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合不合も残り2回。

どの塾でも過去問に取り組むようスケジュールを立てて始めていることと思います。

 

塾によっていろいろ方針はあるのですが、私は(灘、開成じゃなければ)第一希望は3年から5年分やれば十分だと思っています。

その代わり、滑り止めはじめ、受ける予定の学校もできるだけすべてやるべきだと思います。

 

どうしても間に合わなくなってしまうことが多いので、志望順位の低い学校は9月からスタートしてもかまいません。

その際ですが、思ったよりできなかった、ということが多いと思います。

それで保護者の方のほうが落ち込みすぎることが多いのですが、そこは絶対に落ち着いて落ち込みすぎないようにしてください。

 

最初から合格者平均点がもし取れたら、それはその学校とかなり相性がいいということ!一つ安心材料だと思って複数回進めます。

 

算数は要注意

 

もし、算数で手も足も出ないようだった場合。。。。

志望校として再考したほうがいいかもしれません。。。

2回分やってみて、両方とも受験者平均(合格者じゃなくて受験者)の半分に満たない場合は、正直もう間に合わないかもしれません。あまりにも実力と問題が乖離している可能性が高いです。

 

100点満点の問題で受験者平均が50点台なのに、20点台とかですね。その場合は志望順位として下げないときついものがあります。受けるなとはいいませんが、「これからなんとかなる」には相当きついものがあります。

 

ただ、これも点の落とし方によるのでその場合はぜひ塾の先生などに答案を見せて、どういう落とし方をしているのか相談してください。

 

レベル的にまったく手も足も出ていない場合は、要注意です。

 

 

理社はモグラたたきだと思って

 

算数とは違って、理社はまだまだ、大丈夫。伸びます。というか、伸ばしてください。

過去問を解いて、きちんと各問題の枝問まで確認してください。本当に枝問までわかっているか。

その問題が解けていたとしても、直しのときに怪しいなと思ったら他の枝問も聞いてください。

 

この、「あれ?この子ほんとにわかってる?」という加減がけっこう保護者ではわかっていないことが多く(当たり前なので別に仕方ないことなのですが)、そういうフォローを個別や家庭教師がしてくれると助かります。保護者がする場合は丁寧に、出てきた言葉の意味がわかっているか確認しましょう。

例えば、江戸時代の何文化か、を選択する問題だとして、元禄が正解だったとしても選択肢の化政文化についてもちゃんと理解できているか?そういうような確認の仕方をすると効果的です。ただし、時間がものすごくかかります。。。絶望今まで知識があいまいだった子はとくにここで大きく時間を取られるでしょう。それでもやるしかないし、やればやるだけ得点になりますアップ

 

 

まとめノートは何でもOK

 

わかっていないものは一つ一つ確認して、テキストに戻って正しい知識を入れて、直しノートにまとめてください。

いろいろなまとめノートの作り方や整理の仕方がありますが、正直何でもいいです。自分がやりやすいものでいいと思います。

 

ちなみに、息子の場合ですが、あまりにも穴が多すぎてガーンあと、すぐノートを家の中でも紛失するので、最初は学校ごとに四科目まとめてどんどんページも分けずに出てきた順にためていき、しかもそれすら見当たらなくなって探す時間がもったいないのでゲッソリ、早々に全科目、全校すべて1冊にとにかく間違えた知識をまとめていましたチーン

 

決していいとは思いませんが、こんな子もいた、ということで。

毎回毎回、直しのたびに「あれ~?ノートがない」となるんですよチーン。。。もう腹立たしいやら呆れるやら。

なので1冊にして、とにかくそれを開けば過去問で間違えたことが載っている、という状況にしました。

 

そうすると、「あれ?これってなんか以前もどこかの学校で間違えたっけ?」となったときにとりあえずそのノートを開いて探せば出てきます。

 

 

国語は時間配分を学ぶ

国語はこの時期からは知識の確認と長文演習のバランスが大切です。四谷系の方は四科のまとめでしっかり知識の復習をしてください。それでも全部は大変だと思うので、自分の受ける学校によく出る知識問題を狙って復習すると効果的です。それを探るためにも過去問演習は有効です。

 

そのうえで、長文演習はもう過去問のみでいいと思います。学校によってかなり癖があるはずなので、今から新しい問題集をやるのは無駄で、過去問を解くだけで十分だと思います。そこでしっかり時間配分を学びましょう。

 

できれば国語も添削をしてもらえるといいです。

記述も大事ですが記号のほうが大事なことも多いので、しっかり復習することが大切です。

10点満点の記述で8点て、なかなか取れませんが記号ならば一問で5点取れたりします。

白紙は困りますが、記号でしっかり得点すれば国語で大きく失点することは減っていきます。

 

学校ごとに、説明文と物語文のバランスがありますし、漢字の出題のされ方にも特徴がありますので時間配分をしっかり学びます。

 

 

4科目続けて、時間通りにこなす日を作る

たまに保護者の方の判断で、科目ごとどころか、大問ごとで過去問を使ってしまう人がいるのですが絶望私には意味がわかりません。。。過去問の無駄遣いと呼んでいます。

 

一度解いたあと、再度復習のときならばわかるのですが、計算問題だけ取り出してやらせるとか、そういう使い方をしてしまうことはNGだと思っています。

 

最低でも科目ごとでおこなってください。

そして出来れば、日曜日などに試験時刻と同じ時間開始で同じ時間休憩を取って解いてみる日も作ってください。1回でもいいですが複数回できたら安心でしょう。

 

これらは、お子さんのメンタルが弱いな~、環境の変化に弱いな~と思う方は絶対そうしてください。

うちは息子の場合は神経図太いので、行き当たりばったりでもOKな人でしたが、そういう性格は親が一番わかると思うのでお子さんが安心できるよう整えることが大切です。

 

もう少し細かいこともあるのですが、とりあえずはこのような形で進めていくのも過去問演習の1つの手です。

ご参考になる部分がある方や今のやり方でうまくいかないな、と思う方に一つでも取り入れてもらえるものがあれば幸いです。