こんにちは
桜塾の前田です
今日は朝、出勤したときはほぼ降っていなかったのに、塾について作業を始めた途端、豪雨となり、今もポツポツと降っていますね。天気図では停滞前線が日本にかぶってたようです。
さて今日のブログでは、ある保護者の方とお話した内容。
子どもの時間管理の話の中で、「スマホ」「携帯電話」のルールについて。
毎年1回は話題にあがるお話です。
私が中学生のころはもちろんスマホはなく、中学時代にポケベル、そこからピッチ、そして単音単色のケータイに始まり、そこから一気に普及したという過渡期の時代に生きていました。笑
ご父兄の方で私より年配の方はそれより前、全くそういった通信機器が中高生時代になかった方もいらっしゃるでしょう。
よって、「子どもにスマホを与えたものの、どのようなルールにしたらよいか迷っている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご家庭によってそれぞれの教育方針があって然るべきと思います。
ただ桜塾においては、これまでスマホが普及し始めてから今に至るまで毎年たくさんの生徒たちとそのご家庭を見ております。
その上で「このようなルールが成績向上と結びついている」という経験値があります。
ルール決めの際のご参考にしていただけますと幸いです。
教育方針がそれぞれにあるとはいえ、共通している見解は「自己管理」ができる子に育っていってもらいたいということです。よね?
この場合、最初からルールなし、全て子どもに任せます、では上手くいきません。
誰も初めから上手くできるということはありませんから。
自己管理ができるようになるために最も大切なのは、
自分で時間を決めて行動できるということ。
手元にいつでもスマホがあって、ひっきりなしに友達から連絡があり、その度に音やバイブレーションが鳴っていては、時間を自分で決めたとしてもその通りにはいかないでしょう。
まずは思い切って、スマホが目に入らない・手の届かないところに置きましょう。
これが1点。
同時に、部屋は勉強する場所・寝る場所と決めましょう。
これがもう1点。
この際、電源を切らなくとも、音など鳴らないようサイレントにしておくことも忘れずに。
素行が悪かったり、テストの成績が悪かったりして初めて『没収』『禁止』をするというご家庭がありますが、それよりは事前に上記のような使用のルールを決める方が間違いなく効果があります。
だって、なくても困りませんから。
もう一つ、子どもながらの悩みで、返信が遅いと友達から色々言われる、という意見もあります。
これについては、没収されていれば、「こないだのテスト悪かったからスマホ没収されちゃって連絡できないんだよねー」と説明すればすみますが、それよりは前もって、「勉強中は返事できないけどごめんねー」と言えるのが本当の友情であり、自己管理のできる人だと思います。
子どもにスマホを持たせるな!
なんて時代遅れなことを言うつもりは全くありません。
これから長い人生、スマホがいつもそばにあることでしょう。
中高生のうちから持たせてもらっているなら、その付き合い方を学べる期間にしてほしいと心から思います。