いつもお読みくださりありがとうございます。

 

皆さま、お疲れ様です。とくに受験生をお持ちの皆さま、お疲れ様です。

 

子どもたちも頑張っていますね。もちろん、高校受験、大学受験の子たちもみんな頑張っています。

私も。。。毎日朝から夜まで頑張っています。あと少し、で合格できそうな子たちにあと1点を積み重ねる粘りを持ってほしくて授業をさせて頂いています。

 

さて、本のことなどでも書いたことはあるのですが、とにかく「言葉を知らない」子どもたち。

知らないっていうか、言葉に興味もないんでしょうね。

 

自分の生きる狭い範囲の言葉しか知らなくて、その狭い範囲というのが昔はせめて「テレビ」だったのに、今は「YouTube」です。

テレビの悪って昔言われてましたが、今のYouTubeに比べたらもう各段にマシというか「良いコンテンツ」と思うくらいです。

 

テレビも今はピックアップして後で見られるので教育的なものなどを親が選べますもんね。

 

しかしYouTubeは次から次へとその番組に関連するものが出てくるので、テレビのように「偶然」目に入る情報というのがほぼないです。テレビだって偏りますが、昔は親の見ている野球を仕方なく眺めたり、ニュースを見させられたり、そうやって「常識」が入っていく分もあったと思うんです。

 

YouTubeでゲーム関連の動画しか見ていない子も多く、本当に言葉も物も知りません。絶望

先日は「湯たんぽ」を知らなくて。

 

授業でスマホは出せないので、おうちで必ず見てみてね、と伝えました。

 

湯たんぽが昔はけっこう大きかったり、熱かったりしたこととか、随筆文などに出てきてもイメージがわかないので子どもはちんぷんかんぷんです。お母さんが「寒いから」と湯たんぽを布団に入れてくれた、という描写があったとしても「エアコンつけないのかな」くらいの感覚の子もたくさんいるんですよ。だから「湯たんぽ」にお湯入れる手間とか、それを「愛情」と感じるとかそういう読解はもう無理です。

 

「出来ない子」ほど言葉を知らないし、知らなくても想像したり、過去の知識でつなげていくネットワーク力も低いです。YouTubeで次から次へとボーっとしてても好きな番組が流れてくるから、自分で「これとこれって関連してる」とか「これのことかな」とか想像するのが難しいんでしょうね。

 

湯たんぽですが、我が家にもなかったのですが義実家に帰省したおりに昔ながらの湯たんぽを義母が用意してくれて、娘がすごく気に入って。

 

どうしても買ってくれというので、エコだしいいなと思って買いました。

今は電気で温めるものもありますが、あえて「お湯」タイプにしました。電気じゃエコじゃないしキョロキョロ

 

すぐ受験に結び付けようとする私は笑い泣き、湯たんぽの説明とともに「昔はエアコンがなくてね」とそういう話も娘にしておきました。どれだけ記憶に残るかは別ですが、「湯たんぽ」については十分知ることができたでしょう。

 

生活の中で得た知識が一番強いです。

 

このような今時の子が知らない言葉とか物、については今後も取り上げていきたいと思います。

 

↓義理の実家ではコレ。ちょうど随筆文などに出てくるのもこういうものなので、すごく良かったですウインク(勉強的に)

ちょっと大きいのですが娘が「同じのがいい」というのでコレを買いました。

直火で温めることができる、となっていますが義母も私もちょっと不安で(熱くなりすぎそうで)熱湯で使っています。

 

 

↓ぬいぐるみタイプもかわいいですが、兄にはこちらにしました。

 

 

今日もお読みくださりありがとうございました。

 

明日も受験生と頑張ります!!