9月です!

こちらではハロウインを迎える季節となりました。

 

 

毎年、この頃の季節になるとでっかいオレンジのかぼちゃを買ってきて、玄関に置いておきます(^^ゞ 近所では我が家が一番にかぼちゃを飾りましたよ!(ただ置いているだけ(;^ω^))

 

 

今日は3週間前の日記を書きますあせる

 

 

1年前のこの頃、私たちの教会では新しいオルガン(パイプじゃなくてデジタル)を購入しました。

 

 

去年の宗教改革記念の音楽礼拝に間に合うように購入したので、私はこのオルガンに

『Martin・500』と、名付けました。

 

トッツァンのムチャクチャ&強引な進め方で、マルティン・500が私たちの教会にやって来ましたが、もう1年になるんですね(^o^)

 

 

日本円だと、スピーカーも入れると約600万円?ぐらいの買い物となりましたが(オルガン貯金は200万ほどだったので、トッツァンのムチャクチャぶりがよく分かっていただけると思います)、牧師のグレッグ先生の情熱とみなさんの志も重なって、なんとか全額の支払いが完了したそうです。

 

 

そこで、そのお祝いとマルティン・500をきちんと教会に迎えるにあたって、「Organ Dedication Service(オルガン奉献礼拝)」をすることになりました。

 

 

その1ヶ月前に牧師のグレッグ先生からオルガニストのトッツァン(?)、シンディさん、そして私にこんなメールが届きました。

 

 

「オルガニストのみなさんへ

 

この度、オルガンとスピーカーの設置と支払いが全て終わったので、その記念に奉献礼拝を行いたいと思います。8月の第4週の日曜の礼拝後に短くその時を持ちたいと考えています。

 

そこで、あなたたちに1曲ずつオルガンで演奏をしてもらいたいと思います。その準備をしておいてください。」

 

 

とのことでした。

みんなで話し合って、協力し合って購入したオルガンです。

だからその記念礼拝を持つことは当然ですね!

 

 

そんな礼拝での演奏って、一体、どんな曲を弾いたらいいんだろう・・・。

やっぱりお祝いにふさわしい明るい曲がいいんだろうな。

でも、私たちの教会にやってきたんだから、牧師のグレッグ先生が尊敬しているマルティン・ルターの賛美歌をもとに作られたオルガン曲がいいかな?

 

 

と、なると、ドイツの作曲家が作ったオルガン曲?

 

そして、私が今までに習った曲で、となると、かなり絞られてきます。っていうか、数曲しかないです(;^ω^)

 

 

あ、そうだ!

メンデルスゾーンの「オルガン・ソナタの3番」なんてどうだろう?!( °∀° )

 

 

この曲はマルティン・ルターのカテキズム(教理問答集)賛美歌の『From Depths of Woe, I Cry to Thee』(深い悲しみの底から神に叫び求めます)を、もとに作られた曲です。

 

 

初めと終わりは華やかだし、ファンファーレのパートもあります。

それにこのマルティン・500の機能を十分に生かした音で弾いていく曲だと思いました。

 

 

でも、ちょっと長いです。

約8分あります・・・。

短くこの礼拝を持ちたい、と言われていたので、今回の礼拝にはふさわしくないかな?と思いました。 でも、今の私がなんとか弾けるもので、マルティン・ルターの賛美歌が土台となった曲はあまりありません・・・。

 

 

あ、今、習っているBach先生の「 Christ unser Herr zum Jordan kam BWV 684」も、ルターの賛美歌のアレンジ曲だ!しかもこの曲もカテキズム賛美歌です。

 

 

じゃあ、メンデルスゾーンかBach先生のこの2つのうちのどれかだな。

でもBach先生のこの曲はお祝いっぽくないです。

でも演奏時間は4分ぐらいだから、サイズ的にはちょうどよい曲です。

 

 

どっちがいいんだろう???(´・ω・`)

 

 

そうだ! こうなったら牧師のグレッグ先生に決めてもらおう!

 

 

と、いうことで牧師のグレッグ先生に曲名とYoutubeで聞いてもらえるようリンクもつけてメールで聞いてみました。

 

 

数日後、お返事が届きました。

 

 

「かろやんへ

 

どちらも素晴らしい曲ですね!でも、できるならメンデルスゾーンの曲を聞いてみたいです。楽しみにしています!」

 

 

とのことだったので、メンデルスゾーンを弾くことに決めました。

 

 

次の悩みは音作りです。

これはさすがに私一人で0(ゼロ)から作り上げることはできません・・・。

ケネスさんに教会に来てもらって、作ってもらおうと思いましたが、ケネスさんは仕事や家のことで忙しそうです。

 

 

どうしようかな・・・。

 

 

あ、そうだ。

去年の宗教改革記念の音楽礼拝の後奏で弾いたメンデルスゾーンのオルガンソナタの6番。

あの時の音をまだオルガンに記憶させています。

前のオルガンの先生、グレッグ先生が作ってくださったものです。

 

 

曲は違うけど、メンデルスゾーンの音です。

それをうまく利用して今回の3番にも使えないかな?と、Youtubeの音を聞きながら、自分でアレンジしていきました。

 

 

グレッグ先生が作ってくれた音を土台にして、少し音を足したり、減らしたりしてみました。

プロの人が聞いたら、「なんだ、これ?」と、トンチンカンな音になったけどあせる、まあ、この曲に詳しい人は、まず私たちの教会にはいないでしょうし(^^ゞ、それらしい雰囲気になったからいっか!(*´σー`)

 

 

そして、ケネスさんの教会でこの曲を弾かせてもらいました。

いっぱい間違えてハチャメチャになったけどあせる、緊張したらどこでミスをしてしまうか?がよく分かりました。

 

 

それを踏まえて、また練習を繰り返していきました。

マルティン・500の購入を決断してくださった牧師のグレッグ先生。

そして、オルガンを用いながら賛美歌を歌い、礼拝を捧げたい、というみなさんの気持ちと理解と大きなサポート。

 

 

それらがあって、私たちはこんな立派なオルガンで奏楽をすることができます。

 

 

私たちが今回演奏する目的は、マルティン・500のお披露目です。

 

・マルティン・500にはこんなにたくさんの音色があるんですよ。

・びっくりするようなハイテクな機能が備わっているんですよ。

・本物の巨大オルガンに負けないぐらいの奏楽ができる力を持っているんですよ。

・そして、ありがとうの感謝の気持ち。

 

これらをみなさんに伝えることが一番の目的だと思いました。

 

 

止まらないよう、間違えないよう、一生懸命に弾かなくちゃ!と練習を続けていきました。

 

 

そして、その礼拝の日がやって来ました。

 

 

 

素敵な表紙のプログラムを牧師のグレッグ先生が作ってくださいました。

 

 

礼拝はこのような流れで進めていきました。

 

 

 

感謝の祈りを捧げたあと、トッツァン、シンディさん、そして私、の順番で1曲ずつ弾いていきました。

 

 

 

トッツァンは賛美歌の「我が身の望みは」を、もとにアレンジされた曲を弾いていきました。

可愛らしくて華やかで。お祝いにピッタリの曲だなって思いました。

トップバッターだったので、トッツァンも緊張していたようです。

でも、弾く前に牧師のグレッグ先生と私を捕まえて、「俺は今日のために4時間、毎日練習してきたんだぞっ」と、心してオレの演奏を聞けよ!と、言わんばかりに言いました汗

 

その言葉とおり、ハラハラさせつつも、情熱あふれる演奏を聞かせてくださいました(;^ω^)

でも、レジストレーション(音作り)は工夫が凝らされていて、色彩豊かな音楽だったと思います。

 

 

そして、シンディさんの演奏です。

シンディさんは、マルティン・500のもう一つの顔である、シンセサイザーの音色をふんだんに使った音楽を聞かせてくださいました。

 

弦楽器のアンサンブルのような音色で穏やかな曲を演奏されました。

聞いているみなさんもうっとりしていました(^-^)

 

タイトルの『Kedron』て、どういう意味ですか?と聞いてみましたが、「知らないわー。」とのことでした(^o^;) きっと、誰かの名前か地名なのかな?

 

 

そして、私の番です。

ケネスさんの教会でやらかしたミスはしないよう、気をつけなきゃ!と、ドキドキしながら弾いていきました。

 

でも緊張して予定していたテンポよりも速くなってしまいました><

ジェットコースターに乗っているような気分でアワアワしながら弾いていきましたDASH!

後半の足がガチャガチャ動き回るところも何がなんだか@@あせる分からなくなってしまいましたが、なんとか止まらずに最後まで弾き通すことができました。

 

 

今回はケネスさんが側にいないので、レジストレーションの切り替えも一人でやっていきました。マルティン・500には足元で音色を切り替えられるボタンがあるので、今回は足でポチポチとボタンを踏みながら音を変えていきました。(練習の中で、これが一番大変でした汗

 

 

私が弾き終わったあと、すぐに賛美歌斉唱に移りました。

 

 

 

前回の日記でもご紹介したこの歌です(^o^)

 

 

 

先月のレッスンでこの賛美歌も教わりました。

その時に先生が、「この歌は喜びであり、お祝いの歌でもあるから、豪華な音で弾いていくといいですよ。」と言われていました。力強さを出すために、リード管の音も先生は加えておられました。

 

 

それを思い出して、最後の5番は途中から力強い音へと変えていきました。

でもセッティングした音の切り替えが上手くいかなくて、途中、右手のメロディをすっ飛ばしてしまいました><

 

ぎゃーーーー!!!

この礼拝で一番の要であるこの歌でミスってしまうなんて~!!!><

みなさん、本当にごめんなさい!!!エーン(´Д⊂ヽ (泣きたいのは牧師先生とみんなです)

 

 

・・・。

とまあ、こんな感じで20分ちょっとのオルガン奉献礼拝が終わりました汗

 

 

牧師のグレッグ先生が最後にこうお話されました。

 

「ルターはこう言いました。『この世界で神の言葉の次に高貴で偉大な宝は音楽です。』

 

音楽も神さまから私たちに与えられた素晴らしい贈り物です。これからもオルガンと一緒に神様へ音楽の捧げ物をしていきましょう。」

 

 

グレッグ先生の温かい笑顔と名スピーチで気持ちよく礼拝を締めくくることができました

(;^ω^)

 

 

今、多くの教会は伝統を捨てて、今の時代や若い世代に合せた礼拝や教会組織を作っています。そうしないと、教会が生き残れないから。

 

 

でも、そんな中でも残しておくべきもの、次の世代へ伝えていくべきものもあると思います。教会の礼拝音楽もその一つじゃないかな?と思います。

 

 

何百年と続いている音楽を教会が継承の場として存在しているのも確かだと思います。そんな所で音楽に携われることはとっても光栄だし、恵まれているといつも思います。そのことに感謝しながら、これからもマルティン・500と賛美歌を弾いていきたいです(#^.^#)

 

 

ルター先生、素晴らしい歌をたくさん作ってくれてありがとう♪

これからは間違えないよう、もっと緊張感を持って弾いていきます(´ε`;)

 

 

 

<オマケ>

※ここから先は真っ黒になった私の独り言が続くので気をつけてください(_ _。) 不快にさせたらごめんなさいあせる

 

先月、この地区のAGO(オルガニスト協会)からこんなメールが届きました。

 

『〇〇地域のローカル新聞に3人のオルガニストの記事が掲載されました。みなさんも読んでください。』

 

こんなメッセージとその新聞記事が添付されていました。

 

どんな記事だろう?と、早速その記事を読んでいきました(.. )

 

 

その3人のオルガニストが特集されている新聞は、あの『おにぎり』の住んでいる町で発行されているものでした。そして、その3人のうち、なんとあの『おにぎり』も登場していましたっ。

 

 

一人目の人はベテランの男性オルガニスト。

二人目は80歳代の女性オルガニスト。

そして三人目はあのおにぎりでした。

 

この3人が集まって新聞記者のインタビューを受けたようです。

 

そのインタビューでおにぎりの紹介もされていましたが、おにぎりは一人目の男性オルガニストと二人目の女性オルガニストの「ポスターチャイルド」だと、ありました。ポスターチャイルドって、たぶん、マスコットキャラクターというか、なんだろう?まあ、可愛がられているってことだと思います。

 

 

そして、おにぎりはこのインタビューの中でびっくりするような発言ばかりしていました。

 

 

「僕は〇〇教会(前のオルガンの先生、グレッグ先生の教会)のオルガニストです。僕には音楽という才能を与えられました。この才能を神へ捧げたいと思いますね。

 

賛美歌は素晴らしく、またオルガンは賛美歌を奏でるのにふさわしい楽器だと思います。

ほら!どうですか?!こんな豪華な音がオルガンは出せるんですよ?!

(インタビューアーの前で、賛美歌の歌詞を読み出し、そしてジャーンと弾き始めたみたいです)

 

おそらく天国には巨大なオルガンがあるはずです。

僕はそのオルガン奏者になることが夢です。」

 

 

などなどの言葉が掲載されていました。

 

この記事を読んで、私は「は?」と思いました。

 

 

おにぎり。

あんたは、あの教会のオルガニストじゃないでしょ?

オルガニストはグレッグ先生だよ。

あんたは、「オルガニスト見習い」でしょう?

なにを勝手にオルガニストって名乗ってんの?

 

 

それに、自分で「音楽の才能を与えられた」って言ってるけどさ。

本当の才能っていうのはね、ジョン先生やマイケル先生やピアノの先生のような、人の心を掴む音楽を奏でられる力を持っていることを言うんだよ。

 

あんた、ペダルも使いこなしながら弾けないじゃん。

力任せにオルガンを弾いていたじゃん。

(もしかしたら、今はムッチャ上手になってるのかもしれないけど汗

 

なのに、なんで才能があるって言えるの?

天国のオルガニストになるって、どうして堂々と言えるの?

 

 

と、記事を読んだあと、私の心はイカスミよりも真っ黒になって、ドロドロになって、こんな情けない言葉が次から次へと出てきました。もうですね、妬みですっ。嫉妬三昧ですっ(`ヘ´#)

そして、涙も出てきました。

 

 

私はこんな子に負けてしまったんだ。

グレッグ先生は私よりもこんな子の方に価値を見出して、大切にしているんだ。

私ってそんなにダメな人間だったんだ。

そんなに価値のない生徒だったんだ。

 

 

と、またあの時のことを思い出してしまって、悲しくなって、あの時と同じ涙をまたボロボロ流してしまいました。

 

 

そんな中、ふと、マイケル先生の温かい笑顔を思い出しました。

そうだ、私にもちゃんと先生がいるんだ。

マイケル先生っていう、素晴らしい先生と巡り会えてるんだ。

マイケル先生が受け入れてくれかなかったら、私は悲しい気持ちを引きずったまま一人ぼっちになっていたと思います。本当にありがたい、ありがたいことです。

 

 

前を向いて進んでいるつもりだけど、まだまだ立ち直れていないんだな、って思いました。

でもいつか、いつの日か、おにぎりのことも応援できるような人間にならなくちゃいけませんね。

 

 

それはまだまだ先のことになりそうだけど、今の与えられている環境に感謝して私は私で、頑張っていきたいと思います!(*^_^*)