前回の続きです。

 

 

1回目のレッスンが終わったら、先生の車に乗って出かけました。

 

 

まず先生が連れて行ってくれたところは、先生がメンバーとなっている教会です。

 

 

この教会には学校もあります。

小学校から高校までを運営している小さな学校です。

 

 

 

先生:「この5日間、ここであなたは練習をします。荷物は車の中に置いたまま、ついてきなさい。」

 

 

と、車から降りて、先生の後ろをついていきました。

 

 

先生と教会の中に入りました。

 

 

そして礼拝堂に行きました。

 

 

 

礼拝堂の前方にはパイプが並んでいます!

すごい~!かっこいい~!!

 

 

先生:「このオルガンはハイブリッド・オルガンです。半分は本物、半分は電子の音。でも、このオルガンの音が最近良くないから、僕はあまりこのオルガンで弾きたくないです。」

 

 

演奏台は、礼拝堂の後ろにありました。

 

 

先生が弾いて音を聞かせてくれましたが、私には音の悪さが分からなかったです💦

私には十分すぎる楽器です。

 

 

そして先生が鍵を渡してくれました。

 

 

先生:「この鍵を5日間、ずっと持っていなさい。とりあえず、毎日のお昼まではあなたが練習できるように教会に伝えています。でも、ほとんどだれも弾きにこないと思うから、誰もいなかったらいつでも、いつまでも練習していいよ。」

 

 

と、私にこの教会の鍵を預けてくださいました。

この教会にはオルガニストが5人もいるそうです。

大きな教会だけど、専属のオルガニストを雇用せず、

信者さんが当番制で奏楽をされているようです。

私たちの教会と一緒です。

 

 

私:「ありがとうございます。あの、牧師先生にも挨拶をしたいのですが・・・。」

 

 

先生:「牧師?いないよ。今日は月曜日だから、牧師は休み。」

 

 

とのことでした。

月曜日が定休の牧師先生もいらっしゃるんですね。

 

 

先生:「はい、じゃあ次はレンタカー屋に行くよ。」

 

 

と、また先生の車に乗って、牧師先生が予約をしてくれたレンタカー屋に連れて行ってくれました。牧師先生が事前にベンジャミン先生にレンタカー屋の場所を伝えてくれていたようです。

 

 

レンタカー屋に到着しました。

 

 

先生:「僕も一緒に行こうか?」

 

私:「ありがとうございます。でも私一人でもたぶん大丈夫です!」

 

先生:「そう、わかりました。じゃあ、車を借りたらさっきの教会で練習をして、夕方、また僕の家に来なさいね。」

 

 

と、先生は本来の仕事に戻って行かれました。

 

 

レンタカー屋に入ったら、担当の人に私の名前を伝えました。

すると、私に車を貸す予約が取れていることが確認されました。

 

 

でも、

 

 

レンタカー屋の人:「この予約を取って、料金を支払ったクレジットカードと、そのカードの持ち主の運転免許証が必要。見せて。」

 

 

と、言われました。

レンタカーの予約をしたり、料金を払う段取りをしてくれたのは牧師先生です。

 

 

私:「私は支払っていないんです。その人は他州にいるから、ここでクレジットカードとかは見せられないです。」

 

レンタカー屋の人:「じゃあ、車を貸せない。」

 

 

と、言われました。

えーーー💦

事前に決済が終わっているのに、なんで車を貸してくれないのよーーー💦

 

 

そういえば、出発する前に牧師先生がこんなことを言っておられました。

 

 

「何かあったら、困ったことがあったら、いつでもテキストメッセージを送ってきなさい。」

 

 

と、いうことで、牧師先生にレンタカー屋で言われたことをテキストメッセージで伝えました。

 

 

するとすぐに牧師先生から電話がかかってきました。

 

 

牧師先生:「レンタカー屋の人と話しをさせてくれる?」

 

 

と、いうことでレンタカー屋の人に電話を渡して、2人で話をしてくれました。

 

 

その後、牧師先生のクレジットカードの写真と運転免許証の写真が、私のEmailで送られてきました。

 

 

ええ~💦@@

牧師先生のカードでレンタカー代を支払ってくれたの???

まさか自分のお金じゃないよね?!

後で教会に請求しているよね?!

 

 

送られてきた写真をレンタカー屋の人に見せると、「これでOK。」と、すぐにレンタカーの鍵を渡してくれました。

 

 

この5日間で私が乗り回す車はこちらです。

 

 

なんか私には不相応な車だけど💦、教会が用意してくれた貴重な車です。

感謝して、そしてジャンジャン、この町をドライブしたいと思います(^^)/

 

 

レンタカーを無事に借りられたことを牧師先生に連絡。

時計を見ると、お昼ごはんの時間になっていました。

 

 

そこで、事前に調べていたとあるスーパーマーケットに行きました。

知らない車、そして道の運転はビクビクでしたが、いつも異常の安全運転で町を走りました。

 

 

ここがお目当てのスーパーマーケット。

アメリカの主要都市(日本人が多い町)に出店している

日系スーパーマーケットです。

 

 

これを言えば、この町の名前がわかってしまいますが💦

数年前にトヨタ自動車の北米本社が、カルフォルニア州から移ってきた町です。

と、いうことで、日本人が多く住むようになり、このようなスーパーマーケットもできたそうです。

 

 

お店に入ると、日本のものがたくさん売られていました。

BGMも日本のポップ音楽です。

中でもこれに心を捉えられました。

 

 

日本から輸入された和牛ステーキ。

1枚、約133ドル。

*450グラム=150ドルで売られています。

 

 

こんなの誰が買うの~???@@💦

でも、おいしそう・・・。

口の中でぜったいにとろけるお肉です(*´ω`*)

 

 

お店の中をウロウロしていたら、たこ焼きに出会いました。

きっと冷凍のたこ焼きだと思いますが、私には大ごちそうです!

これで約6ドル。

今日のお昼はこのたこ焼きをいただきましょう。

 

 

おいしかったです・・・。

ベンジャミン先生は私にとって最高の場所に住んでおられます。

これも神さまの導きなのでしょうか(´;ω;`)

 

 

たこ焼きを食べながら、私はとある方にテキストメッセージを送っていました。

その方は、私の5日間、ホームスティさせてくださる方です。

お名前はブレンダさんです。

 

 

ホームスティ先を見つけてくださったのは、練習教会の牧師先生です。

どのように牧師先生が頼んでくださったのかはわかりませんが、ブレンダさんが私に一つの部屋と、自由に使えるトイレ&お風呂を用意してくださるそうです。

 

 

出発前にブレンダさんに、ご挨拶のメールを送りました。

そのお返事はなかったのですが、牧師先生からブレンダさんの電話番号と住所を教えてもらいました。

 

 

「ブレンダさん、かろやんです。

1回目のレッスンが終わって、レンタカーを無事に借りることができました。

2回目のレッスンは18時に終わります。その後、ブレンダさんの家に行きます。

よろしくお願いします。」

 

 

と、メッセージを送りました。

人生初のホームスティ。

知らない人の家にお世話になります。

アメリカ生活の経験があるとはいえ、無礼をしないかどうか心配です・・・。

 

 

するとブレンダさんから返事がありました。

 

「メッセージをありがとう。レッスンが終わったら私の家に来てください。一緒に夕飯を食べましょう。」

 

 

と、ありました。

夕飯を用意してくださるそうです。

ありがたいなあ・・・。

きっと優しい人なんだろうな・・・。

 

 

と、教会で練習をして、先生の家に行きました。

 

 

先生の家をピンポーンとすると、先生が「こんにちは。」と出てきてくれました。

 

 

先生:「レンタカー屋で大丈夫だったの?」

 

私:「手続きで大変でしたが、牧師先生が電話越しから助けてくれました。」

 

先生:「そっか、でも車を借りられてよかった。借りた車はどう?気に入った?」

 

私:「私にはちょっと大きくて、立派な車だけど、乗り心地は最高です(^^)」

 

先生:「よかったね!」

 

と、レンタカーの報告をしたら2回目のレッスンが始まりました。

 

 

先生:「あなたの好きな賛美歌を広げなさい。」

 

 

と、言われたので、この賛美歌を選びました。

 

 

 

この歌を直接ベンジャミン先生から教わりたい、という願いも持っていました。

なぜなら、ベンジャミン先生の演奏動画の中で、この歌の即興演奏がいちばん好きだからです。その演奏を何年も、何回も聞いています。

 

 

先生:「この歌はマーティン・シャーリングが書いた歌で、ヨハネ受難曲でも歌われているね。僕も好き。」

 


先生と私は同じ教団に属しているし、ルター派の音楽家でもあるから、賛美歌を見ただけで、作詞家、作曲家、いつ歌う歌なのか、、、と、たくさんの情報をくれます。きっと教派問わず、出会った賛美歌、1曲1曲の背景を研究されているんだと思います。

 

 

先生:「賛美歌を弾く前に。オルガンのパイプは大きく4種類に分けられます。何と、何と、何と、何でしょう?」

 

 

このことはマイケル先生からしっかりと学びました。

だから自信を持って答えました(^^)/

 

 

私:「まず、プリンチパルです!」

 

先生:「はい、いいね。次は?」

 

私:「フルートですっ。」

 

先生:「そうそう、いいよ。次は?」

 

私:「ストリングス。」

 

先生:「いいよ、いいよ。4つ目は?」

 

私:「リード管です!」

 

先生:「そうです。じゃあ、このオルガンのストップを4種類に分けてみなさい。」

 

と、言われて、先生のオルガンのストップを見ていきました。

 

 

その中に「Choral 4’」がペダルにありました。

 

 

私:「これは、フルートかな・・・。」

 

先生:「ちがいまーす。これはプリンチパル。よく音を聞いてみなさい。」

 

と、先生が Choral 4’ の音を聞かせてくれました。

確かによくよく聞いてみると芯のある音です。

 

 

 

先生:「じゃあ、『Gemshorn』は、何のパイプでしょう?」

 

私:「ホルン、と書いてあるから、フルート?かな・・・」

 

先生:「ちょっと違うね。これは、フルートとストリングスのハイブリッドです。でもストリングスとして覚えておきなさい。やわらかい音が特徴だから、伴奏のパートにふさわしいパイプです。」

 

 

と、それぞれのパイプの特徴やグループ分けを教えてくださいました。

 

 

パイプの解説が終わったら、開いた賛美歌を先生の前で弾きました。

 

 

弾き終わったら、

 

 

先生:「よく弾けましたよ!弾き始めの呼吸がきちんと出来ていたよ!だから最初の4和音がはっきりと聞こえて、歌いやすかったです。」

 

 

と、よかったところを見つけて褒めてくれました💦

 

 

先生:「じゃあ、今度は暗譜で弾いて。」

 

 

と、言いました。

 

 

私:「あんぷ?(゚A゚;)」

 

 

先生:「そう、暗譜。あなた、即興演奏を勉強しにきたんでしょう?即興ができるようになりたいんでしょう?

 

即興をするには、テーマとなる賛美歌をまず暗譜しないと話になりません。

 

はい、楽譜を閉じて弾きなさい。」

 

 

と、言われて、暗譜にチャレンジしました。

 

 

この歌は大好きなので、何回も弾いていました。

だから、前半はヨタヨタながらも暗譜で弾けました。

でも後半からは出来ませんでした。

4声の暗譜って、なかなか難しいです💦

 

 

先生:「じゃあ、ソプラノのメロディだけ弾いてみなさい。」

 

 

と、言われました。

メロディだけなら暗譜で弾けました。

 

 

先生:「じゃあ次は4声で。」

 

 

と、言われましたが、やっぱり後半から手が止まってしまいます。

 

 

すると先生が「はい、Gマイナー。つぎはCマイナー、そこはD でしょ?」

 

 

と、先生は楽譜を見ずに、次に進む和音の種類(コード)を教えてくれました。

 

 

す、すごい(゚A゚;)。

先生の頭の中には、この長い歌の楽譜がバッチリ入っている💦

 

 

先生の指示通りに最後まで弾いたら、今度は自分の力で暗譜です。

何回か頑張ると、この歌を暗譜で弾き通すことができました。

 

 

先生:「大変だった?でもね、これができないと即興演奏はできないの。なぜなら和音の進行が基本となるから。暗譜というのはメロディをおぼえることではありません。和声進行を覚え、身につけること。それを発展させていくことも即興演奏の大事な要素の一つ。あなた、今まで賛美歌をこんなふうに練習したことはないでしょ。」

 

 

私:「はい、ありません(_ _;)」

 

 

先生:「今日から賛美歌を練習するときは暗譜をしなさい。」

 

 

そして、次に先生に言われたことは、

 

 

先生:「今度は、左手でアルトとテナーのパートを弾く、ペダルはバス。右手はソプラノ。これで弾きなさい。」

 

 

と、暗譜でこれもしろ、と言います。

途中でわからなくなって楽譜を見ようとしたら、

 

 

先生:「ダメ!!見たらダメッ!!」

 

 

と楽譜を開いたらいかんッ!と言われました💦

ヒーーーーーーーー!!!(;´Д`)

 

 

どのように弾いたらいいのか分からなくなったら、先生が暖炉の前の椅子から音を教えてくれます。何度も弾いていくと、先生の助け無しで最後までスラスラ弾けるようになりました。

 

 

先生:「はい、よくできました。じゃあ、今度はソプラノのメロディにオーナメント(装飾音)を付けて弾いてみなさい。」

 

 

先生が少しお手本で弾いてくれました。

 

 

先生:「パッシングトーンをを使ったり、跳躍を使ったりしながら弾いてごらん。」

 

パッシングトーンとは、下のようなものです。ソプラノの「ミ」と「ド」の間の「レ」。これがパッシングトーンです。日本語だと経過音だったかな?

 

Nonharmonic Tones

 

 

先生のお手本を受けて、私もはりきってメロディをオシャレに弾いていきました。

でも、

 

 

先生:「ゴタゴタしすぎ。もっとシンプルにしなさい。何かつければいいってもんじゃないの。バランスが必要だし、もともとのメロディがなんだったのか、分からなくさせたらダメ。」と、言われました💦

 

 

先生の言う「シンプル」に近づけながらメロディに装飾をつけました。

 

 

先生:「まあまあいいでしょう。じゃあ、これは何調の歌?」

 

 

私:「変ロ長調です。」

 

 

先生:「そうですね。じゃあ、そこから3度下がったら何長調?」

 

 

私:「ト長調です。」

 

 

先生:「じゃあ、今度はト長調で弾きなさい。暗譜で。」

 

 

と、言われました。

 

 

今度は移調して全部弾きなさい、と言われました。

で、できるかなあ???(;´Д`)

 

 

と、いうことでチャレンジをしました。

似たようなハーモニーのところは、同じハーモニーで弾いていきました。

でも、

 

先生:「ごまかしはダメ。もともと作られた和声通りに弾きなさい。」

 

 

と、言われました。

簡単なことに思われるかもしれません。

でも私にはすんごく難しかったです。

 

 

先生:「難しいでしょう?じゃあ、なぜ難しいのでしょう?それは、あなたが暗譜をしていないから。暗譜をしていないから、曲の構成が理解できていないんです。それができていれば、どの調に移行しても暗譜で弾けるはずです。

 

 

今日の宿題をあげます。

この賛美歌を暗譜でト長調で弾くこと。

 

 

今からブレンダの家に行くんでしょ?

彼女の家でご飯を食べたら、教会に行って練習をしなさい。」

 

 

と、言われました。

ええ~!!(゚A゚;)

時計を見ると夕方の6時です。

ブレンダさんのお家でご飯を食べたり、何かをしていたら、早くても8時に一息つけると思います。

それに今日は昨夜のフライトの疲れがまだ残っていて、ちょっと眠たいです。

 

 

だけど夜も教会に行って練習するのかあ💦

 

 

先生は、夜も練習するのは当たり前でしょ。

何かおかしいことを言った?と言う顔をしていました。

 

 

そうだよな💦

私はこの5日間で即興演奏の仕方を学びたいんです。

だから先生から言われたことは絶対に「はい」で動かないと、身に付けられません。

 

 

先生に今日のレッスンのお礼と挨拶をして、ブレンダさんの家に向かいました。

 

 

ブレンダさんの家は先生の家から車で15分のところにありました。

 

 

 

 

ブレンダさんの家の前には、このような表札がありました。

ブレンダさんの名字は「ハリソン」さんなので、この家だとすぐにわかりました!

 

 

この住宅街は、車を路上駐車するようです。

車を停めたら、ブレンダさんの家をピンポーンしました。

すると、1匹のワンちゃんとブレンダさんが出てきてくれました。

 

 

私:「ブレンダさんですか?わたし、かろやんです。ベンジャミン先生と勉強をするために来たかろやんです。」

 

 

ブレンダさん:「はいはい、どうぞ、どうぞ!」

 

 

と、私を家に迎え入れてくれました。

 

 

荷物と一緒に家に入ると、私のために用意してくれたお部屋に案内してくれました。

 

 

ブレンダさん:「ここは、娘家族が来たときに使わせている部屋なの。孫のおもちゃがいっぱいでしょう?」

 

 

わ~!!!

大きなベッド。

かわいいぬいぐるみ。

鏡もある。

なんてラブリーなお部屋でしょう❤

 

 

そしてお部屋の側には、お風呂とトイレがありました。

ここも私が1人で自由に使ってよいそうです。

 

 

荷物をお部屋に置いたら、ブレンダさんとキッチンに行きました。

ブレンダさんは今日の夕食を用意してくださいました。

 

 

バーベキューグリルで焼いた、ポークのソテー。ズッキーニとアスバラガスの炒めもの。そして、じゃがいもの丸焼き。

 

 

どれもアルミホイルで包まれていて、熱々でおいしかったです!

 

 

食事の前のお祈りは、ルーテル教会のみなさんがいつも唱える「食事の祈り」でした。でも私はそれを覚えていないから、途中、ゴチョゴチョとごまかしてしまいました💦 明日、牧師先生にテキストメッセージで聞かなくちゃ💦(たぶん、これを毎日唱えると思う)

 

 

ご飯を食べながらブレンダさんとお話をしました。

 

 

ブレンダさん:「あなた、何人?」

 

私:「日本人です。」

 

それ、いちばん気になってただろうな(;^ω^)

 

ブレンダさんからは、アメリカに何年住んでいるの?なんでアメリカに来たの?家族は?などなど、いろいろと聞かれました。

あと、なんでわざわざ遠いところから、ベンジャミンに習いに来たの?と不思議がられました。

 

 

ベンジャミン先生は、ブレンダさんの教会でも人気者だそうです。

演奏が上手だけではなく、信頼できる人、とも言われました。

 

 

私からもブレンダさんに質問をしました。

アメリカは家族構成がとてもややこしいです。

だから、家族について気軽に聞けないので、ブレンダさんのお話から、家族について見えてきました。

 

 

お子さんは3人の娘さん。

それぞれに独立をしていて、孫もいる。

遠い州に住んでいる娘さんもいるけど、近くの町に住んでいる娘さんもいる。

今は、近所の人から譲り受けた(押し付けられた?(;^ω^))ワンちゃん「Tito」と一緒に2人で暮らしている。

高級スーパーマーケットで働いていて、早朝に出勤することが多い。

教会では、日曜学校の事務をしている。

 

 

と、ブレンダさんの生活についてお話をしてくれました。

 

そして、ブレンダさんからブレンダ家の鍵を受け取りました。

 

 

ブレンダさん:「この鍵を5日間、持っていなさい。私がいなくても、自由に家に出入りできるから。あと、冷蔵庫の中のものは自由に飲んだり、食べたりしていいから。」

 

と、言ってくださいました。

 

 

ご飯を食べたら、

 

 

私:「先生が夜も教会で練習しなさい、と言われました。だから今から教会に行ってきます。」

 

 

ブレンダさん:「あらまあ、そうなのね。先生がそう言うなら練習しなくちゃね。あなたが帰って来た頃には、私はもう寝ていると思うから。自由にシャワーを浴びたり、好きにしてね。」

 

 

と、いうことで、ブレンダさんに「おやすみなさい」の挨拶をして、教会に行きました。

 

 

真っ暗な教会。

誰もいない教会。

でも、楽器練習するには最高の状況です。

 

 

と、いうことで宿題の賛美歌を練習しました。

移調してさらに暗譜。

なかなかできないです(´;ω;`)

なんで、こんな難しい賛美歌を選んでしまったんだろう💦

 

 

頑張れるところまで頑張って、22時30分ごろ教会を出ました。

家に変えると、ブレンダさんは寝ていらっしゃいました。

静かに自分の部屋に入って、シャワーを浴びさせてもらって、

大きなベッドにもぐりこみました。

こんな立派なベッドを用意してくれて。

とってもありがたいです。

緊張が一気に解けて、そのまま、グーーーっと寝てしまいました。

 

 

その4に続く。