いつもお読みくださりありがとうございます。

 

いよいよ2月1日まで1週間!!

ここにきて、切実に思うことの1つが(たくさんあるのですがチーン

 

図を書け、図を書いてくれ~!!

 

理科でも算数でも、とにかく全部!

図とそれに必要な数字を入れるメモ、線分図、面積図。ダイヤグラムだって書けるように練習してほしかった。。。。

 

半年くらい前から担当になる子も多く、半年では書けるようにならない、書く気持ちにならないチーン子も多いんです。。

 

別にそれまで担当していた先生が悪いわけではないのですが、6年の後半に追加として担当になるとここまで「書かなかった」「書けなかった」ツケがはっきりと出ています。

 

なんで毎日毎日言っても、通過算で絵を書かないのか?プンプン

「私でも書くよ?これ書かないと意味わかんないでしょ?」とずーっと言っています。

その場で書かせたり、「はい、図を書いて解いてきて。それを提出して」のように強制していますが、

「書いたら遅くなる」という思い込みからくる呪いは本当に強力でゲッソリその呪いは何か全身しびれるような呪文でも唱えない限り治らないのかと。

 

「書かないでもできる」という完全に間違っている呪いも強力です絶望

いや、できないよ?げんに間違ってるじゃん!と、しっかり関係性の出来ている生徒さんにはツッコミながら、最後は「お願いだから書いて!」と私は懇願しています笑い泣き

 

私は6年生になってからの子を持つことが多くて、5年生の算数とか低学年は講習時期だったりすることが多いので6年生になってからとか秋からチーンずーっと毎回「問題を図にしようよ。」と言っていますが、なかなか難しいです。

 

原因としては

1つはまず、性格がめっちゃ頑固な場合。先生の言うことなんて信用していない、または悪気なく人の話を聞かないタイプの場合。これはもうほぼ無理です。中学か高校生になって、本人が人の話を聞けるようになれば伸びるかもしれません。

 

次に、実はこれが一番多いかなと思っているのが

「過去の成功体験に固執している」場合です。書かなくても出来てしまったことがあると、それが例え簡単な例題だったからできただけだとしても本人にはあまりそういうことはわかっていないので、「おれ、私、書かないで出来てるし!」という謎の自信パワーが出るように思います。そしてその過去の栄光にすがりつづけ、どんどん問題が複雑になっても書かず、自爆し、解けない、出来ないの悪循環ガーン

 

対策は本当にシンプルで、その場で「わかっても書いて」と言い続けて書かせる。そして書けたら褒める!図が上手く書けなくても「最初はそうだよ、数こなそう!」と励ます。そして正解までの図をこちらも何度も何度も書き、真似させていく。

そういうことに尽きます。

 

よく、式だけ書いてドヤ顔の子もいるのですが、それはそこまで意味ないです。綺麗な式をたてるより、簡単でもいいので図を書いてください。

天才じゃないんだから、数字見て式なんか立ちません。

 

あとは私は「ほら、2秒でメモが取れるじゃん。線分図は1分。1分で5点だよ?」とか言います。

図を書くと時間をロスするという誤解を解くために実際に何秒かかっているのか見せます。

 

そして。。。。一番の対策は

最初っから、算数を学ぶ最初っから、図を書かせる。絵を書かせることです。数えさせることです。

 

兄のときもやりましたが、そのおかげで兄はダイヤグラム書くの得意でした。

ダイヤグラム書くの好きすぎて、それダイヤグラム書かなくてもいいんじゃないか?っていう問題まで書いてプロ家庭教師の知人に注意されてたくらいです。(NN校あたりになると、ダイヤグラム書いてる場合じゃなくてさ、こう解こうよ、早いから、みたいなものが出てきます。)

 

3年生くらいにはひたすら線分図でした。書く練習をたくさんさせました。

 

娘はさらにそこを意識しています。

どんぐり教材のお絵かき算もやらせて、娘はそれが大好きでした。まだ問題残ってたな~やらせなきゃ。

 

まだ低学年の方はもちろん、4年生でも5年生でも図をまだ書けない子は春休みでも書く練習させたほうがいいと思います。

 

おすすめは

3年生くらいなら

サイパーの和差算。線分図の練習ができます。

これ、線分図が書かれてしまっている問題が多いので、私は線分図を一人で書かせる練習のために線分図のとこだけ隠してコピーして解かせたりもしました。書けないなら5年でも。

 

 

どれもいいサイパーシリーズですが、この2冊は鉄板です。

 

あとは、スーパーエリート1年生に付録としてついている「お絵かき算・絵で解く算数」がいいです。

 

 

 

算数といえば、図なんだ、絵なんだ、と娘にもずーっと言っています。

とくに考えるときは頭だけじゃなくて、手も動かして、と言っています。

 

式はあとから、これが私の教え方です。

式は考えがまとまって、解けるから書くものであって、式から考えることはないと思っています。(中受の算数の話ですよ)

 

この時期になると、ついつい「ああもう!もう少し早く「書ける」ようになっていたら」と思うので、ついこんな話になりました。

 

話が飛びますが、そうそう、「湯たんぽ」でも受験関連で今日思ったことが。最近寒いので娘に、彼女が義実家に帰省したときに気に入った「湯たんぽ」を買ってくれーとせがまれているのですが。

それはまた明日か後日に「湯たんぽ」書きたいと思います。

 

あと1週間、悔いのない1週間を過ごしましょう。