いつもお読みくださりありがとうございます。

 

中学受験における理科社会って、本来は勉強というよりも「生活の中で身につけたり、発見したことをまとめたりして、体感しながら学ぶ」ことで、「科学的思考」を養ったり、自分の身近な地域や社会、そして世界に目が向くように、という目的の教科なはずなんですが、中学受験となると、まあ、もう信じられくらいの知識量が求められますよね滝汗

 

私を含め、親世代で中学受験した人がテキストを開くと、「え?こんなことまで覚えないといけないの?」という知識がびっしり書かれていて驚くはずです。高校受験で主に3科目しか勉強してこなかった子などと比べると中学受験を経て身に付く知識は膨大です。私自身も中学受験のときの理科社会の知識で生きていけてるかも、と思うことがあります。

 

しかし、ここまで量が多くなると、4年生からテキストで勉強したって全然頭に入らない子のほうが多いです。

そういうとき、有利なのが小さい頃に好きなものがあった子なんですよね。。。。例えば恐竜好きから福井に興味を持ち、そこから北陸を知り、そこまでどうやって行くかと考えると。。。。とか。

 

二月の勝者でも出ていましたが、電車好きな子、これはめちゃくちゃ有利です。まず47都道府県が位置とともに全部入っている。。。これ、ぬるーっと過ごしてきた子だと、6年生になってもまだ位置と県庁所在地が書けなかったりしますからね滝汗

桃太郎電鉄も最高だ、と言われてますよね(笑)うちはやらせてないですが、桃鉄で地理が完璧になるならアリかもと思ってしまいます。

 

教えているお子さんたちの過去の話でいうと、例えばサピのα1クラスの子というのは、4年生に上がったとき、2月にもう「地図で遊べる」というレベルでした。県の名前、位置、県庁所在地、特産、そこまですでにほぼ完璧に頭に入っていて、内心「4年生でこんなに差がついてるの!?」とびっくりした記憶があります。

 

低学年のうちに、なるべく遊び感覚で地理の知識は入れておきたいところです。

 

教材としてはうちはこれを使って一緒に遊んでいました。ゲームみたいになっているので、親子でやるといいと思います。

 

さすがにサピックスが作成しているので、中学受験の知識がもれなく詰め込まれています(笑)

 

それと、最近ほう、これはなかなかいいぞと思ったのが佐藤ママも推薦と書いてあるので知っている方もいると思いますが

 

 

↑このワークブックです。これは参考書的な版と2種類ありますが、最初からこのワークでいいかなと思います。すごくきれいで見やすいし、見るだけでも楽しいです。

塾に通っていると、必ず「白地図大事ですよ~」「時間のあるうちに白地図やらせてくださいね~」と言われますよね??

白地図は本当に大切です。絶対やったほうがいいです。なるべく4年までに。

でも、白地図の作業を嬉々としてする子ってすごく少なかったです。こちらのほうが遊び感覚でできます。

 

もっと学年が上で、ワーク的なものがよければ、これ。↓これは、基本的には一通り地理学習が終わった5年生以上がいいです。

これの歴史編のほうが超おすすめなのですが、それは本当に6年生向けにおすすめで、今は地理の話なのでまた別の機会に。

 

 

 

やっぱり地理の根本は、とにかく47都道府県です。それぞれの特長をどこまで押さえているか、それがどれだけ早い段階で出来ているか、そこで差がついています。とくに4年生。

 

とにかく、勉強、と思わせずに子どもの記憶にしみ込ませたら勝ちだと思っています。

 

ですので、我が家では旅行は基本的に私が中学受験において勉強になりそうなところをおさえながら計画を立てますニヤニヤ

夫には半分病気だと思われています。笑い泣き

 

東名高速道路を通るたびに、東海道新幹線に乗るたびに、停車駅や通過した県を語り、覚えさせ、静岡県の茶畑が見えるところでは例の扇風機を見せて「これってなんのためにあるの?」と聞く。。。。

何回言っても覚えない(覚える気がない)息子に私が呆れていたら、あるとき運転している夫が「はい、もうすぐママがこの扇風機は何のため?って聞きますよ~」と言ってきて、腹立たしかったです笑い泣きあとは夫が「もうさ、パパは耳にタコで覚えちゃったよ!いい加減お前も覚えろよ!」と息子に言ったり(笑)

 

東北に行くときは東北新幹線の窓から、群馬県を通っているときに「屋敷森」を実際に見せて、「これがからっ風をふせぐ、屋敷森だよ。からっ風ってどこの山から吹くんだっけ。いつ?」という。いいんです、1回で覚えなくても(笑)しつこく言い続けることで、塾が学校で習ったときに「あー。ママがうるさく言ってやつだなー」と思ってくれればしめたもの。一度目の子よりも記憶に残るはずです。

 

娘も息子のときからそれをやっているので、いろいろ覚えましたウインク

 

今年は青森の三内丸山遺跡に行きたいな~と思っています。行けたらいいなあ。なかなか息子も中学生になり休みが合わなかったりしていけないんですよね。でも娘がいま縄文時代にすごくハマっていて、博物館で土器づくりなどに挑戦したりしているので(笑)三内丸山遺跡は行きたいです。

 

長野県茅野市にある国宝、「仮面の女神」と「縄文のビーナス」は見に行きました。娘は昨年古代エジプトに最初に興味を持って、「今年の夏休みはエジプトに家族旅行!」と言い出し、「むりむりむり、いろんな意味で無理!」と言って、「じゃあ日本の古代を知りたい」となり、「縄文時代を知りたい」と言ってそこからハマっています。

 

あとは最後に、おすすめの地理まんが。

 

↑これ、めっちゃいいですよ。主に白黒だし、今時の漫画じゃないんですがでも内容がけっこういいです。

読み物として低学年から読んでくれたらかなり地理に強くなると思います。

 

というような感じですが、主に入試年度じゃないお子さん向けの、地理のおすすめテキストや漫画を紹介しました。

一応書いておきますが、私は「でる順」シリーズが、漢字編以外は好きじゃないです。。。

とくに理社だと細切れすぎて、筋道たてて復習できない感じがします。

 

ですので、旺文社のでる順シリーズは、理社に関してはおすすめしません。

 

地理のもっと高度な問題集は、まずは塾のテキストです。よくできていますので。

ですので今回は導入として紹介しました。

今回お伝えしきれていない社会の問題集については、また機会を持ちたいと思います。

6年生向けに熱く語れるおすすめもまだあるので。

 

では今後ともよろしくお願いいたします。