いよいよ、首都圏の中学入試が始まってきました。今日は佐久長聖の東京入試でしたね。明日もです。

今日は何人かの受け持たせて頂いている生徒さんが佐久長聖に挑んできました。

 

「余裕だった!」とニコニコの子、「出来たと思うけど」と不安そうな子。

それぞれです。

 

理科では電熱線の問題がありましたね。ごくごく基本的な問題で、計算というわけでもないし難しくないのですが、電熱線の問題は嫌がる子が多い印象です。

並列つなぎと直列つなぎで抵抗と発熱の関係が変わってくることが、混乱の原因かなと思っていつもその部分を丁寧に強調して教えているつもりです。

 

電熱線を直列につなぐと、流れている電流は一定なのだから電熱線の長さに発熱量が比例し、断面積に反比例する。

電熱線を並列につなぐと、流れる電流の量が長さや太さで違ってくるので、まずそれを豆電球のように出してから、流れる電流の大きいところが発熱量が多くなる。

 

これが基本なわけですが、なかなかスッキリ理解できる子が少ない印象です。

 

私は電熱線をトンネルに見立てて、長いとくぐりぬけるのが大変だよね、太いと屋根が高くなるのだから、走り抜けられるよね、とイメージするように伝えています。

 

こうも直前期となってくると理科は分野ごとに苦手を潰していきたいところです。

私のおすすめ理科の問題集はこちらです。

息子もこのシリーズにはだいぶお世話になりました。

理論がわかりやすく、問題も多すぎないので直前期に苦手なところだけをやるだけでも効果があります。

 

 

 

 

 

 

この魔法ワザシリーズは算数なども出ていますが、正直算数よりも格段に理科がおすすめです。算数は。。。。うーん。これよりいい問題集があるなと感じますね。

でも理科はかなり、おすすめ。問題によってはちょっと難しめなので、例えば金属の燃焼とかだと上位校狙い以外の子は飛ばしていい問題も入っています。

 

それと最近見つけて、これは!!と思ったのが

 

 

 

この、つまづき検索理科、です。これは本屋さんで見つけて(私は定期的に大きな書店をまわり、問題集を手に取っていろいろ買って試しています。)中をチェックして即買いでした。

 

上位校の子でも必ず苦手分野があるものですが、それの対策にもいいですし、中堅校狙いの子ですと6年生はこれ1冊をきちんとやればもう十分かなというくらいです。魔法ワザよりも、基本に重きを置いている感じですね。でも応用問題も必ず分野ごとに入れてくれています。

難点を言えば、文字や図が小さいこと。

魔法ワザはA3版なので見やすくていいのですが、こちらはB4サイズなので、図と字が小さくて理科としては見づらいものもあります。

例えば、地層の問題の柱状図(これも苦手とする子が多い)の問題などのときは、私は拡大コピーして使っています。

 

この1か月、理科と社会はやればやるだけ点数となります。

10点アップも夢ではありません。

 

受験生の苦手対策がうまくいきますように。

 

お読みくださりありがとうございました。