↓↓この話の続きになります。

この日の朝、ホテルから母に電話していました。


「今日の夕方の列車で行こうと思うんだけど、行ってもいい?ちょっと考えたい事があって…」


母は急だったので驚いていましたが、
義母の性格はわかっていたので

「いいよ、いいに決まってるでしょ。
何時に着くの?駅まで迎えに行くから時間わかったら、また連絡ちょうだい。」と。


義母達が来て時間が心配でしたが、予定していた列車に乗れました。


実家まで4時間半の特急列車です。


列車の中でも色々と考えました。


義母は私の事は嫌いだけど、息子の事を考えると離婚はしてほしくない?


私が電話に出ないとマンションまで来たけど、時間的にはタクシーで急いで来た感じだったし


じゃあ、なんでいつまでも嫌がらせのような事をしてくるわけ?


下の下の下に見ているから、何を言ってもいいと思ってる?


医者と結婚できたのに、まさかそれを放棄するような事は絶対にしないと思ってた?


嫁だから?
姑は嫁に何をしてもいいと思ってる?


夫に怒られて、私が出て行こうとしているのを知ったみたいだけど、夫は何を言ったんだろう。



そんな事を考えていました。



駅に着き、母がいました。


私の母は、若い頃から運転免許を持っており、私が物心ついた時からずっと車は2台あり、どこでも車で連れて行ってくれてました。


そして、こうして今も母が迎えに来てくれる。


本当に有り難いですおねがい



車の中で、母に事情は軽く話しましたが



だんだん腹が立ってきましたムキー



こんなふうに育ててもらったのに


超貧乏人かホームレスかのように、何度もバカにしてきて


自分が間違っていたのに、母に電話で怒鳴り散らして


母が先にお風呂に入ったからと、私に嫌がらせばかりしてきて


母が作ったブーケを、足で踏んづけるような言葉であしらって


いつも偉そうにふんぞり返って



ただの太ったババアのくせにムキー




そんな事を思っているうちに実家に着きました。


家に入ると父が

「お帰りなさい」と優しく言いました。



あ〜、またババアにムカつく!


今まで何回も何回も、父の事を恥ずかしいって言って

給料が安いだの、生活レベルが違うだの、


何かにつけてさんざんバカにしてきて


ずっと真面目に働いてきて、不自由なく育ててもらったのに




生活レベル?


なに?生活レベルって。

職業? 学歴? 家? 食べ物? 着てる物?


職業だけに対して言ってるのか知らないけど


あの人にバカにされるような生活なんてしてきてないわムキー




自分は、子供達からお小遣いたっぷり貰って


息子が医者だって自慢して偉そうにして


10万円もする洋服着て…


誰も見てないわ、ドラム缶なんて!

見る人がいたら「すごい太ってる」って思って見てるだけだからムキー



こんな事を思いながら、荷物を2階の自分の部屋に置いてきました。


戻ってくると母が
「ビール冷やしてあるよ。飲みなさい。」


さすが、わかってらっしゃるニコニコ


すると父が、一緒に飲もうとビールを持って来てくれました。


そして

「何にも気にしないで、いつでも戻ってきていいんだからな。」


それだけ言って、2人でビールを飲み始めました。



続きます……


読んで下さりありがとうございますおねがい