金沢公演から帰った日、日曜日の夜、キャスが

ありました。

私はとあることで大わらわでキャスに気づいたのは

もう終わり近くでしたが。

あとで録音で聴きました。

 

この日、今まで知りたいと思っていた中の結構な

ことにこたえてくれていました。

 

「緊張しない方法は?」

はじめ、凄く緊張してガチガチだった。

棒立ちでTシャツの裾をぎゅっと握りしめてた。

(すごくかわいいエピソード)

でも、これってお客さんにも緊張が伝わっちゃうし

歌も伝わっていかない。

それでほかの人のステージとか見て、パフォー

マンスって必要なんだな、と思ったそうです。

今のめいちゃん、わざとらしいパフォーマンスは

しないけど、めちゃくちゃかっこいいですよね。

 

「ピアスいつ空けたの?」

これ、知りたかった。

だって人前にいっぱい出るようになってからに

しても、無名の頃からでも、普通にしてるほど

チャラいイメージじゃないし。

だったらいつ、どういうタイミング?

なんでも高校の時、なにかで負けると穴開ける

みたいなゲームみたいなことをやっていて、

そこであけたらしい。

もとは3つあったけど、2つはふさがっちゃった。

穴があるからピアスしてる感じ。

左にしかないのは、当時は片方だけがカッコいい

と思ってたから。

(このめいちゃんのピアスもめっちゃめいふぁみの

お気に入りポイントだもんね)

 

アンプリファイランキングの開発に携わったけど

お金はもらってないそうです。

ニコ動時代にすごく競ってた話はよくしてるけど

どうしたらみんなに聞いてもらえるか、という話で、

ただ待っていても聞いてもらえない。

自分は、ちょっと、と思われるかもしれないけど、

キャラ設定が大事だと思う。

自分の特徴とかキャラを決めてやるとみんなに

わかりやすい。

歌からは外れるようだけど、歌以外にも得意な

こととかやったほうがいい。

とのこと。

 

「物の怪の類」の歌詞にもあるよね。

あれはめいちゃんの作詞じゃないけど、

「見つけてもらわなきゃ無駄」

「何をしたってかまわない」

「利用できるものは利用しまくって」

 

そこは本当にわかる。

事務所に所属して組織で売り込んでくれるのと

違うんだから、歌で勝負だ、って歌だけUP

してたって、口コミだけで広がるのを待つとか

無理だよね。

 

実力はベースにあるのが当たり前としても

より多くの人の目にとまってなんぼ、だもの。

 

 

私も本当にフリーの仕事してると思う。

クオリティを上げることは必要だけど、肩書だけ

でもないし、どんなに力があっても、立派な人

でも、黙ってたらオファーなんか来ない。

多少営業的な売り込みや交渉も必要。

自分を引き上げてくれそうな人、人脈作り。

 

めいちゃんも本音はネガティブと言いながら

ものすごく積極的だし、人脈広いし、明るくて

元気キャラ。

もともと全くないものを無理にキャラ設定しても

長続きはしないと思うし無理が出るので、きっと

彼の中にもともとあるものだと思う。

それをうまく使ってさらに磨きをかけていく。

 

ほんとにこの子から教わることは多いよね。

キャッチフレーズに「ミラクル異端児」って

あるけど、ミラクルはなに?

あの歌のうまさなのかな?

異端児は…。まあ、独特なキャラだもんね。

ビジュアルカッコいい系演出か。謎の多い

神秘的キャラか、っていうのが多い歌い手界に

あって、ここまでオープンで体育会系で

元気でやんちゃなキャラっていないだろうね。

 

いろんなことが聞けていいキャスだった。