いつもお読みくださりありがとうございます。
現在小1の娘ですが、年中のときに息子が中学受験でした。そのため年少さんと年中さんのときは息子にかかりっきりでほぼ放置でした。。。。
現在でも息子のほうが手がかかりますが、今以上に息子の勉強を見ているときは娘にはアマゾンプライムでアニメを見せていました。。。。
我が家にはテレビがないため、アマゾンプライムをパソコンで見せていたのですが、その中でも娘が一番気に入っていたのが「おさるのジョージ」と「ドラえもん」の映画シリーズでした。
なかでも、おさるのジョージには大変助けられました。
私は娘が見るまでほとんどおさるのジョージを見たことがなく、また息子の邪魔にならないようにヘッドホンをさせて見せていたのでほとんど内容を知らなかったのですが、娘との会話の中でおさるのジョージの凄さを知ることになりました。
まず、ジョージってどこへでも行って、何でもやるので、娘の雑学がすべてジョージ譲りになりました
5歳のある日、車のラジオの中でメープルシロップの話題が出たとき。娘が「メープルシロップの作り方」を語りだしましたなんで知ってるの?と聞いたら「ジョージでやってた」と。そしてそのときのお話をほぼ全て私に語ってくれました。ジョージがああしてこうして、黄色い帽子のおじさんがどうしてこうして。。。と。
また他の日。幼稚園の先生に「お弁当はやくたべようねー」と促されたときに娘が「ちょっとまって、いま、食道をつうかしているところ」と答えたそうです。えー、と思ったらこれまた「ジョージが小さくなって身体の中に入ってたから知った」と。そしてそのあとから、人体の図鑑に興味を持ち、しばらく人体ブームが続きました。「口から食道にいって、胃、十二指腸、小腸、大腸!」と言うのが謎のブームでした。。。
また他の日。宇宙の話のときにも娘が参戦してきて、「なんでそんなこと知ってるの?」と聞くと、「ジョージでやってた」と。
とにかく、何を聞いても「ジョージでやってた」と返され、全然中身を見ていなかった私は驚愕したのでした。
ただジョージでやってた、というだけではなく、そのときのお話がどうだったのか、丁寧に再現してくれるので面白かったです。
それからは「ねーねー、これ知ってる?」と聞くたびにジョージで返されるのが悔しくなり、なんとかジョージでは取り扱っていないだろうものをと思っていたのですが、ある日そのチャンス!と思うことがありました。
遠くの港町へ旅行したとき。
港にごみをすくいながら進むゴミ回収船が停泊していたので、「これは!」と思って、「これ、なんの船かわかる?」と聞いたら「知ってる」と。ま、まさか、、、、と思ったらやはり「ジョージでやってた」と。まじかー、これもジョージでやってるのか、と思って聞いたらたしかに、そういう船が出てくるお話があったそうでこれまた詳しく語られました
必ずしもジョージである必要は全然ないのですが、きっとどの子にも「ハマる」アニメがあり、それが雑学系だったりするとそこから知識欲が上がるのかもしれない、と思った次第です。
息子の場合もいくつかのアニメは見ていましたが、そこまでハマったものがなく、知識の幅も広がりませんでした。ジョージは見せていなくて、ジョージだったら良かったのかなあ。でも息子の場合はどちらにしても大した広がりはなかったかなあと思ったり。電車にも興味を持たなかったので地理オタクになることもなく。。。
YouTubeを見せてしまうと、次々とおすすめ動画が配信され、親の選択以外のものをいつの間にか見ていたりしますよね?
アマゾンプライムとかDVDのほうが制限できてまだマシかなと思っています。
もちろん、見せすぎは絶対よくないですが。
息子の受験期のときの娘は確実に「アマゾンプライム漬け」でとてもとても周囲には言えないくらいの酷い生活でした。
しかし、それ以降に中毒になることもなく、現在は週に1回動画をなにか見る時間があるかどうか?というくらい見ていません。
ちなみに、おさるのジョージに娘がハマっているのを見てある日夫がAmazonで大きなおさるのジョージぬいぐるみを注文していて届いたときには倒れそうでした。これ、どうするの?と。その日からジョージも一緒に布団に入っています