ご訪問くださり、お読みいただきありがとうございます。
ご質問いただいていた、ボリュゾの小6,さて何を今すべきか。
以下の記事のつづきです。
ゴールを考え始める
今、何をするか。
親と子、それぞれあると思います。子どもはまだ小学生なので以前のブログにも書いていますが「時間のとらえ方」が大人とは全然違います。最近は、時間に追われている子も増えたので(わが子もそうです
)「時間が経つのってあっという間~」などと大人びた発言の子も増えましたが、こと受験に関しては彼らにとっては当然未知の世界で、来年の2月なんかもう遥かかなたです。
逆算して考えられる子もたまにいますが、本当に一部の子、ほぼいないのでそれは大人の仕事です。
そして私はボリュームゾーンとボリュームゾーン以下ではとくに、そろそろ親が「ゴールを考え始める」ことが現実として必要で、そのほうが最後幸せに終われるのではないかと思います。
とにかく、ここ数年ボリュームゾーンが本当に厳しいんです。
持ち偏差値と同じ、くらいだと怖いです。当日何があるかわからないし、やはり一ランク上の子たちが「抑え校」として受けてくるのではじき出される可能性があります。
親としては、わが子が最後冬に伸びるイメージを持ちたいところですが、私は「このまま偏差値が上がらないとして、さてどこを受けよう、どこなら行かせたいか」という学校探しをしなければならないのが今のこの時期だと考えています。
秋も終わりくらいに慌てて最後の説明会へ駆け込む方もいるのですが、それよりも心の余裕があるこの春の時期にまず学校案内を広げて、カレンダーに各学校の説明会や行事を書き込みましょう。
低学年からいろいろな学校を見ておくのが理想ですが、いよいよ6年生ですので現実ラインを確認。
今、ここなら受かるだろうというところを必ず見学し、説明会に行って、「ここなら行かせてもよい」と思える学校を探しておくことです。
逆をいえばそれがすでにある方は、熱望校を再訪してもいいですね。![]()
4月にどこの学校も一斉にその年の説明化日程や行事日程を発表しますので、カレンダーにきちんとすべて書き入れてください。きっと重複日程のところがあると思いますので、そうしたら別日に動かせるところがないか探す。
子どもを連れていくとなると、6年生は欠かせない模試も多いですからスケジュール調整が大変です。
これを夏以降にやるのは精神的にも無理ですので、ぜひ今のうちに。
4月の学校HPを待ち構えていてください。
偏差値が上の学校は、見に行かなくても受けられるという心理
題名だけだと、何言ってるかわからないかもしれませんが、こういうことです。
何がつらいか、と言って、ずっと成績が上がらなかったり、はたまた6年で成績が下落してしまったりして志望校を変更することですよね。そしてその中でも最も辛いのは、受験期間になって2月4日以降に、思いもしなかった、見に行ったこともない学校を慌てて受験することになるケース。。。
実は、これがもっとも発生するのがボリュゾの比較的上位層なんじゃないか、と私は感じています。
ボリュゾの下位層、四谷、日能研で偏差値45以下くらいは、しっかり偏差値30台後半の学校も視野に入れて日程を組んでいたり調べてあったりします。
逆に四谷、日能研偏差値で53から55くらいの子。このあたりの子がもっとも言い方が悪いですが「受け方によってはあぶれる」んです。だからわが子の性格や親御さんご自身の性格も冷静に踏まえた計画が大事です。
もし、秋に成績が急上昇したら?
もし、なんか受験期が絶好調で、1日に本命をしっかり取ってしまって、後半予定外のチャレンジ校に出願しちゃう??ってなったら??見に行ってないと判断できないんじゃない?と思うのでは?
実はその心配はあまり必要ないんです。成績が上がることが少ないからじゃなくて、気持ちの問題です。
そういうときは、めちゃくちゃテンションが上がっていますので、「いえーい!」って気持ちで受けに行けます。加えて落ちても親子で「なんかやり切ったね!」と笑える。
そのとき、そのチャレンジ校を見に行ってなくても、そこを気にする人っていないんですよ。
そういう事態のときに受けるチャレンジ校ってだいたい「いわゆる有名校」で今までさんざん情報が自然に入ってきて見聞きしていたような学校であるからです。
今までの具体例だと、横浜共立に1日に受かって、思い切って最後洗足に出願してみた(まだ3回目入試があったこと)、とか、本命の中央大横浜に受かって、もし受かった場合にチャレンジ用にと出しておいた明明にチャレンジ、とか。(明明は締め切りが早いですので1月に出しておく必要があります。)
偏差値が(自分にとって)上の学校って、悲しい真実ですが「良く」見える、「憧れ校」です
ので、たとえぶっつけ本番で合格してもそこへ進学する家庭は結構多いです。
だから、「成績が上がってしまって、もっと上を受けることになったときに見学に行っていないと困るから、上位校を見に行っとかないと」という心配は必要ないです。
上位校、憧れ校はなるべく低学年のうちに見に行けるといいと思います。まあ御三家とかだととくに女子は小4からしか見に行けない学校が多いのがネックですが。。。。![]()
では逆だったら??
急遽、思ってもみなかったレベルの学校を受けに行く。
絶対受かると思っていた学校にご縁をいただけなかった。。。。そういう心理状態で「初めて」の学校に受験に行くのは本当にきついです。
我が家の場合も、以前も書きましたが定期的な通塾をしていない分、偏差値が読みづらく本人の本当の持ち偏差値がわかりにくかったです。なのでなるべく多くの大手塾の模試、学校別模試、などを受けました。(ただし、首都模試は一度も受けませんでした。首都模試は四谷で50以上ある子は受けなくていいと思います。50以上あれば合不合か日能研の公開模試を受けたほうがいいです。)
その中で得た情報から、息子のだいたいの持ち偏差値を把握し、そこから15から20近く偏差値が下の学校も説明会と見学に行きました。日程を考えて4日以降、そこまでに受かっている場合と落ちている場合と想定し、落ちている場合はとことん下げた場合も調べておきました。
それがあることで、実際に落ちたときにも動きを迷うことはなくなるわけです。
まさに、「備えあれば患いなし」です。
目の前の特訓講座で精一杯だけど
6年になると、各テストで判定が出たり、それによって受けられる講座に制限が出たりします。
なので、今までよりも一層、結果が重要になってきて一喜一憂しますよね。でもボリュームゾーンの場合は難関校講座に滑り込むことよりも、弱点補強をしたほうが偏差値55くらいの学校の対策となります。
偏差値58を超えると特に算数がひとつステージが変わって、問題の傾向やレベル感がそこまでの学校と全然違うものになります。
ですので無理にそのあたりをうろうろ迷うよりも、まずはしっかり基本問題を落とさない力をつけたほうが、実は結果的に偏差値が上がる近道だったりします。
そして、58くらいの難関レベルに挑戦して、適正校と思っている54くらいを受けて、、、というプランのときに実はしっかり基礎を固めていた子のほうが、適性校に「落ちない」んですよね。
こういうプランの子はとても多いのですが、行き当たりばったりで偏差値を取ってきた子というのは本番も「イチかバチか」になっています。
「絶対に、大問3までは落とさない」といううような力がある子のほうが、しっかり合格を取ってきます。
なぜなら、理由のひとつに中堅校と言われる学校ほど、難関校よりも「取らないといけない最低の割合が7割以上だったり」と高いという点があります。
入試本番の7割って、凡ミスが許されず、同じ力を持ったボリュームゾーン同士にはきつい戦いです。ミスしたほうが負けなんです。そういうときに、「しっかり基礎がある」子のほうが強いです。
偏差値アップは意外に前半の問題を落とさないことで達成できる
偏差値アップと考えると、つい「今の我が子にはできない難しい問題を解けるようにならないと」と考えます。がそれは間違いで、多くの保護者が考えている「あ~もう、またこんな計算問題で落として!」「また大問2で数値の写し間違い!」「凡ミス!」と思っているその考え方こそが、偏差値が上がらない理由です。
高得点を取る子は、絶対に前半間違えないです。間違えても大問6まであるうちの、大問4までで1問とか。それくらいです。
例えば四谷の組分けテスト。大問3までパーフェクトだったら100点を越えます。
Aコース、Bコースのお子さんの大半が「100点に届いたことがない」という状態ですが、大問4とか5で1問取ることよりも、大問3までパーフェクトで取ることをまず目指してください。
きつい言い方ですが、Aコースにいる場合は大問4までしか見なくていいです。大問3までパーフェクトに取れるようになった時点で絶対Bコースに上がれていると思います。(国語が壊滅だったらダメでしょうけど)
国語や理社はまた勉強法としては細かいことはありますが、共通して言えるのは「前半を取る力こそ、実力が上がったということ」と考えて地道にいくことです。
主に算数を中心にと、親のこの時期の心構えをお話しました。
またご質問なども踏まえて折を見て、6年生の過ごし方を書いていきます。過去にも書いているのでよろしければ見ていただけると幸いです。
分野別、量が多くない、基礎・基本を踏んでいる、解説付き。この要点で問題集を探すと以前もお勧めしたこちらが使い勝手がいいと思います。これは小6では算数がかなり苦手な方向け。
小4以下で保護者が学びたい人にも使えますし、小4,小5の分野確認にもいいです。
私のイチ押しの、再販が決まった計算問題集を出されている福嶋先生の文章題用の問題集です。
問題集というよりは、「正しい解き方」の解説書として使えます。
最近はいませんが、方程式で無理やりお子さんの算数を教えようとする保護者の方には絶対学んでほしい一冊です。ちなみに。7時間でできるかはわかりません(笑)。でも理解することはできると思います。演習は塾で山ほど出されるので、正しいく速い解き方を学ぶことができます。
分野別の基礎固めシリーズ

