── 吉牟田高原、あの日の春 ──
ふと見つけた、一枚の写真。
そこは、熊本の吉牟田高原。
新緑の野原の匂いがする場所だった。
写っているのは、
若い母と、幼いわたしと、妹。
そして、
家族みんなに愛された「肥後犬のくま」。
きっと、シャッターを押したのは父。
わたしたちは、カメラに背を向けて、くまと遊んでいる。
大きなレジャーシートなんてない。
お母さんの風呂敷を広げて、
おにぎりと、
真っ赤なタコさんウインナーと、
甘い卵焼き。
きっと
苺ジャムのサンドイッチもあったはず。
…春の匂い。
…草のざわめき。
くまを一緒に連れて行ってたんだ〜
家族のあたたかさを感じる。
小さなわたしは、
きっと、
その全部を、
宝物みたいに抱きしめていた。
🌸
🍀
🌸
いま思えば、
何もないようで、すべてがあった。
太陽の光も
母の笑顔も
妹のはしゃぎ声も
くまのやさしい目も
そして、
見えない父の愛も。
昭和の日。
“あの日の光”を、
また今日という一日に灯していこう。
小さな幸せは、消えない。
心の奥に、ちゃんと根を張っている。
今日、誰かと笑って
未来の誰かの
“心のふるさと”になりたいな💖
───
#昭和の日
#吉牟田高原の思い出
#家族と犬と春の日
#小さな幸せが一番大きい
#心のふるさと
#光を手渡す







道草とは、目的の所へたどりつく途中で、他のことにかかわって時間を費やすこと

