今年も『ほん怖』が放送されるんだねー。

以前『ほん怖制作会社』のスタッフさんから

『恐怖の低級霊』の話しを放送したいと連絡を頂いた。

『上の人に相談するので』って言っていたけど実現しなかった。

実際に亡くなった人いるし怖すぎたかな?

 

恐怖の低級霊

私が小学校5年生の時にクラスでこっ○○さんが流行っおりました。 
昼休み、放課後と毎日何かに執り憑かれ様に、友人とやっておりました。 
その日は、こっ○○さんがどうしても帰ってくれないのです。 
それどころか、ぐるぐる回り出し聞いてもいない事を指して行くのです。 
○○君が死ぬ! 
呪う! 
他にも恐怖の言葉がたくさん出て来るのです。 
私達は、恐怖で泣き出す子もいました。 
5時間めが始まるし、どうしょうと思っていました。 
どうにもなら無くなり、途中で止めてしまったのです。 
恐怖は、5時間めの授業から幕を開けたのです。

5時間めが始まりました。 

その直後、私の後方からガーンと凄い音がしたのです。 
クラスの男子が『ツバメが首の骨が折れて死んでる』と叫びました。 
ツバメは窓から入って来て、教室の引き戸めがけて飛んで来るのです。 
1羽、2羽、3羽・・・と次々と飛んで来て、首の骨が折れて死んで行くのです。 
先程の事があったので、私は恐怖で声が出ませんでした。 
クラスがパニック状態になり、先生が慌てて『窓を閉めなさい』と叫びました。 

私は、幼少の頃からあの世の方を何度も見ていますが、これはいつもと違うと感じていました。 
忍び寄る恐怖で、身体が震えていました。 
私は、家族の誰にも話せませんでした。 
この事を話すと、何か嫌な事が起こりそうで話せ無かったのです。 
予感は、的中してしまいました。 

翌日私は、登校するとハァッとしました。 
こっ○○さんで死ぬと指された○○君が変なのです。 
彼の体から変な煙が出ているのです。 
日が増すごとに、その煙が汚くなって行きました。 
3日後、彼は登校しませんでした。 
私は昨夜金縛りにあっていたので、嫌な予感がしました。 

朝の会が始まった直後に先生から

『昨日○○君のお父さんが交通事故で亡くなりました。』

『○○君は暫くお休みします』とお話がありました。 
私は、ショックと後悔で胸が張り裂けそうでした。 
○○君は、あの事を家族に話したんだと思いました。 
あんな遊びをしなければ、こんな事にならなかったのに・・・と悩みました。 
後で聞いた話ですが、○○君のお父さんは、首の骨が折れてお亡くなりになったそうです。 
○○君のお父さんがお亡くなりになって、本当に辛かった。 
○○君が登校しても、彼を直視出来ずにいました。 
そして○○君が登校した翌日、友人と2人で恐怖体験をしたのです。 

その友人○○ちゃんは、こっ○○さんをやったメンバーでした。 

あの時やったメンバーは、私とお父さんを亡くした○○君と今回一緒に恐怖体験をした○○ちゃんです。 
私の記憶の中では、3人しか思い出せません。 
お昼休みに私と○○ちゃんは、いつもの様におトイレに行きました。 
そう今考えると以前やったこっ○○さんと同時刻だったのです。 

トイレは、3階で向かって右側に窓があり、窓を開けても横に建物はありません。 
3つある中私は、向かって一番左のトイレに入りました。 
○○ちゃんは、真ん中に入りました。 
2人とも用を済ませている途中に、恐怖が訪れたのです。

用を済ませている途中に、一瞬辺りが変わったのです。 
何て表現をしたらいいんでしょうか? 
ぼょーんっていうか、あの世とこの世の狭間というかいつもの感覚ではありませんでした。 
その時、四方八方から男の人の声ではっきりと 
『お前を呪うぞ』 
と何度も繰り返し叫ぶのです。 
物凄く低い声で・・・。 
生きている人間が出せる声じゃありません。 
その声は、四方八方の天井から聞こえるのです。 
用をしている途中でしたので、逃げることも出来ずにいました。 
私は、用を済ませ慌ててトイレを出ました。 
私の後から、○○ちゃんも慌てて出て来ました。 

『お前を呪うぞ』とトイレで何度も叫ぶ声! 
恐怖で身体が震え、泣きながら教室に帰りました。 
もう1人の友人は、不思議なことに怯えている様子ではありませんでした。 
下校しても誰にも話せませんでした。 
家族に何かあったら大変だと思ったからです。 
その晩私は、不思議な体験をしました。 

怖かったので、父と一緒に寝ていました。 
寝ていると、足元から何か人がはって来るのです。 
そう思った瞬間、私の顔の上で『うー』と、声を掛けるのです。 
その声は、もの凄い低い男の人の声でした。 
その時思い出したのです。 

学校で聞いた 『お前を呪うぞ』の前に 『うー』と言っていた事を。 
正確に言うと、 『うーお前を呪うぞ』って叫んでいたのです。 
そして、あの時聞いた声だと確信しました。 
私は、パニック状態になってしまいました。 
暫くすると、玄関の扉が急にガタガタと音をたて始めたのです。 
家族は、全く気が付かずに寝ています。 
父を起こそうとして揺するのですが、起きてはくれませんでした。 
『うーお前を呪うぞ!』 の男は、自宅に来たんだと思いました。 

恐怖で一睡も出来ませんでした。 
私とトイレで同じ体験をした○○ちゃんは、普段と変わら無い感じでいました。 

しかし、暫くすると○○ちゃんが急に性格が暗くなっていくのです。 
何か変だと思いましたが、聞くのが怖くて聞けませんでした。 

それから○○ちゃんは、転校する事になったのです。 
理由は、教えてくれませんでした。 
その後私は、何度も○○ちゃんに手紙を出しました。 
○○ちゃんからは、一度も返事がありませんでした。 
こっ○○さんをやった3人 
○○君は、お父様を亡くす 

○○ちゃんは、転校して音沙汰が無い。 
私は、霊能力が強くなって霊能者になった。 
私は、この話を30年間誰にも話せませんでした。 
こんな事をしなければと心の底から後悔しました。 
今ならこっ○○さんは、低級霊である事が分かりますがあの頃は無知でした。 

むやみに、低級霊に近づいはいけませんよ。

心霊スポットには、絶対に行かないで下さい。 
場所によっては、霊能者だって近づけ無いのですよ! 
最後に転校した○○ちゃんですが、私には彼女の気を感じられません。 
彼女を思うと、心が痛みます。