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浅野中学が定員を270名から240名へと削減するそうです。

1クラスが今まで45名ポーンだったことも最近の保護者には不評だったでしょうね。

 

私立中学では1クラス42名とか、45名という学校も昔から普通にありましたが最近は35名、40名までに1クラスを抑えるという流れにとくに中堅校ではなってきています。

1人1人手厚い指導が必要なお子さんが偏差値帯にかかわらず増えている、と私立中高で働いている友人にも聞きます。

 

発達障害の認定を受けるお子さんも多く受験して入学してくるようになり、受験の段階で先に相談がある場合もありますが多くは当日のペーパー試験一発勝負だったりするので、学校に入ってから学校側も気づく、場合によっては親も本人の入学して周りとのペースの違いや課題提出などのときに気づく、ということもあります。

 

発達障害の診断がおり、大学附属校だったのに高校へは上がることができなかった例も知っています。

この話もまたいつか。

 

今日は浅野の定員減ですが、世の中の流れ的にはそうでしょうね、という感じです。

 

では浅野の定員減がどれくらい影響が出るか、ですがこれはそこまで影響ないんじゃないかなーと思っています。

理由はそもそも浅野は合格者数をかなり定員より多く出しますので、先生方も毎年の歩留まりは計算で出ているでしょうから定員に合わせて少し合格者数が減る程度かなと思います。

 

ただ、以前の書いたことがありますが、浅野中学は神奈川御三家の一角である伝統の男子校、東大合格者数実績も一流にもかかわらず、第一志望の子が少ない学校です。(学校の先生が公言しています。)

 

ですので、もともとかなり実力上位の開成、麻布や、他の神奈川御三家の栄光、聖光との併願が多いのでその子たちはたぶん合格してくるでしょうから、例年通り「浅野が第一志望の子」がきついでしょう。

 

浅野と麻布って全然校風違うと思うんですけど、一定数併願がいたりするんですよね。で、たまに麻布より浅野を選んで入学する子もいます。進学指導は浅野のほうが手厚いですからそこを読んでのことだと思いますが。

 

浅野に行きたい場合はとにかく、余裕を持って受かるようにさらに偏差値上位の学校を目標にするといいと思います。