色を見てごらんなさい。それはとても美しいものなのですよ。」

 

 

と、言われたことを思い出しました。

この時先生は一つの曲をしっかりと仕上げる大切さを教えてくれました。

今も、同じ状況です。

わたしは今も投げ出そうとしています。

練習しても練習しても、大きな前進を感じられないからです。

 

 

でも先生は「もう少し」のところにいると、教えてくれました。

 

 

最後まで登りきれるかどうか分からないけど、

先生の言葉を信じて、あきらめずに練習をつづけますm(_ _)m

 

 

先生:「少し時間が残っているから、次の曲を弾いてみなさい。」

 

 

と、言われたので、同じ曲集に収められている別の課題曲を教えてもらいました。

 

 

先生が音を作ってくれたら弾き始めました。

でも、さっきの曲よりも早くに止められてしまいました。

 

 

先生:「あなた、数学をしなさい。」

 

 

わたし:「数学?(・・;)」

 

 

先生:「はじめの音は三連符、次の音は二連符。あなたの二連符は早いです。一拍の長さにおさまっていないです。」

 

と、先生がわたしのメチャクチャな弾き方を再現しました。

 

 

うわーーーーっ💦

子どもでもしないようなアホアホな間違いを堂々と先生の前でやらかしてしまいました(;´Д`)

 

 

先生:「この曲は『歌』です。ソプラノを歌っていくと、どこで大きなブレスをとればいいか分かりますね。アルトの声部もレガートに弾きなさい。ブレスのときは、アルトもやさしく指を離しなさい。あなたは外声だけ聞いて、内声をおろそかにしています。

 

スウェルペダルを右足で操作できるよう、クレッシェンドのところは左足だけでペダルを弾きなさい。」

 

スウェルペダル、本当に難しいです。

でも先生たち、プロの演奏家が見ている景色をわたしも眺めてみたいです。

スウェルペダルを使いながら表現ができるようになりたいです。

 

 

先生:「あなたにとってスウェルペダルは難しいものですね。でも、スウェルペダルを使いながら演奏ができるようにならなければいけません。オルガンを表現するために必要なものです。

 

あなたが小さいとき、自転車に乗る練習をしたでしょう?そのとき、何度も転んで泣きながら練習したでしょう? スウェルペダルも同じです。何度も何度も練習するんです。」

 

 

先生:「Vierne の音楽を学びながら、スウェルペダルの操作も身につけていきなさい。」

 

 

と、言われました。

スウェルペダルなしでは、オルガンを表現できないと言われました。

 

 

わたしも練習を続ければ、先生のようになれるのかな・・・。

想像ができません(_ _;)

 

 

もちろんこの曲も続けて練習です。

 

 

レッスンが終わるとき、

 

 

わたし:「Vierne のいちばん有名な音楽ってなんですか?それを聴いてみたいです。」

 

 

と、先生にVierne のいちばん有名な曲は何ですか?と、聞いてみました。

先生がいちばん有名だと思う曲ってなんだろう・・・。

わくわく(*´ω`*)

 

 

先生:「そうだね、Pièces de Fantaisie がいいね。ちょっと待っていなさい。」

 

 

と、先生がバルコニーの奥に行って、1冊の楽譜を持って帰ってきました。

 

 

先生:「この曲集に『Impromptu』という曲があります。今、やっている曲が終わったら、この曲を勉強しましょう。今、やっている曲よりも動きがあるから楽しめるはずです。」

 

 

と、楽譜を広げてその曲を見せてくれました。

 

 

あれ???💦(゚A゚;)

わたしの英語が伝わらなかったのかな?💦

わたしは「いちばん有名な曲」って言ったんだけどな💦

 

 

て、いうか、今、練習している曲が終わっても、またVierneの不思議な音楽が続くのか~💦

 

 

しかも絶対に有名じゃないと思います。

Vierneヲタクの人じゃないと知らないような曲ばかりが続いていきます(_ _;)

 

 

先生は演奏家としても山頂までたどりついた方だから、穏やか&静寂の中に見える美しさが味わえる音楽が好きなのかな・・・。

 

 

きっとマイケル先生だからこそ学べる音楽なんだと思います。

先生の「きれいなもの」をわたしにも分かち合ってくださっている。

こんなにありがたいことはありません。

一人で勉強していたら、絶対に出会えなかった曲たちです。

 

 

今日の先生の言葉もあたたかかったな。

 

 

「スウェルペダルと友だちになりなさい。」

 

 

友達になれるように、自分から話しかけて(練習)いかなくちゃ、ですね!(#^.^#)

 

 

とっても読みにくい&疲れさす日記にもかかわらず、最後まで読んでくださって

本当にありがとうございますm(_ _)m