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土曜日に、雨の中、神奈川県横浜市、石川町にある「横浜共立学園」の文化祭へ娘を連れて行ってきました。

こちらも伝統校です。神奈川女子御三家と呼ばれる学校ですが、横浜雙葉とともにこの10年でかなり偏差値は低迷しています。筆頭のフェリスも完全に洗足に抜かれ、改革に着手しだしましたしね。

 

歴史ある建物

 

横浜共立ですが、校舎が重要無形文化財になっているほどの歴史があり、本当に素敵です。

今回、友人の娘さんが二人通われていてお誘いを受けたので、共通の友人親子と初めて行ってみました。

石川町周辺には、フェリス、横浜雙葉、横浜共立、横浜女学院、隣りの山手には聖光など古から横浜にある伝統校がたくさんあります。

 

どの学校も元町に近く坂を上がった先の住宅街にあり、落ち着いた雰囲気です。

 

横浜共立の校舎は噂以上に外も中も素敵でした。

中の床はぴかぴかに磨かれているし、新しい建物も古い建物とマッチしており素敵でした。

とくに重要無形文化財の本館はまるで朝ドラの「花子とアン」の世界(あれは東洋英和のお話ですが)だね、と友人と感心しながら見て回りました。図書室なんて中には入れなかったけど、目が💛になりそうなくらい素敵なお部屋。おいてあるちょっとした棚も無機質ではなくて異国情緒あふれる使い込まれたものだったり。。。。落ち着いて読書できそうなお部屋でした。鷗友の図書室より広くて雰囲気も良かったくらいです。

 

 

校則はかなり厳しいという話

 

横浜共立は、校則はフェリスなどに比べてかなり厳しいという話を内部の友人親子からも聞いています。

指定品が多く、靴下やお弁当を入れる手提げのようなもの、も指定だとか。

化粧や髪染めなどももしいたら厳しくチェックされるという話。

しかし、在校生の印象は髪染めももしかしたら茶髪かなというくらいの子がいたり、微妙なラインでうーっすら、もしかしてファンデーション塗ってるかな。。。という子もいるかな。。。という感じで厳しい校則の中でもぎりっぎりのラインでおしゃれを追求している子もいるようでした。でも品のない子は見当たらず、不快に思うこともありませんでした。

 

私は個人的には化粧も染髪も自由にさせたらいいと思うのですが、校則がある学校に入った以上は守るべきだと思っており、本当におしゃれを自由にしたいなら女子学院とか、公文国際とか、そういう自由な学校に入ったらいいと思っています。

 

女子高生のお化粧問題

 

とくにお化粧に関しては最近は線引きが難しいようです。

校則で禁止しているどの学校の先生も対応に苦労しているといいます。

今は小学生から日焼け止めを塗るのは当たり前だし、高校生ではテカリを抑えるパウダーも当たり前のようになっています。BBクリーム的な日焼け止めプラスファンデーション効果のあるクリームをどうとらえるのか。化粧??日焼け止め??先生たちにも区別がつかないことがあります。

 

化粧が禁止されているのにアイラインをひいて、アイシャドウやつけまつげをするのはどうかとは思うけれど、それがダメでファンデーションがわからないからセーフなのも一貫性がないような。

もちろん高校生なんて何もしなくても美しいのですがね。。。。

 

あと、カラコン問題。

 

カラコンて本当に難しいですね。見たらわかるんだけど、医療品でもあるし、あとはカラコンはすぐわかるからダメとしても、ディファインでしたっけ?黒目を大きくするやつ。。。。あれってすぐはわからないじゃないですか。先生たちも女子の目を覗き込むわけにはいかないだろうし。もうキリがないですよね。

 

話がそれましたが、横浜共立にカラコンをつけている子がいたわけではないです。っていうかたぶんいないと思います。ちなみに中央大横浜や以前行ったことのある明明、日本女子にはいましたね。大学附属はゆるいのか?禁止されていても取り締まりがゆるいのか。。。不明です。

 

横浜共立の生徒さん、校則が厳しいからといって暗いこともなく、生徒さんはみんな品が良く明るかったです。

 


ダンス部と演劇部、上手でした

 

ダンス部と演劇部を拝見したのですが、どちらも上手でした。

ダンス部は大人数で人気のある部なんでしょうね。在校生からの歓声も女子校あるある。

ダンスのレベルもけっこう高かったです。

 

演劇部は反対に小人数。最近はどこの学校もダンス系の部活が人気で昔は花形だった演劇部の人気が低迷していると聞きます。こちらも小人数でしたが、小人数でできるお話をよく選んでうまく演出してあって、一人ひとりの演技も上手でした。

 

 

低迷はもったいない

横浜雙葉もそうですが、なぜこんなに偏差値が下がってしまったのか。もったいないです。

女子校という点、校則が厳しいという点、などが敬遠される一因かもしれませんが、生徒さんの様子を見たり通わせている友人に話を聞くと「厳しいなとは思うけど、中高6年間で宗教教育も含めてしっかり精神を育ててくれるような気がする」とのこと。なるほどな、と思います。

 

立地も悪いのかな、でも石川町から坂ではありますが徒歩10分かからないくらいで遠くはないと思います。

東京からは通いにくいですが地元の人がまた通ってくれれば。。。。

 

というか、交通機関が発達して便が良くなったことで、石川町あたり、横浜の奥のほうの子が湘南新宿ラインや相鉄延伸でどんどん都心の学校まで通えるようになってしまい、それで選択肢から外れてしまっているのかなと思います。

 

娘は校舎にすっかり心を奪われておりました(笑)

知人の娘さんも素敵で、「うちから遠いから通えるかわからないけど、いい学校だね~」と。はい、私もそう思いました。

 

そういえば。作家の柳美里さんも横浜共立でしたよね、高校1年生で退学しているそうです。いじめを受けたとか、いや校則違反を繰り返したとか、いろいろと言われたりご本人も書いたりしています。

 

柳美里さんは韓国籍ですが、横浜共立を見学していると中国語と思われる言語を話されている親子やご夫婦にけっこうお会いしました。

土地柄、中国や台湾にルーツを持った生徒さんも多いと伺いました。まあ現在はどこの学校にも外国にルーツを持つ生徒はたくさんいますが。

私がサピックスで横浜校でレギュラーを持っていたときもクラスにたくさん中国または台湾にルーツを持つ子がいました。

 

横浜共立の文化祭では、中華街にある有名店の出店もあって、思わず買いましたね。

 

しかし、今年は鷗友や桜蔭、中央大横浜などいろいろ行きましたが雨だったせいもあるのか、そこまでの混雑ではなかったです。一番混んでいたのが中央大横浜でしたが、たぶんですが高校入試もあるため、中学生親子の受験生もたくさんくるのでさらに混むのかなと思います。

 

 

文化祭を楽しめる余裕のある3年生という学年

 

今年、娘を連れて誘われればできるだけ都合をつけて文化祭をまわっています。娘も「どんな学校なんだろう」とワクワクしながらまわっており、見る目も肥えてきた笑い泣きような気がします。

生徒さんの様子、挨拶、展示、クラブの特徴、数、制服、娘なりに気になるポイントを見ているようです。

 

そして私などはつい、疲れていて「スタンプラリーはやらなくてよくない?」などと言ってしまうのですが「いや、絶対まわる!」と歩き回ることで発見もいろいろあり。

また時間もたっぷり取っていることが多いので、これ見よう、あれ見ようと満喫できます。

 

のんびり学園祭を楽しめるのは今のうち。

 

親も目が肥えてきますので、ぜひ色々まわってみてください。

とくにお友達のお子さんが通われている学校はぜひ。直接聞ける情報と、自分の目で見た情報といろいろ比べられます。

 

 

↓我が家に予約していたカレンダー到着!!

 

文化祭で遠出するときには、我が家は大量の本や学習マンガを持参します。

いつも娘のリュックは本で重いウインク