いつもお読みくださりありがとうございます。
質問を頂いておりましたので、中学受験と公文のことについて、以前と重なることもあるとは思いますが、書いてみたいと思います。
コメントで頂いたのは、「自宅で公文をやるのは可能か」というお話でした。
通塾が不安ということなので、通信でということですよね。
通信だと、あれこれ先生とのやり取りも基本はないはずですし、以下の問題点は避けられることも多いと思いますが、通塾するとこんな感じのことに注意するといいかも&公文を中学受験準備として使うにはどういうことに気を付けたらいいのか?という視点で書いていきますね。
結論は、通信で公文、はい、もちろん可能です。
まずは前提として「中学受験の準備として」ということでよろしいかと思うので、その前提で話を進めていきますね。それと、算数・数学に絞らせてください。
国語は必要な子と必要じゃない子がいると考えていますので。
公文を自宅でやる、とはどういうことかというと、通信で紙かタブレットですよね?
私は身近にタブレットの方がいないので、ちょっと詳細はわからないのですが、たしか一部の教室じゃないとまだやっていませんよね?息子が二番目にお世話になった教室がたしかモニターになっていたような。。。
でもタブレットだからといって、その場で自動採点とかではなかったはずです。なので紙とタブレットの差は、私の重視する観点においてはないと思っています。それならば、中学受験が紙なので、紙でいいのではないでしょうか。
さて私は、たとえ教室に通わせていたとしても「親が〇つけをし、自宅で直しまで終わらせる。」ことが絶対必要だと思っています。教室は先生が出してくる新しい単元か、または復習単元をやる場所。もちろん教室でやったものの直しは教室で終わらせます。これは通信になっても同じにしたいところですが、これ、可能なのかしら?通信では基本的には解いたものを郵送して添削されて返って来るはず。ちゃんと郵送しないと次が来ないはずです。そもそも通信のほうが受講料が高くなる上に、郵送費もかかります。
郵送だと誰に解答を借りればいいのかも不明なので、〇つけをもし親が出来なさそうであるならば、ちょっと通信はおすすめしません。ただ、以前知り合いで通信でも自宅で〇つけしていた方がいたので、できないことはなさそうです。
そして、通信だとちょっとサボってしまうと、次のプリントは送られてきませんので教室よりもっと管理が必要になるでしょう。それが出来るならば、通信でもいいと思います。
自宅〇つけ推奨の理由については以下の記事に書いていることと重複してしまうので割愛しますが、
もし、「自宅丸つけ」を否定してくる先生がいれば、私ならばそのお教室は辞めます。公文教室は東京ならば同じ学区内だけでもいくつもあったりするので、少し不便になっても変えます。うちの学区だと2つあり、隣の学区も入れたら6つ?はあります(思い浮かべてみてもびっくり)
公文で全部100点になるまで終わらず、何時間も拘束されて、しかもお教室では直しだけで終わってしまう。こんな非効率的なことはさせたくないです。
公文についてはママ友や先輩にも始める前に相談していました。
その中で参考になったのが、できる子の保護者ほど、どの方も「公文任せにしない」ということでした。覚悟を決めて公文に取り組み、伴走していたということです。
公文は、基本的に教えてくれるところではありません。
なので先取りのために使うには、親の関わりが必須です。高進度になるには親が関わらないと基本的に無理です。もちろん、「わからないので教えてください」と言えばちゃんと教えてくれます。(拒否する先生は良くない先生だと思います。)
どの方も、お教室を比べて選んでいましたし、引っ越し等で少し離れても送迎している人もいました。評判のいいお教室を探して選んだり。それが物理的に無理な場合は「通信」に切り替えていました。
実は、現在娘を通わせているお教室は、指導方針や対応(しょっちゅう宿題枚数を間違える)に関しては不満もあるのですが、近さと、私の要望への対応がぎりぎり及第点なので(ごめんなさい、めっちゃ偉そうで。)通わせているという状況です。
が、もし今後私がこうしてほしい、という要望が通らなければすぐ教室は変えるつもりです。
これはラッキーだっただけなのですが、最初にお世話になった息子の教室の先生が、本当に素晴らしく、中学受験への理解とそのための道筋、息子の学校のことなどもよくご存じの方で、信頼して相談していました。〇つけもさせてくれました。その方がご家庭の都合で退職し、教室を他の方に引継ぎ、ではそちらに中学生の息子とその後娘も~などと思っていたところ、その引き継がれた先生が。。。。正直、あまりに酷くて。たぶん公文の研修とかは終わっているんでしょうし、経験もあるんだとは思うのですが、とにかく相手を褒めてバカ丁寧なだけで、中身がなく。子どもの出来を見抜く目もありませんでした。
こんな弱々しい先生にお任せして大丈夫?!と私が思ってしまったので、少し離れていても評判のいい先生のお教室へ行き、お話して速攻、「こっちだ!」と思ってそちらの教室にお世話になりました。
その後、近距離ですが引っ越しがあったりした先に、とても近いところに公文のお教室があり、そこを偵察に(笑)行って、面談して、まだ開いてあまり時間の経っていないお教室と先生なので、その点不安はありましたが、私の目的と要望を聞いてくださる先生だったので、娘はそこへ現在通わせている、という状況です。本当は遠いけど以前お世話になっていた教室へ行かせたい。だけどそこだと1人では通えないので、妥協して今のお教室にしているわけです。
今の先生ですが、正直中学受験についてはかなり知識がないです。話せばすぐわかります。って、私が夫に言ったら夫に「当たり前でしょう。あなたより中学受験について知識のある人、そうそういないよ。だって公文の専門家なわけでしょ?」とぴしゃりと言われてしまったのですが。
でも、私の
1.中学受験に役立てるために公文を始めること。
2.家で〇つけをして、直しまで終わらせること。そのために解答をお借りすること。
3.先生からみて「どうしても無理がある」と思わない限りは、「一日10枚」進めさせてくれること。
4.スタート位置は入室テスト結果で先生に判定してもらうが、終わりはGまたはHと考えていること。
5.その後は英語に切り替えて、英語はDから始めてもらうこと。
6.娘が疲れているときは、お休みさせるので宿題でカバーすることにすること。
という要望は受け入れていただいたので、そのお教室でスタートしよう!ということにしました。
嫌な保護者だと思いました??
私はこう見えても、学校の先生や習い事の先生には要望は一切言わないほうです。それでも公文は別。目的がはっきりあって使うものだし、うちの子は天才ではないので私の介入なしには中学受験に役立つ使い方はできないからです。
何より、公文は安くない!
公文を3科目やるより低学年の塾の方がよっぽど安いです。
5.の娘が疲れているとき。。。というのは単なる我儘なので、これは別におすすめしません。息子のときにはこんなことはさせていませんでした。息子は「疲れない」ので。娘は体力が息子よりはなく、(でも平均よりはあると思う。)公文の教室で寝てしまうこともあるんです。そういうときは、最近だと自分で「先生、今日は眠いので帰ります」と言って5枚中2枚だけとかやって帰ってくる。。。。
甘いかもしれませんが、眠い時にやっても絶対に効果はないのでそこは許可していて、先生にもご理解いただいています。その代わり、帰宅して昼寝をしたり、またはお風呂に入ってリフレッシュしたりしたら、必ずやり残しは仕上げて次回のお教室に持っていきます。
そして。
これだけ要望するからには、絶対にお願いして頂いている「一日10枚」を守ります。(守らせます。)
プリントやるやる詐欺は、一番失礼だと思っています。
親の介入で、先生が求めるもの以上を「やる」と言って頂いている以上はこちらもしっかり約束は守らないと。子どもの教育上も、親が要望だけして、別にできなくてもいいや、といういい加減な姿勢は見せないほうがいいと思います。
大量になるプリントも、きちんと日付と番号順にして、提出のときにぐちゃぐちゃになったり、失くしたりするようなことは絶対にしないよう気を付けています。
それが先生に対する最低限の礼儀だと思うからです。
娘は勉強の進捗管理が小2にしては出来るほうだとは思いますが、それでも一日10枚で、祝日等でのお休みが入るとかなりの量になりますので、娘だけでは管理しきれないため、そこは私がしています。私が順番に揃えて、日付を確認しているのを見ているので娘もプリントを失くさないように気を付けています。
F60まで一日10枚やり、最近それを超えてF70に入りましたので一日5枚にしていますが、10枚はけっこう大変だったので5枚になり本人もかなり楽になったようです。大変といっても、泣いたり抵抗したり、というようなことはないレベルでした。嫌がることは基本的にないです。やらなきゃいけないもの、という意識でたまにはため息つきながらもやっていました。
10枚(間違えて5枚と最初書きましたが10枚です。)を一日2回に分けてやっていたのですが、5枚に長いと50分近くかかってしまう(途中ウトウトしている時間あり)こともあり、本人も疲れていたので、5枚になると物理的にだいぶ楽です。
公文はほとんどプリント代ということになりますが、それでもあの量を提供することは自分ではできないので(これについては上にリンクを貼ったブログに書きました)、必要経費だと思っています。
また長くなってしまいました。
まだまだ続きがあるので、それは明日に掲載させてください。
お読みくださりありがとうございました。