さて今回は、東京駅と有楽町駅の間にある、都会のエアポケットのような路地裏のこと・・・
東京駅の八重洲南口を出たら、目の前の外掘通りに沿って、有楽町方向に進みます。
一つ目の、鍛冶橋の交差点を右に曲がると、新幹線や東海道線などのJRのガードが見えてきます。
この路地です・・・左に東京駅の京葉線ホームに降りる階段が見えます。
右のほうに鍛冶橋の交差点、中央のY字がJRの線路です。線路の上のほうが東京駅、下のほうが有楽町駅方向です。
青い矢印が、路地の入口です。
路地へ入ってみます・・・左が新幹線、右が山手線などの在来線のガード下です。
この路地は、ちょうど、そのふたつのガード下に沿って、クネクネと、続いています。
洋風の居酒屋の前に、船乗りの人形が、この路地の番人のように立っています。
ぽつぽつと、お店がありますが、人通りは少なくて、都心とは思えません。
時々、何もないガード下から、線路の向こう側がのぞけたりします。
業務用の氷屋さんでしょうか・・・飲食店の多い、繁華街ならではの、お仕事です。
ミルクワンタン???・・・あとで調べたところ、この店の人気メニューらしいです。
鳥藤、というお店です。
人通りの少ない路地は、バイクの、無料駐輪場と、化しています。
たまに人とすれ違いますが、どこへも入らずに、すぐに靴音高く、消え去ってしまいます。
ところどころ、ガードの反対側からの光が差し込んで、飲食店の物置きやら、ごみ箱などが目に飛びこんできます。
ちょっと、向こう側に出てみましょう。
なんと、こちら側は、街路樹も植えられていて、小奇麗な歩道になってました!
ごめんなさい、やっぱり、なんかつまらないですね(笑)裏道に戻ります・・・
さっきの裏通りですが、だんだんと、お店が増えてきた気がします。
谷ラーメン・・・という、昔かたぎの東京風ラーメンの店だそうです。
たまに電車の通過する音が響く、古いガード下の居酒屋さん・・・
暗がりの中、すすと油だらけで、何が書かれてるか、わからない看板。
ちょっと見たことないような、消火器ボックス・・・漢数字の六は、この路地で六番目の消火器だったんでしょうか。
有楽町駅です、交通会館が見えます・・・けっこう有楽町に近かったんですね。
ガードをくぐってみると線路の反対側は、大規模な催し物が行われる、国際フォーラムでした。
この古いガード下は、街に、すてきなアクセントをつけているようです・・・
国際フォーラム沿いに、東京駅のほうへ歩いてゆくと、東京駅南口はとバス乗り場がありました。
これから、少しずつ暖かくなってくれば、2階建てバスも、乗ってみたいかも。
こんどは、いつ皆様に逢えることやら・・・