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6年生、5年生の子は、そろそろ理社で苦手と得意が別れてくるころじゃないでしょうか。

理科では5年生だと物理分野や化学分野が本格的になってきて、拒否反応を示してやる気をなくす子が出始めます。

 

4年生まではまだまだすべて導入なので、繰り返したり、コツコツとやればついていけないことはないと思いますが、5年からは量も質も変わるので大変です。

 

6年生の今の時期には、自分の苦手が分かってきているはずです。

 

理科で、偏差値(以下すべて四谷で考えてください。サピなら40程度)50いかない場合、そもそも基本中の基本の用語や流れ、仕組みを覚えていない、理解していない場合がとても多いです。最低限の暗記というのがありますが、そこの土台がボコボコで、その上に突然演習問題が増えて混乱している状態だと思います。

 

一問一答というのは、難関校の入試ではほぼ出ないですし、思考力という面から考えるとあまり良い勉強じゃないような気はしますが、それでも「土台」として最低限の知識は必要です。

 

理科で偏差値50いかない子は、この『基礎ドリ』シリーズをちらっと覗いてみてほしいです。

3分野に分かれていて、本当に「最低限」の知識のまとめと、一問一答が載っています。4段階ステップになっているのですが、本当ならば6年生で偏差値55以上を目指している子は秒速でこの問題に全問正解して「当たり前」です。

 

しかし50いかない子は絶対半分も出来ないと思います。

基礎中の基礎知識なので、これが出来ていない子、偏差値55までの学校を目指す子は『コアプラス』よりも先にまずこの3冊を完璧に仕上げたほうが、合格への近道です。

 

テーマごとに4段階ステップになっているので、時間がなければ自分の苦手分野だけでもいいです。

1ページ5分以内にできるはずなので、(わかっていれば)、毎日の朝勉強なんかにもいいです。

 

理科でぼろぼろ点数を落としてしまうようなお子さんは、これで確認すると自分の出来ていないところがはっきりするのでそれを参考に分野別の復習をすると効果的です。出来なかったところの予シリに戻る、とか。

 

社会も出ているのですが、なぜか「歴史」しか出ていないんですよ。

歴史の総チェックをしたい場合には使えます。

地理と公民も出たらいいのにと思っています。

 

薄い問題集なので(いつもそればっかり滝汗)その点もおすすめです。

 

勇気を持って基礎固めをすることが、結果として成績の安定につながります。

もちろん国語と算数が一番大事なのですが、理社の知識でぼろぼろ落とすのはもったいなさすぎますので。

 

そして、この問題集でしっかり一問一答が出来たら、以前から紹介している『論述で覚える』シリーズの理社に入るといいと思います。

 

忙しくて大変だとは思いますが、サピの後半問題で勉強時間を削るよりも、格段に効果がでると思います。

 

この問題集がおすすめの学校としては、だいたい偏差値55以下の学校です。というかこれをしっかり解ければ過去問もある程度解けるようになるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

算数も国語もあるのですが、正直そちらは別に。。。。と思っています。えー

算国ならもっといい問題集があります。

 

そんな話もまたしていきたいと思います。