今日はオルガン教室がありました。
本当はおとといだったのですが、子どものイベントが礼拝堂であり、オルガンが使えない!ってことで今日に変更になりました。
「今日は、ダイジョブなのかな・・・?」と思いながら出かけましたが、大丈夫でした(^~^) 礼拝堂は空っぽで、先生もちゃぁんといましたヨ
レッスンの前に先生からお話がありました。
先生:「来週はお休みになるよ。明日から僕はワシントンDCに行くんだ。」
私:「ワシントンDC?!」
先生:「来週はエピスコパル教会(アメリカの英国教会)の教会音楽家のカンファレンス(会議?)がワシントンDCで開かれるんだよ。それに行くんだけど、ワシントンDCにはエピスコパル教会の本部のカテドラルがあって、そこであるんだよ。」
私:「わ~!その教会も大きいんですか?!」
先生:「ううん、大きいんじゃなくて、巨大。」
とのことです。

うへ~っ!これは教会ではなく城じゃないですか?!
またまた、ゴージャスなところへお出かけになられるんですね(@Д@;
先生:「久しぶりに友だちにも会えるから楽しみなんだ~♪」
と、ご機嫌でした。ワシントンDCにはホワイトハウスもあれば、こんな宮殿のような教会もあるのですね@@ さすがアメリカの首都です!!アメリカにせっかくいるのですから、一度は訪れるべき場所ですね。
さてさて、今日のレッスン内容を書き留めます~。
♪賛美歌 3曲
今日はこの日曜の礼拝で歌う中から3曲教えてもらいました。
・「Regent Squre」(イギリス生まれ)
・「Komm,Gott Schopfer」(ドイツ生まれ)
・「Herr Jesu Christ Dich Zu Uns Wend」(ドイツ生まれ)
ドイツ生まれの歌は前回にも言ったように2分音符が一拍になってるでしょ?フレーズを大きくとらえないとみじん切りのような音楽になってしまうよ。
レガートにならない、音の間違いがあるってことは、ペダリングと指使いが正しくないってことだから、考え直し。(結局先生がペダル、指のサインを書きなおしてくれました^^;)
「いつも前奏はどんな風に弾いているの?開会の歌は今から礼拝が始まりますよ、のお知らせでもあるから、少し長めに、アレンジもいれて会衆の方たちの意識を歌に向けさせる前奏にするように」(先生が考えてくれた)
歌詞もよく読んで、カンマがあるところは音も切る。言葉に音をついていかせなさい。
とのことでした。うろ覚え(゚ー゚;)です・・・。やっぱり言われたことはすぐに走り書きでも書き留めないと忘れてしまいますね。
♪古典奏法
先月からずっとやっている曲です。練習してもなかなか弾きこなせず、本を広げるのも嫌になって
しまっています・・・。それでも今週こそは終わりにしたくて練習をしていきました。(と、いってもちょっとだけ^^;)
譜面台に本を置き、その曲のページを広げると・・・
先生「これ、練習して上手になってきてる?」
私「・・・ちょっとだけ上手になったような気がします(.. ) 」
先生「どこが、どんなに風に難しいのか言ってごらん」
私「えっと、これは4声でかかれてあって、それぞれの声部を同時に弾いて、でもアーティキュレーションは違っていて、私の脳みそが爆発しそうなんです・・・」
先生「あのね、無理にこれをしていかなくてもいいんだよ。この本(教科書)には他にも課題の曲がいっぱいあるから。もう、これは止めよう!」
私「!?@@ (ちょっとだけだけど練習したんだけどなぁ・・・(・・;))」
と、いうことでこの曲はこんな形で終わりになってしまいましたっ
この前のヴィドールの宿題からにしても、先生は優しいようで短気なのかもしれません。1曲に対して時間をあまりかけたくないようです。(ヴィドールはテンポよく教えていきたいのでしょうね。今の状態だと教えていてイライラすると思ったのかも?です。)
て、ことで教科書の中から
「Voluntary in G minor op 5. no 9 by John Stanley」
を選ばれました。
https://www.youtube.com/watch?v=wc2vBc_VJAY
(動画の貼り付けが未だにできません
)
今週の宿題です。手だけの曲です。まだ古典奏法をペダル付きでやるのは無理、と思われたのでしょう。でも、この曲、けっこう長いなあ~
♪現代曲
先週からやっている曲です。和音で動いていく曲なので一度にたくさんの音をつかんでいきます。しかも大きなオルガンで&大きな音色で弾いて、そして不協和音もあるので、1個ぐらい音を間違えたって気にならない(私は^^;)でしょ?と思いながら弾いていたら、そこは先生、カチン!ときたのでしょう。「音、間違えてるでしょ?!間違えたら進んだらダメ!間違えたら止まって、正しい音がつかめるように練習!」と言われてしまいました。。。(まあ、当たり前ですよね^^;)
部分練習、そしてコーダの終わり方の練習をしました。曲を華やかに終わらせるためにはテンポや、音を1つずつ強調させていかないと寂しい終わりになっちゃうよ、とのことです。
最後にテンポアップして通して弾いて、「終わり!」となりました!
で、次の現代曲の宿題はこれになりました。
それと、今日のレッスンではペダルのことに関して注意がありました。
先生:「上手く弾けない、レガートに弾けないのは全部に足に原因があるよ。あなたは膝をそろえて(閉じて)弾いてて、ペダルを押さえるときもつま先の外側(小指や薬指あたり)を使ってる。それじゃダメだよ。オルガンを弾くときは、膝は広げないと姿勢も安定しないし、もちろん音だってきちんとつかめないよ。そしてつま先の内側(親指あたり)を使ってペダルを抑えないと音はちゃんと出てこないよ。これからはこれに気をつけていかないと。」とのことです。
・・・ですが、日本の先生からは全く逆の教えを受けました。膝は揃えて弾く。低音部や高音部の音を弾くときは両膝を揃えたまま身体の向きも足の方に向けて弾くんだよ、と教わりました。ペダリングもなるべく静かに、バタバタとうるさくしてはダメ、と言われました。
古典奏法のタッチも、教会の奏楽においての考え方もジョン先生とは違うんです。日本とアメリカの違いなのでしょうか?
日本で教わったことはもちろん私にとっては宝物であり、アメリカでの教会奏楽の大きな支えになっています。日本の先生のおかげで、こうしてアメリカでもオルガンを続けられています。でも、今は寂しいですが、日本の先生からの教えは心の引き出しにしまって、ジョン先生からの学びに集中しないといけないな、と思いました。先生が代われば、教わる内容も代わる。同じ曲であっても、解釈や演奏法も違う。ましてや国が違えば尚更ですよね。スポーツの世界でも同じようです。コーチが代われば、また一からの積み重ねが始まる、とテレビで聞きました。
レッスンの受け方も、アメリカではもっと生徒側が積極的に先生に向かっていくんだと思います。教師と生徒は対等な関係でもあると聞いたことがあります。私は英語が苦手なこともあり、また日本での癖が抜けないといいますか、受け身生徒です。先生としてはやりにくい生徒だと思います。
以前、とあるロシア人のピアノの先生が「アジア人はよく練習してくる。でも、感情表現が乏しい。まだ練習してこないアメリカ人の子どもたちの方がレッスンは楽しいわ。」と、言ってたのを思い出します。でも、そこは理解してもらえたらいいな、と思いました。国の文化が違うんですよ、と。私も分かってはいるんですが、なかなかアメリカ人のような積極さや主張が表現できません。でも少しづつ変えていけれたらいいかな、と思っています。
話がそれちゃいましたが、先生を代わる時はそういうことも念頭に置かないといけないんですね。うまく言葉で表わせないのですが、最近はそういうことをよく感じます。
音楽の勉強って本当に難しいですね。
本当はおとといだったのですが、子どものイベントが礼拝堂であり、オルガンが使えない!ってことで今日に変更になりました。
「今日は、ダイジョブなのかな・・・?」と思いながら出かけましたが、大丈夫でした(^~^) 礼拝堂は空っぽで、先生もちゃぁんといましたヨ

レッスンの前に先生からお話がありました。
先生:「来週はお休みになるよ。明日から僕はワシントンDCに行くんだ。」
私:「ワシントンDC?!」
先生:「来週はエピスコパル教会(アメリカの英国教会)の教会音楽家のカンファレンス(会議?)がワシントンDCで開かれるんだよ。それに行くんだけど、ワシントンDCにはエピスコパル教会の本部のカテドラルがあって、そこであるんだよ。」
私:「わ~!その教会も大きいんですか?!」
先生:「ううん、大きいんじゃなくて、巨大。」
とのことです。
どんな教会なんだろう?と思ってググってみました。。。なんだか、イギリスの教会がそのままアメリカにやってきたって感じですね^^;
Washington National Cathedral
またまた、ゴージャスなところへお出かけになられるんですね(@Д@;
先生:「久しぶりに友だちにも会えるから楽しみなんだ~♪」
と、ご機嫌でした。ワシントンDCにはホワイトハウスもあれば、こんな宮殿のような教会もあるのですね@@ さすがアメリカの首都です!!アメリカにせっかくいるのですから、一度は訪れるべき場所ですね。
さてさて、今日のレッスン内容を書き留めます~。
♪賛美歌 3曲
今日はこの日曜の礼拝で歌う中から3曲教えてもらいました。
・「Regent Squre」(イギリス生まれ)
・「Komm,Gott Schopfer」(ドイツ生まれ)
・「Herr Jesu Christ Dich Zu Uns Wend」(ドイツ生まれ)




とのことでした。うろ覚え(゚ー゚;)です・・・。やっぱり言われたことはすぐに走り書きでも書き留めないと忘れてしまいますね。
♪古典奏法
先月からずっとやっている曲です。練習してもなかなか弾きこなせず、本を広げるのも嫌になって
しまっています・・・。それでも今週こそは終わりにしたくて練習をしていきました。(と、いってもちょっとだけ^^;)
譜面台に本を置き、その曲のページを広げると・・・
先生「これ、練習して上手になってきてる?」
私「・・・ちょっとだけ上手になったような気がします(.. ) 」
先生「どこが、どんなに風に難しいのか言ってごらん」
私「えっと、これは4声でかかれてあって、それぞれの声部を同時に弾いて、でもアーティキュレーションは違っていて、私の脳みそが爆発しそうなんです・・・」
先生「あのね、無理にこれをしていかなくてもいいんだよ。この本(教科書)には他にも課題の曲がいっぱいあるから。もう、これは止めよう!」
私「!?@@ (ちょっとだけだけど練習したんだけどなぁ・・・(・・;))」
と、いうことでこの曲はこんな形で終わりになってしまいましたっ

この前のヴィドールの宿題からにしても、先生は優しいようで短気なのかもしれません。1曲に対して時間をあまりかけたくないようです。(ヴィドールはテンポよく教えていきたいのでしょうね。今の状態だと教えていてイライラすると思ったのかも?です。)
て、ことで教科書の中から
「Voluntary in G minor op 5. no 9 by John Stanley」
を選ばれました。
https://www.youtube.com/watch?v=wc2vBc_VJAY
(動画の貼り付けが未だにできません

今週の宿題です。手だけの曲です。まだ古典奏法をペダル付きでやるのは無理、と思われたのでしょう。でも、この曲、けっこう長いなあ~

♪現代曲
先週からやっている曲です。和音で動いていく曲なので一度にたくさんの音をつかんでいきます。しかも大きなオルガンで&大きな音色で弾いて、そして不協和音もあるので、1個ぐらい音を間違えたって気にならない(私は^^;)でしょ?と思いながら弾いていたら、そこは先生、カチン!ときたのでしょう。「音、間違えてるでしょ?!間違えたら進んだらダメ!間違えたら止まって、正しい音がつかめるように練習!」と言われてしまいました。。。(まあ、当たり前ですよね^^;)
部分練習、そしてコーダの終わり方の練習をしました。曲を華やかに終わらせるためにはテンポや、音を1つずつ強調させていかないと寂しい終わりになっちゃうよ、とのことです。
最後にテンポアップして通して弾いて、「終わり!」となりました!
で、次の現代曲の宿題はこれになりました。
「Berceuse」
by Louis Vierne (英語だとヴィエーンと読むんですね)
Vierneさんはとても有名なパリ出身の音楽家なんだよ、と説明があり、お手本の演奏もしてくれました。とっても優しくて温かい曲ですね
Berceuseはクリスマスの歌でもあり、マリアが赤ちゃんイエスを抱いている様子を音楽にしてるんだよ、とお話してくれました。
先生:「この2曲だったら楽しく練習できるんじゃない?2曲とも少し長いけど、来週はお休みだから練習できるでしょ?頑張ってね」とのことでした
by Louis Vierne (英語だとヴィエーンと読むんですね)
Vierneさんはとても有名なパリ出身の音楽家なんだよ、と説明があり、お手本の演奏もしてくれました。とっても優しくて温かい曲ですね

先生:「この2曲だったら楽しく練習できるんじゃない?2曲とも少し長いけど、来週はお休みだから練習できるでしょ?頑張ってね」とのことでした

それと、今日のレッスンではペダルのことに関して注意がありました。
先生:「上手く弾けない、レガートに弾けないのは全部に足に原因があるよ。あなたは膝をそろえて(閉じて)弾いてて、ペダルを押さえるときもつま先の外側(小指や薬指あたり)を使ってる。それじゃダメだよ。オルガンを弾くときは、膝は広げないと姿勢も安定しないし、もちろん音だってきちんとつかめないよ。そしてつま先の内側(親指あたり)を使ってペダルを抑えないと音はちゃんと出てこないよ。これからはこれに気をつけていかないと。」とのことです。
・・・ですが、日本の先生からは全く逆の教えを受けました。膝は揃えて弾く。低音部や高音部の音を弾くときは両膝を揃えたまま身体の向きも足の方に向けて弾くんだよ、と教わりました。ペダリングもなるべく静かに、バタバタとうるさくしてはダメ、と言われました。
古典奏法のタッチも、教会の奏楽においての考え方もジョン先生とは違うんです。日本とアメリカの違いなのでしょうか?
日本で教わったことはもちろん私にとっては宝物であり、アメリカでの教会奏楽の大きな支えになっています。日本の先生のおかげで、こうしてアメリカでもオルガンを続けられています。でも、今は寂しいですが、日本の先生からの教えは心の引き出しにしまって、ジョン先生からの学びに集中しないといけないな、と思いました。先生が代われば、教わる内容も代わる。同じ曲であっても、解釈や演奏法も違う。ましてや国が違えば尚更ですよね。スポーツの世界でも同じようです。コーチが代われば、また一からの積み重ねが始まる、とテレビで聞きました。
レッスンの受け方も、アメリカではもっと生徒側が積極的に先生に向かっていくんだと思います。教師と生徒は対等な関係でもあると聞いたことがあります。私は英語が苦手なこともあり、また日本での癖が抜けないといいますか、受け身生徒です。先生としてはやりにくい生徒だと思います。
以前、とあるロシア人のピアノの先生が「アジア人はよく練習してくる。でも、感情表現が乏しい。まだ練習してこないアメリカ人の子どもたちの方がレッスンは楽しいわ。」と、言ってたのを思い出します。でも、そこは理解してもらえたらいいな、と思いました。国の文化が違うんですよ、と。私も分かってはいるんですが、なかなかアメリカ人のような積極さや主張が表現できません。でも少しづつ変えていけれたらいいかな、と思っています。
話がそれちゃいましたが、先生を代わる時はそういうことも念頭に置かないといけないんですね。うまく言葉で表わせないのですが、最近はそういうことをよく感じます。
音楽の勉強って本当に難しいですね。