注:訂正があります。浜学園の公開学力テストは無料ではありません。有料です。3300円だったかな?我が家は最レベ算数を受講していて、そうすると受講料にテスト代が含まれているため支払っている感覚がなく、無料としてしまいました。お詫びして訂正します。3/28追記))
いつもお読みくださりありがとうございます。
ここ最近、おすすめの問題集をまとめていて、全然まとまらない内容に自分でも嫌になってきていたのですが、その理由の1つが、やはり問題集を選ぶのも【目的】によって全然違うので相手の見えない紹介は難しいということでした。。。。
当たり前なのですが、年齢、今の学力、目標、それら全てを考えて最適な問題集というのがあるので、私の紹介だと私の頭の中にターゲットを想定して書くことになり、ざっくりになってしまいます。が、〇〇を使ってうちの子は御三家に受かりました!という例よりは、もっと中堅クラスのお子さん向けに何を底上げすべきか、の問題集も紹介できるかな、と思ってそこに力を入れています。
身も蓋もない言い方をすれば、出来る子は何やっても出来るんですよね。塾の教材で充分力をつけているので、「それプラス何をするか」というレベルの高い話になってきます。それはそれで、お勧めがあるので機会があれば書いていきたいとは思っています。
とにかく、分類するとどんどん細かくなってきてしまって、どう整理していこうか。。。。と悩みます。
そうやって書いているうちに、まずここをハッキリさせようかなと思ったのが、【低学年模試の難易度ランキング】です。
私の半分趣味のようなリサーチのために、娘も息子も低学年模試にずっと付き合わされているので、レベル感は体感としてわかっているつもりです。ですので今日はそれを完全な個人の感想ではありますが、紹介して、それぞれの模試を対策するなら~という視点で今後問題集を使ってくれたらいいかなと思います。
【低学年模試難易度ランキング】
学校のカラーテスト満点を星1.5レベルとして比べた場合
栄光ゼミナールの学力テスト ★★
(無料の理科実験教室についているテスト。カラーテスト常に満点の子なら8割は取れるはず)
日能研低学年全国テスト ★★
(カラーテスト常に満点の子なら、7割は取れるはず。ただし、記述が書けない場合はあるかも。人数はかなり多い。平均点が7割~8割のことが多く、満点も続出。)
サピックス低学年入室テスト ★★0.5(星2.5)
(入室だけを目的とする場合星2.5。カラーテスト常に満点の子なら、低学年の入室基準点は2科目で半分以下の点数でOKなど、入室基準クリアは簡単。低学年でも10クラス以上あるような大規模校の最上位に入る成績を取るには星4つ以上のテストで最低8割取るような力が必要)
全国統一小学生テスト ★★★
(偏差値60を取るには先取りが必要)
四谷大塚リトルスクールオープンテスト ★★★★
(四谷大塚の低学年向けでは最も難しいテスト。四谷でも公式にそう発表している。後半の難しい問題は四谷に通塾してかつ意欲的に勉強しているか、先取りしていないと厳しい。低学年四谷生必須テスト。
浜学園公開学力テスト ★★★★
(浜学園のテキストをやらないと後半問題が厳しい。算国とも20問しかなく、1問5点なので凡ミスをする子は難易度はともかく点数が出ない。)
TOMAS低学年最難関模試 ★★★★★
(かなり難しく、先取りしていないと40点くらいしか取れないかも。しかし受ける人数も少なく、問題もただ難しいだけなので、あまり参考にならないかも。。。。)
早稲アカチャレンジテスト ★★★★★★
(低学年模試の中では断トツの難しさ。人数もそこそこいる。低学年早稲アカ生必須。学校の勉強だけしかしていないと、カラーテスト満点の子でも平均点を取れない。独学で先取りか、早稲アカで低学年クラスに入って勉強している子でも半分取れれば及第点。偏差値60を超えればかなり優秀。時間も短く、先取りしていないとほぼ太刀打ちできない問題も出る。)
こんな感じでしょうか。。。。
それぞれ、目的や使い方、効果も違います。
先取りが進み、学力を試してみたい層は早稲アカチャレンジテストやTOMAS最難関模試を受けて腕試しがいいでしょう。
まだ学校のレベルです、という場合はまずは四谷の全国統一小学生テストで腕試しして、そこで偏差値60以上だったら同じ四谷のリトルスクールオープンを受けてみるといいと思います。
サピックス入室テストは、入室する気がないのに受ける子は少ないですが、お試しで受けたいのなら、1月、3月、7月に受けると内部生と同じ組分けテストが受けられるので、同じ土俵で比べられるので結果に意味が出てきます。
日能研全国テストは、他の塾には一切ない算数の記述が低学年からあり、国語の記述量も多いので、早稲アカチャレンジテストなどで好成績出せる子には簡単ではありますが、記述のテストに慣れさせるという点で意味のある使い方ができるでしょう。
浜学園の公開学力テストは、通う気がないのに受ける必要はないです。我が家は最高レベル算数の受講資格を得続けるために受けています。
我が家は大量に受けていますが、本当は低学年はこんなに模試を受ける必要はありません(笑)。しかし、本人が嫌がらず、やる気があるならサピックス入室テストと、浜学園公開学力テスト(3/28追記))以外はすべて無料ですので、周りの子がどんな勉強をしているのか参考にもなるのでチャレンジしてみてもいいと思います。
娘の場合は、テストの後には「好きな本を1,2冊買う」というご褒美が待っているので、毎回ルンルンで受けています。サーティワンアイスクリームがついてくることもあります。
最近の娘の好きな本は伝記まんがの他に、この、「名探偵」シリーズです。
偕成社から出版されていて、小学校中学年から向け、とされています。
謎ときとか、探偵ものが好きな子は多いですよね。図書館で見つけてきて1冊読んでからハマって次々借りてきています。
中身をチラッと見ると、低学年向けよりは言葉も少しだけ難しく、娯楽としても面白そうでした。全巻制覇するそうなので、そうやって何でも好きな本を見つけて読み進めてほしいです。
伝記まんがでは、娘はジャケ買いならぬ、表紙買いをするので、たまたま手に取ったポプラ社のものを買い集めることになぜかなっています。。。そして毎回表紙で選んでいます。
そして、娘が何冊目かに選んだのはコレ、「人見絹枝」しぶーい!!(笑)
めっちゃ、人見絹枝さんに詳しくなり、何かで岡山県が出てくれば「あ!人見絹枝は岡山県出身でね。。。」、ピアノのバーナムで走り幅跳びという曲があれば、「あ!人見絹枝は最初は走り幅跳びをやったんだよ、その前はテニスの選手でね。。。」と雑学が止まらないです 。オリンピックというものの歴史への興味も生まれたようですし、いろいろと伝記まんがは深いですね。
私はまだ読んでいないので「へ~」と相槌をうつだけになっておりますが。私の子どものころは人見絹枝は伝記にまだなってなかったな。日本人女性はまだ伝記になってなかったと思います。世界シリーズでもそうですね、ヘレンケラーくらいでしたよ。。。現在は性差で偏りが出過ぎないように、出版する側も意識してたくさんの女性の伝記まんがが出てきました。伝記まんがも興味を持ったものからどんどん読んでいくといいですよね。