いつもお読みくださりありがとうございます。
前回に続いて、偏差値40台の中学受験について感じることを書いてみたいと思います。
このゾーン(サピ偏差値40台ではないです。四谷か日能研偏差値)の子にアルアルなことを書くともし自分のお子さんに当てはまることがあれば少しずつ親からも改善できることがあるかもしれません。
ちなみに前回もチラっと書きましたが、私も正直なところ地頭論者です、たぶん。。。
なので〇〇をすれば偏差値60!とかそういう魔法は無いと思いますし、どの子も限界はあるのかなという気はしています。
もちろんわが子にも。
地頭論は今回も頭の片隅に置くとして。
まず、算数偏差値30台40台の子は、100パーセントといってもいいくらい、逆算ができません
小数、分数、四則混合が混じった逆算の計算問題、これをかなりの確率で間違えます。5問やったら2問くらい間違えますそれだと入試では勝負できません。もちろん模試でも。
逆算をなんとなーくやっている5年生6年生がすごく多いです。
そしてそういう子は何回言ってもちゃんと計算式に線を引きません
私はそういう子の場合低学年だと
を取り入れます。
もう少し上だとこの下巻だけをやってから、
これをやります。
このふくしま式の本当の計算力が身につく、は6年生からやっても意味があると思います。とくに偏差値40台の場合。
逆算や計算の工夫、分数の計算などがすべて網羅され、毎日少しずつ練習できるようになっています。
偏差値40台の子の場合、例えば日能研のマスターなんかを毎日やっても、全然工夫できてなかったりするからあまり意味がないです。こういう「解説つき」の計算問題を親子でやって(親子が無理なら個別とか。たぶん1人では出来ないから偏差値40台なので誰かと)
これらでしっかり計算力をつけ、新6年生ならば模試はともかく目指す学校の入試問題の計算問題で絶対落とさない、そういう力を夏までにつければ次のステップへ進めると思います。
ちなみに。次のステップ、といっても6年生の場合はこの計算力強化とともに割合や速さの一行題の力を同時にあげて行かないと偏差値50台には間に合わないですが
しかし、親子ともに計算問題、計算力を軽視しすぎている人が多いように思います。
計算問題をイチかバチかで解くな~とよく言っています
次の偏差値40台アルアルはまた次回に書かせてください。