人は、お母さんから生まれると大きな声で泣く。
「この世に生まれましたよーん」
そんなお知らせでしょうかねぇ。
この地球上に、新たに人が一人加わりました。
その赤ちゃんを見て、周りの人たちは笑顔になったりして。
はい、そのとき!!!
赤ちゃんは社会の一員になります。
赤ちゃんが声を出すこと、その声を聞いた人が微笑んでその新生児を見ること。
そこに作用・反作用の関係が成立しました。
だから新生児であっても、立派な社会の一員。
もはやあなたは、あなた以外の人の人生に関わっています。
まあ、まだお母さんのお腹にいても、法律では「人間」として認められることもあるようで。
これは相続とかに関する法律を調べてみれば、分かると思うけど。
で、何が言いたいかというと、人って生まれてから死ぬまで、結局、社会の一員だから、一人ぼっちになんかなれないんですよ。
「だって、私は友達がいないから、一人でお弁当食べてるもん。孤独だもん」
孤独感と一人ぼっちって、イコールなの?
ホントに???
だって、社会(集団)に属してるから「孤独だ」という判断ができるわけで。
はじめからずーっと「一人ぼっち」なら、「孤独」がどんな状態か分かるはずないじゃん。
とある女性が、望まない子どもを産んですぐ、殺しちゃう、という悲しい事件があるじゃないですか。
子どもの方は、自分のお母さんに「生まれたよー」ってこと、声だったり姿かたちで知らせるよね。
で、その子を産んだ女性は、人によってやり方は違うけど、自分の子を亡き者にする。
これも、自分以外の他者との作用・反作用の関係が生まれたから、「事件」になるわけよね。
つまり、年齢に関係なく、人は社会の一員になってる。
「自分の子どもをどうしようが、あなたには関係ない!」
うん、私には直接関係がないかも。
でも、社会からみたら、殺された赤ちゃんは、この世に存在する私たち、仲間の一人なんだよね。
で、日本は法治国家だから、一応、憲法を見てみると……。
憲法25条で、生存権が認められてる。
で、この生存権に義務は生じないんだよね。
だから、どんな人も、他者の「生きる権利」を脅かしたり、侵害してはいけないのよ。
命はさ、すご~く大切に守られているし、考えられてる。
あなたは「自分なんか生きてても死んでも、どーでもいい」みたいなことを思うかもしれないけど、「どーでもいい」存在では決してないのです!!!と声を大にして言わせて〜。
いろんなことで悩むことが多いこの人生、何か困ったら、誰でもいいから頼ってみればいいのにな、と思う。
自立してる人っていうのは、複数の人に少しずつ頼っていける人のことをいうんだって。
本人には自覚ないかもしれないけど、話を聴いてくれる人が、意外にも身近(物理的でも精神的でも)にいるかもしれないよ~。
気軽に誰かに相談出来ない、真面目な人、完璧人間、プライド高い人……等々。
他人に弱みを見せられない人たちが陥りがちな、「逃げ場がない」という強迫観念は、幻想みたいだよ。
今日が辛いながらも終わったら、明日は「明日になったら考えよう」思考で、お肌のために早く寝るのは、どう?
眠れなかったら、無理やり身体を動かして(ストレッチとか)心地よい位の疲れを感じて寝たりして。
最終的に「もー、絶対に眠れない!!」と思ったら、諦めて、カップラーメンでも食べてみよう。
夜のラーメンって、美味しいよねー。
意外と、幸福感が心の底から湧いてくるかも。
ぷぷぷ。