いつもお読みくださりありがとうございます。

中学受験は本当に加熱している、しすぎと感じる今日この頃ですが。

現在中2の息子が生まれたときはリーマンショックの影響で中学受験に挑む子が減り、私はそのころ「よかったー、きっとこの子が受験するころにはだいぶ緩和されてるだろうなあ」なんて思ったものです。

 

ところがところが。

息子が中学受験した2022年も前年を抜き、当時過去最高の受験率となりましたね滝汗そしてそこがピークという噂もあったのに、昨年2023年はさらに激化しましたよねポーン

 

中学受験の波が今後どうなるのか、今年の結果にも注目したいと思っています。

 

さて、息子の振り返りですが。

 

幼児期から落ち着きがなく、とにかく人の話をきいていない息子ガーン

小学校に入ってからもそうでして、習い事でも同じでした。

 

運動神経がよく、なんでも出来るからこそ体育の先生には「なんだこいつ、話聞いてないな」と逆に嫌われるえーん。でも本人ぜーんぜん悪気ないので知らん顔。。。

 

申し訳ありません、と頭を下げる日々でした。

 

そんなことで、きっとこの子に高校受験の内申点なんて絶対無理だ。精神年齢も低いし。と思い、学力一発勝負の中学受験をさせようと幼少期から考えていました。

 

そこで問題が。

さて、この子を塾に入れたところで授業をちゃんと聞いてきて、ものにしてくるだろうか?!いや出来るわけがない。。。。

きっとどうせ私がつきっきりで塾のフォローをするはめになる。幸か不幸か、私自身中学受験の4科目を最低限教えられますのできっとイライラしながら、フォローするのだろう、なぜお金払っているのに私がつきっきりなのよ!と思いながら。。。。

 

そういう未来を想像したときに、いわゆる「塾ナシ」中学受験にチャレンジしてみようかなと思ったわけです。

 

「塾なし」「塾ナシ」(どっち?)中学受験というのは数年前にもけっこうブームというか当時からブログなどもあり、そういうものも参考にしながら始めてみました。

それと、一番は私自身が経験者&現役で大なり小なり中学受験にかかわっていた、という点が大きいと思います。

情報や資料、参考書も自宅にたくさん持っています。

 

もちろんいくら親が中受の仕事をしていても親子関係を円滑にするためにあえて外部委託する、という方も多くいらっしゃいます。そのほうがいいと私も思います。

 

しかし。。。。このバカ息子の性格と私の性格から考えると、どうせ塾に入れて大量課金したとしても私が口を出してしまうにきまっている、それなら最初から最後まで「私の責任」で受験させてみるのもいいんじゃないかと思いました。

 

本格的に「家での受験勉強」を開始したのは、小学校1年生の終わりからです。

以前書いたように公文をはじめ、家では『サイパー』シリーズ、『きらめき算数脳』シリーズ、『トップクラス問題集』などに取り組みました。低学年のうちは90パーセント算数の勉強しかしませんでした。というか時間もないしできませんでした。

 

それと同時に漢検の先取り受験を始めました。1年生の終わりのときはそのまま1年生用の10級を。そこから2年生で9級と8級、3年生で7級と6級、4年生で5級と4級、そこでストップしました。

漢検に意味があったのか?と聞かれるとうーん。。。息子はすぐ覚えるけど忘れるのも早く、今も漢字は出来ませんえーん

ただ、「この漢字習ってなーい」みたいなことを言われることはなかったので、その点だけでも良かったです。

 

スタンスとして、すべての教科において「学年の範囲?そんなの知らんわ。いいからやりなさい。」みたいなスパルタ方針でした。真顔

 

塾でもいるのですが、テスト中などに低学年だと「先生、この漢字はまだ学校では習っていないので書けません。教えてください。」みたいなお子さん、いるんですよ。。。。いや、範囲なんて関係ないから!とよそ様のお子様には言えないので、「そうしたらそこは空欄にするしかないねー」と伝えます。。。。そういう子に限って、堂々と、「習っていなんだから、そっちのミスでしょ」みたいな雰囲気で言ってきます。ガーンいやー、ここ受験用の塾なんでね、、、と思いますが、学校教育がどれだけ「学年」に縛られているか感じます。

 

低学年のときも、受験までもずっとですが、我が家はとにかくテストは受けまくっていました。

早稲アカ、四谷大塚、日能研、サピックスこの4つの塾のテストで日程が合えば片っ端から受けていました。

以前に書いたように、とくにサピックスの組分けテスト。これは重視していました。

また6年生のときは悩みましたがサピックスの判定テストよりも四谷の合不合テストを6回すべて受けることを優先しました。もちろん日程がかぶらなければ、サピックスも受けてました。

 

当然、わが子はいつもアウェイ。私の都合と気分で受ける校舎も時間もバラバラ。

今日は四谷、来週はサピックスという感じなので、いわゆるテストの傾向にがっちり慣れておらず、常に新鮮?なテストだったようです。逆にあー、四谷だからこういう感じかー、日能研は記述多いんだよなーとか体感と野生の勘で察して潜り抜けてきたようです。

 

塾なし、と言ってもそうやって我が家は大手塾のテストをフル活用して、自宅学習メインだからこそ自分の立ち位置を把握することを重要視していました。

 

長くなりそうなので、また続きます。