高橋ツトムさんの漫画「スカイハイ」を原作としたテレビドラマをご存知ですか?

放映は10年前で女優の釈由美子さんが主演されておりました。


あらすじ

不慮の事故や殺人によって命を落とした者が訪れる「怨みの門」。

ここの番人であるイズコは、死者の現世の記憶や残された者達の様子を見せて、最後に死者に3つの選択を出す。

・「死を受け入れて、天国で再生を待つか。」(生)

・「死を受け入れず、現世で彷徨い続けるか。」(行)

・「現世の人間を1人呪い殺し、地獄へ逝くか。」(逝)


イズコが「選択」をした死者を送り出す際の決め台詞「おいきなさい」

天国に行く場合は「お生きなさい」

現世に行く場合は「お行きなさい」

呪い殺す場合は「お逝きなさい」


選択者(死者)の本性が浮き彫りになっていく様子が興味深い。

最初は、綺麗事を並べる。

「運命を受け入れます」

「私のことを忘れるはずがない」

「もう現世に未練はない」

「私の周りの方々は、優しい人だった」

「人を怨むなんて出来ない」

しかし現世の記憶を思い出すと・・・。

残された者達の様子を見せられると・・・。

少しづつ気持ちが揺れ動く。

そして最後に選択を迫られる。


もし貴方様がこのような選択を迫られたら?

来世を楽しみに待つ?

現世を彷徨う?

呪い殺す?


愛する家族や恋人、信頼出来る親友、温かく指導し励ましてくれた上司、一緒に苦労してきた同僚との死別は、辛い。

結局どんな亡くなり方をしても現世に未練が残る。

こんな事をしておけば良かったな!

素直に人の話を聞いていれば良かったな!

夢を諦めなければ良かったな!

大好きな人に想いを伝えられる勇気を持っていれば良かったな!

後悔の念が残る。

だからと言ってこの世に彷徨い続けても呪い殺しても自分の居場所等無い。

冷静になれば分かるんだけどね。


人は皆、様々なしがらみを抱えて生きている。

一見すると幸せそうに思えるが何かしらの不平不満を抱えながら生きている。

命ある限り学び続ける。

学べる喜びに気づきたいが難しいな。

一期一会。

出会いに感謝。

時満ちて道開く。

お互い頑張りましょうね。

また後程。

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