野村美月「ものがたり洋菓子店 月と私 さんどめの告白」 | 読後つれづれ

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野村美月「ものがたり洋菓子店 月と私 さんどめの告白」

 

人気洋菓子店「月と私」の腕利きパティシエながら自分に自信がない三田村糖花を支える語部九十九は、お菓子にまつわる魅力的なエッセンスを物語としてお客様に届ける「ストーリーテラー」だ。

トラブル続きのクリスマスを乗り越え絆の深まった「月と私」の面々は、バレンタインシーズンに突入。

「恋の叶うチョコレート」を求めて大賑わいの店を、語部の元カノを名乗る女性が訪ねてきて――。

心温まる人気シリーズ第3弾!【電子書籍だけのショートストーリーつき特別版!!】

 

 

シリーズ第三弾です。

 

正直「もういいかな」と思っていたのですが

図書館の電子書籍に入ったので、借りてみました。

 

文章は読みやすいし、スイーツは美味しそうなんですけどねぇ~。

お話としてみればいいのですが、ついつい現実的になってしまいます。

こんなに美男美女が揃うものなの?

パティシエ一人で、これだけのスイーツが作れるものなの?

SNSでこれだけ人気なら、あっという間に売り切れてしまうんじゃないの?

パートさんも増えて、人件費は大丈夫なの?

 

などなどなど・・・あせる

 

お話もなんだかロマンティックすぎて、少女マンガのようで

(いや、少女マンガの方がもっと波乱万丈だと思う)

後半はもう、お尻がこそばゆい、というか。

でもこれ、若い人が読んだら感動するのかもしれません。

(私のような枯れた人には響かない笑い泣き

 

チョコレートは美味しそうでしたね~。

今は初夏ですが、チョコレートケーキを食べたくなりました。

 

 

 

第4弾も発刊されていますが、

糖花と語部さんも順調だし、

もういいかな…と思いました。