先日遺言を書かないと・・・。

縁起でもないことを考えた。

朝起きると右目に違和感があった。

もともと右目の視力は、0.1以下。

眼底に傷が付いていて視力の上がらない目だった。

日頃、特別違和感は感じなかった。

しかし、あの日の朝の視界(右目)は違っていた。

黒色と紫色の混じったボロ雑巾が目の前にあって穴の隙間からかすか視界。

平行感覚が無くなり薬局で眼帯を購入した。

正確に言えば前日の晩から何か変だった。

右目に黒いモヤモヤが映る。

病院に行こうかな?

明日息子の試験日。

何かあったら送迎出来ない。

明日子ども達が帰宅してから病院に行こうと考えた。

子ども達の帰宅後、眼科へ行った。

医師が慌てている。

医師

「この様な症状は、何時からですか?」

さくら

「昨晩からですが酷くなったのは、今朝です。」

医師

「此処では治療が出来ないです。目の血管が詰まっていて要するに脳梗塞みたいな状態です。2時間しか無いな!今朝か・・・もう無理かな?近くで大きな病院を探しますから直ぐに向かって下さい。」


紹介され大きな病院に行った。

また色々検査をした。

医師

「正直、発症後6時間以内じゃ無いとなかなか回復しないんです。もう相当経ってますから点滴をしても難しいです。手術する方法等ありますが、絶対に回復するとか言えません。元々視力も出ないのでどうするか考えどころです。後は、患者さんのお考えです。でも不幸中の幸いですよ!視力の無い右目で。左目にも同じ症状が出たら失明する可能性があります。」

若い人は発症しづらいでも私は、眼圧が物凄く高い。

それが原因なのか・・・。

血液検査もした。

まだ結果は分からない。

目だけの異常なのか?脳梗塞?脳腫瘍?

医師は、様々な病気を想定する。(患者に告げる)

患者は、びびるわよね。

医者ってそんなもんよね。

現在、眼圧を下げる薬と飲み薬を頂いた。


母は、脳腫瘍で他界。

帰宅後、自分の人生を振り返った。

涙ひとつ出なかった。

今日生きてる事って奇跡なのよね。

自分の人生に悔いはない。

しかし、子ども達の今後が気になる。

伝えなくてはいけない事がある。


パパへ

息子・娘の日常生活について。

起床時間、電車の時刻(登校)、塾の送迎時間、家庭教師の曜日と自給、病院、好きな食べ物、嫌いな食べ物、二人の夢や目標・・・・。

母親だけが知っている全て。

家事について。

宅配業者、馴染みのお店、家事の仕方、料理の味付け・・・・。

ルル(愛犬)について。

餌の種類、病院、美容院、注射・・・・。

野良猫について。

餌の回数と量・・・・。

その他について。

保険、貯蓄・・・・。

色々伝えないと・・・・。

と思いましたが、主人のやり方でやればいいのよね。

遺言なんて面倒だな。


病気の事、息子と娘にありのまま伝えた。

子ども達も大きくなりました。

息子「大丈夫かな?心配だよ。」

男は、弱いね。

娘「ねー何かあったら宝くじ当ててね!」

ジョーダンでも引いたわよ。

女は、いざとなるとお金!

女は、強いね。

少額ですが隠し財産があるの。

へそくりね。

ほんの少しなのよ。

「私に何かあったら二人で分けなさい。」と子ども達に伝えた。

但し娘に預ける。

息子は、あるだけ使う。

危ない、危ない。

「お兄ちゃんに半分渡さなければ毎晩怨んで出るからね。」と娘に伝えた。


私は、まだまだ死にそうも無いけどね。

でも誰もが死に向かっているのは事実。

逃れられない。

命の時間を宣告された時・・・。

人は何を考えるのだろうか。

人は、どんな行動を取るのだろうか。

人は、何を支えに過ごすのだろうか。


瞳孔を開く目薬をさしたのですが、私全くまぶしくないの。

普通光って見えないですよね。

いたって普通。

医師に尋ねると「たまにそんな患者さんがいますよ!見やすくなったと言います。」

私って普通じゃないわよね。

だから幽霊見れるのかな?

不思議よね。


皆様も健康に注意して下さいね。

また後程。


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