以前にちょっと書きましたが、私には知的障害のある

妹がいます。

10年前に母の家で初めて?会って、その年に数回会って、

以後1度も会った事はありませんが。

 

先日、妹の暮らす街の自治体から手紙が届きました。

何かと思ったら、妹が生活保護申請をしたけど、私に

扶養または援助できないかという問い合わせでした。

 

生活保護申請をすると、親族にそういう問い合わせが

来るのは知っていましたけどね。

やっぱり来たかと思うと同時に、ものすごい不快感が

湧き上がって来ました。(妹に対してじゃありません)

 

私と妹は一緒に暮らした事はありません。

妹が生まれた当時、もう修復不可能になっていた両親。

病院に父と一緒に妹を見に行った記憶がありますが

退院した後、母は帰って来ませんでした。

妹を連れて叔母の家に行ってしまったのです。

その半年後、両親は離婚しました。

そして、私は父に、妹は母に引き取られることに

なったのです。

 

なので私には、生後半年くらいになった妹と1日

だけ一緒に過ごした記憶しかないのです。

おそらく、母が離婚の話し合いに妹を連れて帰って

来た時の記憶なのだと思います。

 

その次に妹に会ったのは10年前。

自分の身体の衰えを感じた母が、妹の行く末を心配

して、成年後見人をつけることにしたのです。

成年後見人をつけるには、法定相続人全員の承認が

いるとかで、家庭裁判所から私の所に連絡が来て

母と再会することになったのです。

その時、大人になった妹にも初めて会いました。

母には2度会いましたが、母と妹と私と3人で会えて

話せたのは、後にも先にもこの時だけでした。

 

それからすぐに母はクモ膜下出血で倒れ、意識の戻ら

ないまま、3か月後に亡くなりました。

母の親族が近くにいなかったし、妹は使えないので、

結局母の介護から周辺のことまで、全て私がやる事に

なりました。葬儀や家の処分までやりました汗

「私、ついこの間会ったばっかりなんですけど?!」

って抵抗したけど無駄でしたガーン

例え他人より縁が薄くても、病院や役所の人には

法律上1番近い人間が都合がいいんですね汗

 

母の家も病院も神奈川県にあって、私は東京在住。

隣の県とはいえ、とにかく遠いあせる

母の容態が悪くなると夜でも呼び出されるし。

(車がないのであんまり遅いと行けませんが汗

とにかく、介護や各種支払いに振り回されていた

感じです。

 

で、ここから妹の成年後見人が出ばって来るのです。

成年後見人は、当時40~50代位?の女性。

専門の資格を持っている人でしたが、別に成年後見人

って、親族なら資格がなくてもなれるんですよね。

そもそも、母の義姉(ご主人のお姉さん)が、成年

後見人になると決まりかけていたそうなのですが、

もっと若い人がいい(失礼あせる)と言って、母が撤回

してしまったのだそうです。

撤回しないでいてくれたら、と後々何度も思い

ました。

 

続く