寒さが緩んだ日中の石巻太陽

入試の子たちにとっては幸いでした。

 

今年を含めるとあと2年で現行の入試体制が変わります。

そんなラスト2回の前期試験の日。

 

昨日、ある生徒に「緊張してる?」と聞いたところ、

 

「めっちゃしてます滝汗

 

普段ポーカーフェイスな子だったのでちょっと意外でした。

 

 

合格発表が8日(木)ということで、現中3メンバーにおいては

引き続き勉強をしていってもらわねばならないと思っております。

 

そういった意味でも、個人的に前期試験について思うのは、

誰にとってもあまりメリットのない試験であるということです。

 

前期で受けて通った生徒、

大体が、後期まであったなら続いていたであろうモチベーションは

持続せず、勉強以外に意識が向くようになります。

 

前期で受けて落ちた生徒、

すぐに気持ちが切り替えられれば良いですが、

中々引きずってしまい、せっかく身についていた学習習慣が崩れることがあります。

 

高校の先生側、

試験日、採点日と諸々の準備や片づけなど、

入試科目3科の先生たちは、「なんで二回も採点しなきゃないのよゲロー

とボヤいております。(実際にやったことがあるのでよくわかります)

 

し・い・て、

メリットを上げるとすれば、

2回受けられるということで、

筆記試験であれば弱いが、

内申点で稼げている子にとっては

1つ上のランクに挑む冒険ができます。

まあ今年はそれも、ほとんどの高校で足切り(高校が決めた内申点により受験資格の有無が決まる)が設定されてしまったことから例年より難しくなりましたが。

 

話を戻して、

中3の1月末~2月頭の時期と言うのは、

これから一番頭良くなる時期なのです。

繰り返します。

この時期からが一番頭良くなる時期なのです。

 

裏を返せば、

この時期にきちんと中学の内容をマスターしている生徒たちのなんと少ないことか!

ということでもあります。

まだまだ、速度や量を減らすには早すぎます。

 

ここからが大切!もっともっと!!

かといって受験がゴールではない!

どちらもきちんと伝えながら一緒に走るのがわれわれの義務だと考えます。