今日は、もう一つの庭に行ってきました。
なんか、別荘でもありそうな、もったいぶった言い方ですが、なんのことはない前の家の庭です。
こちらは、和風です。というか、雑草もたくさん生えていて、野草摘みにはもってこいです。
まずは、キクザキイチゲ
山野草です。
フクジュソウと同じ、早春の花です。ここの場所があったらしく、毎年群生して花が咲きます。
お次は
梅の花。地元では、今が花盛りです。
毎年、少し実がなるので梅干しを作る時に混ぜてます。
次は、雑草?
野草のタネツケ花。
稲の種(モミ)を水に漬ける時期に咲く花、という事から名前の由来がついたという説もあり。
野草の本に食べられるとあり、草取りをかねて摘み取ってきました。
確かにアブラナ科の特徴が。
アブラナ科の野菜としては、菜花が有名ですが、そんな味がしそうです。
これは、茹でてドレッシングで食べてみたいと思います。
ギョウジャニンニクです。
こちらも、この場所があっていたらしく、毎年群生します。
ただ、スズランも同じような場所に生えているため、注意が必要です。
今の時期はスズランが芽が出ていないので、わかりやすいです。
ちなみに、スズランの根は毒があり、注意が必要です。
ギョウジャニンニクは、根本を折ると強力なネギ?ニンニク臭がするのも見分けのポイント。
こちらが、採取してきたものです。
地元の植物の先生に「採るとなくなってしまいそうで・・・」
と相談すると「二、三枚葉が出てくるはずだから、そのうちの一枚を味見するといいでしょう」と教えて下さいました。なるほど。
洗って、醤油に漬けこんでもいいらしいのですが、
今回は量も少なかったので。刻んでお豆腐と一緒にお昼のお味噌汁になりました。
「山で修行している人が、元気をつける為に食べたんだよ」と言いながら食べると
食も進みました。
つぎは、ご存じ。つくし。
はかまをとるのが大変そうです。
若杉おばあちゃんの本には
「ごま油でいためて食べるのが一番おいしい」と書いていましたが
去年、やってみたけどおいしさは今一つわからずじまいでした。
今年は、私は「炊き込みご飯」と「つくし飴」をつくってみたいのですが
「天ぷら」の意見もあり悩み中。
とりあえず、しなびやすいので冷蔵庫に保存中です。
お昼に食べた美生柑。
グレープフルーツ大の大きさで、直売所に売ってたのでつい購入しました。
地元では、もちろん採れません。愛媛産です。
「自然の酵素」という感じで新鮮でおいしかったです。好評でした。
※実は、私、おととい「イカの塩辛」でご飯を二杯食べたら、消化不良をおこし恥ずかしながら、昨日寝て過ごしてしまいました。消化能力がなくなっているんですね。
柴田理恵さんのエビフライのCMを彷彿とさせる話です。
量を食べないとか、一緒に大根おろしを食べるとか、普段から新鮮な食べ物を食べるとか心がけが必要だな、と事後反省しますが、すぐ忘れてしまいます。
と、話は植物に戻し、
地元は、山菜の宝庫です。
これから直売所やスーパーに春の山菜がたくさん並びます。
今までは、年寄っぽいとか、田舎っぽいとか、何かと敬遠の向きもあった山菜ですが
今年はブログの力もお借りしていろいろ料理してみようかと思います。
「身土不二」的にも理の適った食べ物ですし。
野草とともに、挑戦したいので、よろしくお願いします。