いつもお読みくださりありがとうございます。

昨日のつづきを。。。。

 

夏休みの過ごし方、まず自習室について書いております。

 

「自習室合格」この言葉の響き、親にとっては本当にありがたい響きです。

 

共働き家庭のサピ生で、子どもの居場所に苦労している方にはとくに「救いの神」に見えますよね。それを求めて値段も中身もピンからキリまである個別指導塾などに駆け込む人が多いのが、夏休みです。

 

しかし、自習室がただあるだけ、で安心してはいけません大泣き

ぜひその塾でのルールや、サポート体制などをしっかり聞いてから入塾してくださいね。

 

ポイント1.開室日と開室時間はいつか。定休日はあるか。

 

ポイント2.監視、担当の先生またはアルバイトの学生などが常駐しているか

 

ポイント3.質問対応を受け付けているか

 

ポイント4.スマホで遊んでいたり、寝ていたりするときちんと注意してくれるか

 

ポイントの詳細を解説します。

 

1.私の勤務している個別指導塾でも自習室がありますが、開室時間というのが決まっていて普段は11時くらいからじゃないと開いていません。

だいたいどの塾でも夏休みは朝から開けてくれるところが多いですが、朝と言っても10時または9時半から開くことが多いです。そして小さいところだと日曜日は閉まっていることもあります。10時から、などだと親が早朝から仕事に行ってしまったあと少し心配ですよね。なかなか朝早くから開けてくれるところはないのです。。。。塾も人手不足ですから。

 

2.監視というか、最低限でも入退室チェックができる体制は重要です。夏休みということもあって、駅前で小学生がうろついていてもそれほど不審には思われないので、適当に抜けられるようなところはちょっと心配です。できれば、教務の先生などがいるブースから見える範囲のところに自習室があるといいです。

 

3.2,3,4はほとんど共通したことなのですが、自習室での質問対応。これをしてくれる塾も意外に少ないです。「先生がいれば対応します」というのは当たり前なのですが、「質問用」の先生をたとえ学生でも置いてくれるところは本当に少ないです。

 

4.これ、本当に大事。。。。実は私の勤務している個別指導塾ではほとんど注意されません。小学生から大学生までいることなどが理由の1つですが、生徒のキャラや普段を知らないので、自分の担当している子以外は注意しづらいのです。ですので専任社員があまりに小学生がうるさかったりすると注意するのですが、うるさいのはまだわかりますけど、こっそりスマホで遊んでいる子がなんと多いことか。。。。私も何度もスマホで遊ぶ小学生をみかけ、それは知らない子でも注意しています。ただし、中高生は何をスマホでしているのかよく見えないので注意できません。そこは講師の仕事ではないので、自習室の管理はもっと正社員がやってくれよ、、、と内心思っています。

 

私のように子どもがいると、「もし、自分の子が自習室に行ってスマホで遊んでいたらどうしよう驚き」と本当に心配になります。。。

 

もう数年前の話ですが、なかなかスマホが手放せない小学生を担当していたとき、私からお願いして、塾に来たら、その子だけ受付にスマホを預けるというシステムにしてもらいました。もちろん保護者にもそう話してもらい了解をもらってです。

 そういう対応を、頼めるかどうかも聞いていいと思います。緊急の連絡なんて、ないです。緊急の連絡や、帰宅時間の変更などは塾に電話して伝えてもらえばいいんです。子どもはしょっちゅうしょっちゅう、スマホをのぞいて何かメールが入ってないか、ラインがきてないか、理由をつけて開いています。

 

以上のように、「自習室がある」「自習室へ行っている」=勉強している、ではありません。残念ながら。

 

サピから他塾の自習室を利用するときはとくに、管理体制や使い勝手を調べましょう。

 

で、結局一番総合でみると良いのが、元から自習室システムのある中学受験塾を利用していることなんですよね。。。。ショボーン

 

早稲アカの自習室の雰囲気などは6年生用となるとかなりピリピリしている、という教室もあります。日能研はかなり柔軟に開室しています。そして中学受験用の塾、コースというのは「小学生相手」ということを意識しているので適度に監視もしてくれて、質問対応もしてくれるところが多いです。

 

いま通っている塾が自習室があるのなら、存分に活用したほうがいいです。

 

そして、これはどの場合もですが自習室で何をやってくるか、親もチェックしてください。どんな教材の何ページから何ページまでをやるのか、でないとボーっとしているだけになることもありますので。

 

なかなか1人で勉強できないタイプならば、テスト形式の課題を持たせるのもいいです。時間を測ってこのテストを解いておいで、とかこのプリントを何分でやっておいで、そして何枚できたか見せて。など具体的な指示が大事です。

 

出来る子だとその計画がきちんと自分で立てられるのですが、なかなか難しいと思うのでノートなどに今日やることを書いて渡し、消していくようにしましょう。それは家でも使うといいです。我が家も毎日何をやったのか、勉強日誌のようなものはつけていました。本当は子ども自身に書かせたかったのですが、何度いっても(今でも)きちんと書けないので、私が書いてそれを息子が消す、とか公文だけは自分で書く、とか決めて小2くらいから使っていました。

なんでもない余ったノートに書いてみたりもしたのですが、最終的にこれ↓を使っていました。

 

 

いろいろと出ているので、使いやすいものでいいと思います。

最初は諦めて、親が書いちゃってくださいえー手帳好きな子だとすぐ自分で書いたりすると思います。うちの息子みたいな究極のめんどくさがりは、今でもダメですけどね。。。

 

 

 

よく、とりあえず自習室に行ってきて、みたいな家庭もあるのですが具体的に指示してあげたほうが子どもも迷いませんし、それが定着すると毎日何をやればいいのか自分でだんだんわかりますし。

 

とりあえず自習室について思うこと、はこの辺にします。

明日は午前中の過ごし方全般について書いてみたいと思います。

 

お読みくださりありがとうございました。