気まぐれ更新で申し訳ありません。

世のOA化等の話はまだあるのですが、

自分の会社や職場独自のものも絡んで

いきますので、書きたい気持ちもありつつ、

具体的なことを書かないと面白くないし

具体的なことは書けないし。で、どうなるか

わかりません。

 

で、このあたりで職業人生での人間関係について

書いていこうと思います。

 

高校時代の話でも少し触れたかもしれませんが

私はいわゆる女性特有の付き合いは苦手で

学校でも女子の仲良しグループでつるむとか

ほぼしてこなかった人です。

当然社会人になってもそのスタンスはあまり

変わらない。

 

ただし、新卒で入った企業では、同期入社は

まとめてみんなで研修を受け、そのまま男女

一緒に同期として仲良くしていました。

最初の2年くらいはたまにみんなで飲みに行ったり

もしたと思いますが、次第に仲良しさん数人と

あとは職場の先輩男性も交えたりして、個人的な

繋がりがある人のみ残った感じはあります。

女性は(特にうちは女性が少ないので)社内恋愛が

多く、彼氏ができると女友達より彼優先になりますし。

 

同期で一緒だった時は学生時代みたいでちょっと

楽しかったですね。

この頃の私って、なんとか普通になりたいと思って

いたんです。

学生時代は自分は自分でいいと思ってました。

だけど、初めてちゃんとお付き合いした人が

できた時、なんかふつうの女の子を求められて

いたんですね。

我が道を行く、ってよくないのかな?

もっとみんなと同じにしなきゃいけないのかな?

ずっとそう考えて「普通ってなに?」と、苦手な

こともしなきゃと思ってたんです。

それが社会人だし、これから必要なんじゃないかって。

あこがれてたマスコミにも出版社にも行けず、普通

の企業に就職した以上、そこにふさわしい普通で

いることが重要なように思えたんです。

 

高校も専門学校時代も私は私できたけど、って。

 

だからそのためにはグループで遊ぶとか、友達の

友達とも付き合わなきゃって。

それでも最初の彼氏との間にもちょっとした違和感

は出てきてしまう。

「かわいくて自分の思うような子」が理想だと思っ

てる彼に、「私はそんなじゃない」って当時は言え

なくて。

居心地の悪さをずっと感じてました。

 

そのあとに付き合った人は会社の同期男子の

大学時代の友人グループのひとり。

これも今考えても相当頑張ったと思うのですが、

同期男子に大学時代からの仲間とスキー旅行

に行こうって誘われて、7~8人くらいのグループ

で行ったんです。

女子はもともとそのグループにいた子と私、当時

同期の中でも個人的に仲のよかった子。

みんなでワイワイは楽しかったけど、スキーも

できなかったし、同期以外は知らない子ばっかだし

よく頑張ったな、自分、と思います。

その旅行でスキー教えてくれた男子のひとりが

2番目の彼氏。

すっごくいい人で、彼は私を好きだったので、少し

自分を出しても何も言わなかったけど、スキー

以外にもこのメンツで遊んだりしていた中で、誰か

が私のことを「あの子、変わってるでしょ?」と

言ってたと耳に入ってきて…。

ああ、ふつうって、変わってないってなんなんだ

ろう?

凄く頑張ってるのにやっぱり違うのか?

って悩みました。

 

その彼氏とは結婚云々とか絡んで、うちの親が

また絡んで、変な別れ方をしました。

だからその人が嫌だったとか、そういうことじゃ

なくて、当時の私もダメ過ぎて、きっと彼には

何がなんだかわからないのに別れることになって、

嫌な思いをたくさんさせてしまっただろうな、

と思っています。

 

そうそう、この彼氏ね、当時サザンが好きだったん

です。

でも私、今でもそうですが、サザン、嫌いなんですよ。

多分同世代はみんな通ってきてると思うんだけど

そこがひねくれてて。

でも「お前の好きに合わせるよ」って人だったので

車でも私のお気に入りの曲ばかりかけてくれた。

(サザンの曲聴くと彼を思い出します)

 

あの頃から夫と結婚するあたりまで、本当に

普通の女子を頑張ってたなあ。

手作りのプレゼント作ったり、家に来てもらって

手料理ふるまったり。

彼氏とか夫はすっごい感激してた。

 

でも無理してた気がする。

無理は続かないよね。

 

友達でも彼氏でも、20代くらいまではほんとに

無理してた。

私が私じゃなくなってた。

特に2番目の彼氏なんて、なんでも私ファーストの

人だったから、結婚したら楽だろうし、落ち着いて

いけたと思う時もあるけど、なんかそれも違う気が

するよね。

彼は別な人と結婚したらしいので、きっとその方が

本人も幸せだったに違いないと思います。

結婚に向かない私といるより、絶対幸せになったと

思うから。

(あ、違う人間関係の話にしたかったのに、恋愛の

話になっちゃった)