例える力、大事です | サクラサク桜塾スタッフブログ

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★東淀川区上新庄・箕面市の学習塾★生徒を成長させるには講師が成長するしかない!
溢れる熱意とバイタリティで日々を精一杯過ごしていっています!!



今日も元気イッパイ★


朝から高3特別講座


10時間耐久「現代文」です。



講師は


「人との出会いで人は変わると思います」


でおなじみ松村先生!笑



彼の説明は例がわかりやすく、横で見ていても生徒たちの頷く姿勢がよく伝わってきます。


先生というのは、生徒に説明するにあたり、わかりやすい例を持ってこなければいけません。

生徒たちに身近な例や、置き換えて考えるのに適した例。生徒たちから「あーなるほど!」という声が出るような例。それもまたテクニックの一つであると思っています。


私自身も、よく例えを使うのですが、先日、久々に生徒に上手くあまり伝わらなかったことがあったので、今日のブログのネタにしたいと思います。




「先生、ヤモリってトカゲですか」


という質問を受けたことから始まりました。


ヤモリはトカゲと同じ爬虫類ですが、特徴などを説明するのに何気に話し始めたところ、どんどん話が違う方向へ。



「ヤモリは家の壁にたまにおるやつやん。」


「え!?」


「え?おらん?こんなかんじで。」


ヤモリ,天井,チビヤモリ,芸当,よります,感心,ファンデルワールス


「いませんよ!いたら気持ち悪いですよ!!」


「ちなみに、イモリは両生類な。」


「イモリ?」


「そう、学校の帰りとかで川におるやろ?」


「・・・」


「え?ひっくり返したらおなかが赤いやつ。区別しなあかんで。」



「先生、全然わかりません。」


「ウソやん。」


「本当です。川って、淀川ですか?」


「いや、普通の、学校帰りにその辺に流れてる川やん。」


「そんな川ないです。」


「そういえば、そうやな。」


「ヤモリが家の壁にいて爬虫類で、イモリが川にいて両生類、て覚えたらいいんですね!」


「うん。じゃあタモリは?」


「・・・哺乳類?」


「正解☆」


「テストに出ませんよね?」


「出た学校あるで。」


「ホンマですか。笑」



田舎育ちの私としては、ヤモリ(九州ではかべちょろと呼びます)やイモリっていうと、普通に生活の中に見かける生き物だったのですが、これも場所によって全然違うんだなーと感じました。


あと、これも都会(?)の特徴かもしれませんが、虫嫌いな子どもたち(大人も)が増えていますよね。


虫がいるだけで騒ぎ出す子どもたち。


そういう子たちを見ると、本当に抵抗力や環境適応力の低下を感じずにはいられません。


来年こそは、虫もいれば携帯の電波も届かないような自然の中での合宿(という名のサバイバルツアー)でも組もうかなと考えている前田でした。


それでは夜10時まで、全力疾走しましょう!!