いつもお読みくださりありがとうございます。
子どもたちもどんどん学校が始まり、やっと日常生活が戻ってきたような気がします。一方で私は朝からの授業がぐっと増える恒例の追い込み、1月直前期がやってきました。
今年は小3の初めからずっと見てきた子も受験なので、その子の合否が出たら泣いてしまいそうです。色々な意味でなかなか大変なお子さんですが(現在進行形)、もう気持ちは「母」です。
講師が母目線、親目線になってしまうことはそれほど良いことではないと言われています。
それは講師の精神衛生上です。
知人の有名な先生にも、それは重々言われています。
合格に向かって全力は尽くすけど、不合格でもそれを講師は引きずってはダメだ。それを全部やっていると、いつか自分が精神を病む、と。
なるほど、と思っているのですが、未熟者の私はどうしても気持ちが入ってしまいます。
昨年も、泣いてはいけないと思っても、第一志望に落ちてしまった子が、第二志望に合格し、健気にお礼を言いにきてくれたときは、必死に涙をこらえました。
私が泣いたらその子はもっと悲しいのだから、絶対に落ちて泣くことは出来ないけれど、小学生が(いくら途中さぼって怒った日々があっても)精一杯頑張り、受験を闘いぬいた姿は、涙ナシには見られません。
私は講師業が専業ではないので、まだ他のことで気持ちを切り替えられるのですが、専業でやっている方はある程度はクールにならないと、精神衛生が危険になるようです。
ただ、自分でいうのもなんですが、私は「母」であることが良いほうに出ることもあると思っています。正直、子どもの「言い訳」「嘘」速攻で見抜けます(笑)絶対に騙されません。学生の独身の先生や、お子さんのいない先生だと、「加減」が難しいこともあるようです。
そして「親目線での要望」もわかるので、そのあたりも自分の強みかなと思っています。お金払っているのだから、親としてはここまでは見てほしい、という気持ちってありますよね?そのあたりもよくわかります。
さて1月はとにかく、「せめてこれだけは身につけて」「ここが出るかも」と思いながら残された授業数を必死に計算しながら授業をしています。
ですので、宿題をさぼったり絶対にしないでください!!こっちは考えて出しているので、絶対やってきて~~!!講師陣の心の叫びです。
やってこないと、内心「おい!今やらないでいつやる!」ってツッコんでますからね。それをもう少しマイルドに伝えます(笑)。
地方校の首都圏入試が続々始まっています。
そわそわする日々が始まります。