今週もオルガン教室に行ってきました。


先週はレッスン中に小学生のような態度(でも先生には見つからないように(^^ゞ)を取ってしまって反省しました。


でも、どうだろう?


今日も賛美歌50分、課題曲10分、てなるかな~💦


そう思うと、課題曲の練習も「なんだかな~」っていう気分になります。練習して行っても聞いてもらえないんなら、練習も適当でいっか。っていう思いが芽生えてきました。どうせ、聞いてもらえないんだし。

ダメッ、ダメッ~!!!
これって、だめですっ!!(°Д°;≡°Д°;)


練習しているときに、夫が側を通りかかったので、ちょろっと彼に話をしてみました。


すると、

夫:「かろやん、言わんといかんぞ。日本のような『察してくださいね。』は、この国では全く通用しないんだから。

ピザをオーダーするみたいに先生に言ったらいいじゃないか。」


私:「ピザ?(°д°;)」


夫:「かろやんは讃美歌も曲も教えてほしいんだろう?じゃあ、ピザを頼むみたいに、『ハーフ&ハーフ、プリーズ』って言えば先生に通じるぞ。かろやん、食べ物をややこしく頼むのは上手じゃないか。ちゃんと通じているじゃないか。だから、『讃美歌&曲、ハーフ&ハーフでお願いします!』でOKだ!」

と、言ってきました。


そっ、そうかな???(゜д゜;)


でも、讃美歌だけのレッスンは悲しいです(´Д⊂
よしっ! 今日も賛美歌だけで終わってしまいそうだったら、先生に勇気を出して言ってみましょう!(`ヘ´)


と、いうことで行ってきました


礼拝堂に行くと、先生がいました!!
先生、今日も片付けをされています。先生の家もよく片付いた家なのでしょうね^^


先生:「こんにちは!」

私:「先生、こんにちは!」

先生:「今週はどんな1週間でしたか?」

私:「はい、デパートが大きなセールだったのでとっても忙しかったです。」

そうなんです。今週はメモリアルホリデーという祝日に乗っかった大きなセールがあったので、クリスマス並みの忙しさでした。あまりの忙しさだったからか?急に停電にもなったりしましたっ。大きな倉庫内での停電は怖いですね 復旧まで1時間30分もかかりました!


先生:「そうですか、僕も仕事が忙しいんですよ。会議もたくさんあるし、明日は結婚式もあるし、日曜日は奏楽もあるし。僕も練習頑張らなくちゃいけないなあ~」


と、言われました。


今日もとりあえず讃美歌から教えてもらいました。
今日も2曲だけですっ


まずはこちら。



先生:「この曲、初めてだなあ。あなたの教会は僕にいろんな歌を教えてくれるねえ!」

一通り弾いていきました。
弾き終わったあと、先生からいくつかタッチについてアドバイスがあって、やっぱりいつものように先生がオルガンベンチに座って、イントロの即興を始めていきました。


でも、今回は「あーでもない、こーでもない。」


と、時間をかけて悩まれていました。良いフレーズが思いつかないようです。

先生:「これは難しいです。どのパートをモチーフとして発展させていけばいいのか、考えつかないなあ。だからあなたは最初をペダルポイントで弾いていって、最後を少し発展させていくイントロにしていきなさいね。


それとね、讃美歌には『セカンダリー・ドミナント』と、言われるコード進行がよく使われているの。ドイツの讃美歌にも多いようだね。」

と、『セカンダリー・ドミナント』について説明してくださいました。

ⅤからⅥへ進むときに、その間に半音の入れてやる、その半音をセカンダリー・ドミナントと言うんだそうです。

例: ハ長調の『ソ』→『ラ』に進むときに『ソ♯』をひくと、よりラの音が引き立つんだそうです。この時のソ♯がセカンダリー・ドミナントなんだそうです。


讃美歌からもたくさん学べますね(*^-^*)


2曲目はこちら。



この歌も先生は知らない、と言われます。
でも、「この歌は遊ぶ感じでアレンジをしていきなさい」、と、モルデントたっぷりの可愛らしい音楽へと変えていかれました。


その後、先生の昔話をしてくださいました。


先生:「僕はね、テキサスの○○大学というところで博士号の勉強をしたの。そこで即興演奏をたくさん勉強したんだよ^^ でもね、その大学にはたくさんの韓国人が留学しててね。なんでアジアの学生が教会音楽を勉強してるんだろう?、キリスト教というのは西洋の文化じゃないの?と、気になって聞いてみたら、たくさんの宣教師がアジアに渡ったんだね。そしてたくさんの教会を建てていった。


きっと日本もそうでしょう?


彼らはアメリカで教会音楽を勉強して、そして母国に帰って教会で働くんだ、と言ってたなあ。あ、そう言えばね、日本から教会音楽を勉強するグループもやってきたこともあったよ!


僕の先生がその時、彼らに即興演奏の公開授業をする予定だったんだけど、先生が学校に来れなくてね、代わりに僕がその授業をしたの。


僕の人生で初めての通訳もあったな~!通訳さんが僕の言葉を日本語にして説明をしてくれたよ^^ それでね、なぜかネクタイをもらったの!(先生、それは『お土産』というものですよ^^) でもね、『イタリア製』って書いてあってね、「どなたかイタリアへ行かれたんですか?」って聞いたら、だれもイタリアなんか行ってないっ、って言うじゃないの! 面白い思い出の一つです^^」


とのことです。

な~んだ、先生っ、私以外の日本人とも一緒に過ごされているではありませんかっ! いろんな経験を持たれているんですね^^ (だから英語が下手でも理解?してくれてるんだ💦)


そして、

先生:「じゃ、次は何弾くの?^^」

と、言われましたっ。

え?!今日の讃美歌はもう終わりですかっ?!(゚д゚;)
こんなに短くていいんですかっ?!(((゜д゜;)))


うへーーーーー!!!
この調子だと、今日はWidorもWaltherも聞いてもらえるんじゃないんですかっ??!


先生の気が変わらないうちに、次に行きましょう!!。(;°皿°)


先週、先生が私の讃美歌アレンジを出版社に勤めているお友達に送ってみましょう、だから、今まで作ったものを持ってきなさい、と言われました。

だから、とりあえず持っていきました。
作った曲から4,5曲ほど、わりとマシなものを選んで持っていきました。

私:「あの、先週、先生が今までのアレンジ譜を持ってきなさい、って言われたから持ってきました。」

先生:「あ、そうだったね!で、あなたはどうしたいの?^^」

私:「?どうしたい???」

先生:「そう、今日はそれをどうしたいの? 弾いていくの? それとも僕に渡したいの?」


と、「どうしたいの?」と、聞いてこられました。

え。
先生が出版社に送ってみましょう、と言われたから持ってきたんだけど、そうじゃないの???どうしたいか?って聞かれてちょっと戸惑ってしまいました。


先生:「出版社に送ってみる?」

私:「・・・はい。(;´ω`)」

先生:「じゃあ、今日あなたの手書き譜を預かってコピーを取るね。そしてそれを来週、出版社に送ってみます。でも向こうから連絡があるか、ないかは分からないよ? もし連絡があれば次のステップにいけるし、もし連絡がなければまだまだ頑張らなきゃいけないってことですよ^^」


と、言われました。
送って、出版者の人に目を通していただけるだけでとてもありがたいです。


でも、アメリカという国は「自分がどうしたいか?」なんですね。

先生からの指示を受け、そしてその通りに動く、も、大切だけど、自分がどうしたいのか?が大事なんですね。

でも、なかなか「私は○○したいです」という主張をするのが難しいです。

アルバイト先ではずいぶんと慣れてきました。
「嫌です。やりたくありません。」と、伝えることは全く悪いことではない、ということが最近体に染み込んできました。

でもまだ「先生」という人には言えないな~💦


即興もこれで終わり。

先生:「じゃ、次は何を弾く?」

と、サクサクと曲に進んでいきました!!
うへ~!!!!(゚Д゚;)

何々?!
先週の私の思いが怨念となって先生に届いたのでしょうか???
今日のレッスンはいつもとなんか違いますよ?!


じゃあ!とWidorの楽譜を急いで広げましたっ。
2週間前に注意されたことを今回は丁寧に練習していきました。

・テンポを落として、全ての16分音符が生き生きとした音で響かす。

どうかな?
練習の成果が発揮できるかな???

先生:「一回目は小さな音で弾いていきなさい。これでちゃんと弾けたら、本来のレジストレーション(大きな音)で弾かせてあげますからね^^」

と、先生が会衆席に行かれました。

その後、張り切って弾き始めました。でも、やっぱり練習の電子のオルガンの音と、パイプから出てくる音は大きく違いますっ。

ディタッチで弾いているつもりでも、16分音符がレガートに聞こえてきます。


。゚(゚´Д`゚)゚。
せっかく練習したのに、今日もやっぱり駄目なのかなあ???

と不安になり始めたら、にぎやかな人の声が背後から聞こえました。
振り返ってみると、先生を訪ねに数人のお客さんがやってきました。
先生と久しぶりの再会なのかな?ハグもし合っていました。


先生:「ごめんね、ちょっと時間くれる?!」


と、先生はそのお客さんたちと楽しく話し始められました。

私がその間、休憩です^^
オルガンから聞こえてくる音がいつもの音と大きく違うので不安になって崩れかけていたので、ちょうどよい休憩となりました。


10分ぐらいしたら、その方たちは帰っていかれました。


そして、もう一度最初から弾いていきました。
今度は落ち着いて弾けていたと思います^^

最後まで弾き終わったら、

先生:「ずいぶんと良くなったじゃないの!この前、注意したことが改善されていてとても良かったですよ^^

じゃあ、今度は本当の音で弾いてみようか!」


と、本来の大きな音を作ってくださって、もう一度最初から弾いていきました。
今度は先生が後ろにいて、歌いながら聞いてくれていたのでもっと弾きやすかったです^^


2回目、ということもあり調子よく弾けたからか、「満足です。おなかいっぱい!(^ε^)」という気分に満たされて、悔いなく弾けました。


もちろん完璧には弾けませんでしたが、今の自分が持てれる力を精一杯出し切れました。だからもう悔いはありませんっ!(^~^) もう、満足っ!!今日でこれは終わりかな?!



でも、先生からは、

先生:「最後のここはピアノコンチェルトのカデンツァのように弾いていきなさい。型にはまった弾き方ではちっともおもしろくありません。最後の和音ももっと力を込めて鍵盤を抑え込みなさいね。

あと、スウェルペダルをもっと細かく調整してディミヌエンドやクレッシェンドを表現していきなさい。

もう来年のイースターの準備ができてきたけど、もう1週間頑張ってきなさい。」


私:「え?!もう1週間?!(°д°;)」

先生:「そう、もう1週間ね!」

と、言われました。

えー・・・・。
私、精一杯弾いたんだけどなあ。
これ以上、良くなる見込みが全く感じられないんだけどなあ・・・。
もう終わりたいんだけどなあ・・・・。



でも、先生の耳にはまだまだ音楽として入っていかなかったんですね。
・・・もう1週間、がんばります(_ _。)


先生:「さっきのお客さんとおしゃべりをしてごめんね。彼らは昔ねこの教会で働いていた人たちなの。今日はたまたま訪ねにきてくれた、ということもあって話に花が咲いちゃった!その分、ちゃんと時間を伸ばしますからね。

じゃ、Waltherを弾く?」


と、今日はもう1曲聞いてくださるそうですっ(゜д゜;)


うへーーーーっ。
こんなこともあるんだーーーーー。


ダメ元で第2&3楽章を練習してきました。
でも聞いてくださるんですね・°・(ノД`)・°・
それだけで超・感動ですo(;△;)o


かと言って、きちんと弾けるわけではありません(^^ゞ
でも練習したものを聞いてもらいましょう!


2楽章は手鍵盤のみの穏やかな音楽です。
一通り弾くと、

先生:「あなた、ハープシコードを弾いたことある?」

私:「いいえっ、ありません!@@」

先生:「そっか。この曲の左手の8分音符はハープシコードを弾くときのタッチで弾いてほしいです。ただ指を上下に動かして音を出すのではなくて、手前に引っ張ってくるように弾いていきなさい。」



と、ねこが机の上の物を手繰り寄せるような?指の動きを見せてくれました。
そのタッチでひくと、8分音符が優しい〇のような音になっていきます。


先生:「ここの右手は音の動きがずっと一緒でしょう?だからアゴーギグをで表現をつけていきなさいね。」


と、先生が全部弾いてお手本を示してくれました。
先生の2楽章、とっても美しかったです。
まるで大聖堂でオルガンのコンサートを聞いているようでした(*^-^*)


そして、3楽章も聞いてもらいました。


これも1楽章のような単純明快な音楽の展開になっているので楽しく練習できました^^


先生:「ペダルのパートはチェロが担当しているんですよ。だから『ポンポンポン』と弾くんじゃなくて、弓で音を出していくように弾いていきなさい。」


先生:「ここの4分音符は手首のバウンスを使って音の浮き沈み?を表現しなさい。


そして16分音符の小さな動きはもっと遊んでいきなさいね。そういうねらいを持ってこの動きにしているんですよ。

ここもね。」


後はテンポをそろえて弾き通しなさいね、と言われました。(16分音符の速さに全体をそろえていくこと、だそうです💦)


先生:「よく練習してきましたね、とっても良かったですよ^^」

私:「はい、この曲が大好きです!」

先生:「だから言ったじゃない!この曲は『ハッピー・Music』だよって!(°∀°)」


この曲を通して、Waltherという作曲家について知っていきたいと思ったし、ヴィヴァルディの音楽ももっと聞いていこう、と思いました。(四季の一部しか知らなかったし💦)


今日は練習してきたもの、ぜ~んぶ聞いてもらえて嬉しかったです。
お腹いっぱい、大満足っ!(^з^)
先生、ありがとう!


先生:「今日はね、もう一つオルガンのレッスンがあるの。

去年の秋にね、アリゾナ大学に進んだ生徒がいるの。(アメリカの学校は秋からスタート)

彼女は音楽療法士を目指して進学したんだけど、楽器はピアノを専攻しているの。でもオルガンも副科でやってるんだよ。だから今日は1年ぶりに彼女のオルガンを聞かせてもらうの。どれだけ成長しているか、楽しみなんですよ^^」


と、言われました。
その生徒さんは久しぶりに先生に会いに。
そして先生は「おかえりなさい。」って迎えてあげる。

とっても素敵だなあ、と思いました。

私も今月でグレッグ先生と出会って1年になります。
なんだかあっという間の1年だったな~。(いろいろあったけど💦)


私も前の先生、ジョン先生に会ってみたいな。
オルガンを続けていれば、またいつか先生に会えるかな?


アメリカの夏はいろんな経験や思い出をつくる季節です。
私も心に残る思い出をつくっていきたいです(*^-^*)
みなさんも素敵な夏をお過ごしくださいね!
(でも日本の夏はまだまだ先だ~💦)