いつもお読みくださりありがとうございます。
昨日は2026年度から共学化し、名前も「明治大学付属世田谷中学・高等学校」となる日本学園中学についての話を書きました。
大学付属校は3年前よりは少しその人気も落ち着いてきて、一時期の猫も杓子も大学付属という流れは今年は感じませんでしたが、いまや一般受験で明治大学に合格するのは至難の業になってきていることを思うと入れるならば附属から、という親心は私にもよくわかります。
明大明治はかなり難関になってしまったので、そうなると明大八王子が「お得」な学校として塾業界では認知され、有名大学付属を狙う親子で、しかも偏差値がなかなか上がらない子には必ずというくらい勧めていました。
しかしこれもここ3年ほどでその「お得感」もバレてきており、遠ささえ耐える覚悟があれば、広大な敷地と大学付属とは思えないくらいけっこう厳しい、いい意味で管理してくれて勉強させてくれるという点が家庭の心を掴んでじわじわと人気が上がっています。
もし明八がもう少し都内から(って都内だった)通いやすかったら偏差値爆上がりだろうな~と思っていました。
そんなところへ出来るのが、明大世田谷。
そりゃ人気が出ます。
でも昨日のお子さんですが、どうしても明治系列に入れたいのなら、ここは初日は明大八王子にしておいたほうが可能性が高かっただろう、と思います。
もちろん日本学園も1日が一番倍率が低いので、第一志望としてはそこを受けるしかないのもわかりますが、コメントでも頂いたようにせめて四谷大塚の合不合を6回きちんと受けて、そこの中での順位をちゃんと見ていれば3回突撃するようなことは避けたのではないかと思います。
別立てで書きたいことですが、やはり受ける学校により、「受けなければいけない模試」というものがあります。
ボリュゾの人気校、新設校こそ、四谷の合不合か、日能研全国公開模試、ですね。
来年度の受験から、日本学園は女子受験生も入ります。首都模試を受けてても予想は立ちませんので、来年以降考えている方はしっかり覚えておいてください。来年の日本学園の女子受験者も相当な数になると思われます。高得点勝負も予想されますので、かなり余裕を持った偏差値が必要だと思ってください。
ちなみに。四谷合不合や日能研公開模試を避けさせる講師がいることも事実で、私の上司と同僚にも一部その一派がいて、こちらの側の一派
はいつも苦々しく思っています。。。。。
先だしすると、「〇〇中学受けるのに、首都模試受けてる場合か!」というツッコミです。
詳細は長くなるので、
次回はそれを書きますね!