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今日は、この時期の5年生、6年生に使ってほしい、きっと役に立つ勉強法とおすすめの問題集について書きたいと思います。
現時点で3年生以下はまだこれらは早すぎるので関係ないです。
そして4年生にもまだ早いです。4年生はまだ理科も始まったばかりなので市販のものをやるより塾の教材のやり残しをしっかりやってください。まださすがに理科に苦手分野や意識は持っていないはずですので、そのままをしっかりキープです。
今後、物理分野、化学分野がどんどん増えると一気に理科が苦手という子が増えてきますが、そういう子も6年になってよーく聞くと、実は4年生の最初のころの生物分野や天体などを曖昧に、なんとなくで乗り切ってきてしまっている子ばかりです。きっちり、しっかり覚える。これが大切です。
光合成とか、メダカとか、曖昧な子が多すぎるので「簡単、簡単」とあなどらずにしっかりいきましょう。
そして、今日のメインの5,6年生です。
まず6年生はこの時期基本的に単元学習は終わっているので、自分の「苦手分野」をすでに自覚しているはずです。
苦手を集中的に、根本から理解するのに役立つ私の必須問題集をご紹介します。
5年生の場合は、現時点での苦手分野だけで大丈夫です。今のうちにこれで強化対策できているとのちのち余裕が生まれます。あと、これは応用問題レベルが多いので(5年生にとっては)、本当に計算が苦手とかの場合は違う基礎の問題集がおすすめなので、それも最後にご紹介するのでそちらを検討してみてください。
さて、以前も取り上げていますが
『魔法ワザ理科』シリーズです。
この魔法ワザシリーズは四科目ありますが、理科がとにかく断トツ!
というか、算数は「計算編」以外は正直うーん、だし、国語もイマイチ。。。。社会はまあまあいいですが、使い方によるのでこちらも機会があれば説明したいです。
でとにもかくにも理科!!
これはきっと、世間的にも大ヒットだからこそ理科ばっかり新シリーズが発売されているんだと思います(笑)
では紹介
最初に出ていたのはこの3冊がシリーズで出ていました。
入試問題をベースにしてあるため、応用問題が解けない子の対策として使えます。問題集にはまるで「基礎レベル」みたいな言葉が書かれていますが、正直言って充分応用編です。いわゆるボリュゾ下位の子にはきついです。
適正偏差値帯としては理科偏差値で53以上62程度まで。一番良いのは55から60までのお子さんです。
基本問題は解けるんだけど、表になるとわからない、とか、化学分野だと気体の発生ってたくさんありすぎてわからない!みたいに混乱している子に使えます。
そして、これは例題と練習問題含めても4,5問程度であり、多すぎないところがいいです。これで「意味」を理解して、練習が足りなければ自分の持っている自塾のテキストからその分野に戻って演習問題をやってください。腐るほどきっと問題はあるはずです。どうしてそうなるのか、がわかっていなくて解けていないことが多いので、この少ない問題集でしっかり理解して、よしわかったぞと思ってさらに演習したければ、手持ちの予シリとか演問とかに戻ればOK。
1冊ずつ解説すると
↓こちらの計算編は、とにかく理科の計算すべてがよくわかっていない子向け。物理も化学も生物も、全分野の計算問題のパターンをほぼ網羅してあるので、自分のできないところだけを学ぶことができます。
↓次に、こちらの表と計算編。
こちらは、表がまったく読み取れない子が多すぎるのでそういう子におすすめ。どれか優先して一冊やるとしたら、まずこれ。これはほぼ全員がやって意味のある問題集だと思います。きちんと表が読めないと5年生以上ではかなりつまづきます。
↓次にこちら。こちらは全分野の知識の確認と、応用問題に良く出てくる知識の確認です。
思考問題のほうは、初見だと「難問」だと思ってしまいそうなものですが、元が入試問題なので最近は予シリなどにも取り上げられていたり、スタンダード化していますが、本来充分難しい問題ですので、こちらでじっくり解説を見て取り組んだほうがいい問題です。こちらの思考問題は偏差値60オーバーの子も一度触れておいて損はない問題です。(ただし65以上だと簡単に解けるはずなので必要ないです。)
以上の3冊が最初に出た3冊で、
これらのまとめとして
↓これが出ています。これは総集編になっていて、知識の穴埋めです。
6年生のまとめとして使えます。
そして。最近出たのがこちら↓
これは5年生からおすすめです。そして6年生で現時点で理科がかなり苦手、偏差値で50以下のお子さんはこちらをやってみることをおすすめします。
そして。。。本当に計算が苦手、てこが苦手、などの場合は理科のサイパーがおすすめです。