昨日めいちゃんが、話したいことがある、と

キャスを行いました。

私は仕事中だったのであとから録音で聴きました。

いつもとトーンの違う様子から、「あのことだ」

と思い、落ち着いた状態で聴こうと、帰宅後

お風呂も済ませてから聴きました。

 

やはりluzくんのことでした。

気持ちの整理はできた、と言ってましたが、

それは自分の今後の決意のことであり、本当の

気持ちの部分はグチャグチャなのだと思います。

 

言葉を選びながら、でも言葉に詰まりながら、

想いを語ってくれました。

 

最初に言っていたのは「違法薬物は絶対いけない、

でも一番許せないのは嘘をついていたことだ」と。

これはluzくんとユニットを組んでいた方々も

ファンもそうだったと思いまず。。

どこまでが本人の意思かわからないものの、

公式が最初伝えたのは「心身の不調」で休養が

必要なため、スケジュール通りのイベント等を

中止する、と言う知らせだった。

だからみんな心配したはず。

なのに、実は薬物で警察に捕まっていた‥。

失望しただろうし、許せないと思うのは当然。

所属レコード会社やユニットが契約を切った

のは、不誠実な対応の影響もあると思う。

 

衝撃的な事実だし、酷いことに、めいちゃんに

「お前も薬物所持しているのか?」と言った

DMが来たという。

ネットのコメントには「歌い手なんてこんなやつ

ら」的な発言もあったが、種類は違うとはいえ、

まふまふさんの騒動の直後なだけに歌い手の

イメージダウンになったのも確かだと思います。

 

続いてめいちゃんは「luzくんとはもう関わらない」

「XYZに出ることはない」と断言。

彼とは友人でもある、と語りながら、本当に悲痛

な気持ちで強い発言をしていました。

XYZのくだりは本当に聴いていても辛かった。

 

めいちゃんは常々、自分がここまで来れたのは

自分だけの力ではない。

自分に声をかけてくれて、歌い手達のステージに

立たせてくれた先輩達のおかげ。

そうずっと言ってきていた。

めいちゃんはその恩を忘れないし、だからこそ

自分も後輩達になにかできないかと行動を

起こしてきた。

 

めいちゃんにとってluzくんとXYZは特別なもの。

肉チョモや同じユニットメンバー経験のある

歌い手仲間との話題には必ずXYZ時代のエピソー

ドが出るし、余程想い出深くて楽しかったんだろ

うと感じます。

その、自分の原点であり、恩人であり、仲間で

あり、友人である人の裏切り行為。

一番してはいけないことをしただけでなく、

皆を裏切り、悲しませ、混乱させ、怒らせた。

きっとすべての感情が押し寄せてきて、どう

向きあったらいいのか、わからなかったはず。

 

声を震わせ、涙ながらに語る言葉を聴くのは

本当につらい。

 

よく、更生した時、帰る場所や迎える人がいない、

それは一番問題。犯罪を犯したから、その

ペナルティとして職も人間関係も失うのは仕方ない

ながら、またそのことが再起を妨げ、再犯に繋がっ

てしまうと言われる。

 

だけど、今回、luzくんとユニットを組んでいた

メンバーもめいちゃんも厳しい言葉と対応への

意思を表明している。

それは本人を思えばこそ、の厳しさだと思う。

 

なるせさんも自身の配信で彼の行動は「カッコ

悪い」となるせらしい言葉で糾弾し、決別する

意思を伝えているけど、みんな「甘え」を許し

てはいけないと考えているらしい。

 

私自身、薬物が犯罪として、裁かれることの是非

には疑問を持ってきたのだけど、一方で捕まらない

がゆえに薬物を断つ機会を見つけられないことも

あるだろうし、犯罪扱いされるからこそ、社会的

制裁も受けるともいえる。

依存を断ち切るには罪を償わせるだけでは不十分

だし、治療的な関わりを重視すべきとは思うけど

今回のことを見ていて思います。

 

薬物を使うのは自分の意思。

そのために仕事や人間関係を失うペナルティも

自分自らが招いたこと。

一方で他の犯罪と違い、他の人を傷つけたりは

していない。

だけど本当は違うのだと思います。

だってluzくんがしたことでどれだけの人の心を

傷つけたか。

大事な自分を作ってきた歴史にも傷をつけられ、

否定せざるを得ない気持ち。

 

彼はそれだけのことをたくさんの人にしたんです。

そのことを自覚しなかったら更生もなにもない。

自分の周りの人たちがどれだけの思いをし、

苦渋の決断をし、自分と決別宣言したのか。

そのことと向き合うべきだと思います。

 

それがあって初めて、きちんと薬物を絶って

再起するために強い意志をもてるのではないか?

そう思いました。

 

音楽関係は比較的再出発はしやすい。

岡村ちゃんや槇原さんほどの大物ではないので

どこまで復活できるかはともかく、一から地道に

やり直すことは可能だし、その姿勢に納得が

できれば味方になってくれる人もいるはず。

だけどその前に事の重さを十分理解してほしい。

そう思います。

 

おりしもちょうど1年前。

大阪のライブでゲストだったluzくんとステージ上で

恵方巻を食べて客席を沸かせためいちゃん。

そこから1年後、こんな未来が待ってるなんて

残酷すぎる。

 

後輩たちを押し上げてきた人が仲間たちを

裏切り、大きな心労と迷惑をかけ、ひいては

彼らの活躍の足をすくいかねないことをした。

 

いまだに公式の虚偽の報告はそのままですが、

きっとluzくんサイドも大変なのでしょうが、

多くの人に対してしてしまったことへの誠意ある

行いはきちんとしてほしい。

そんなふうに思います。

 

もう二度とつらいと泣くめいちゃんを見たく

ありません。

今日はライブだから切り替える、と言ってた通り

今、京都の公演終了のお写真と報告がありました。

お願いだからめいちゃんを笑顔のままでいさせて

ほしい。

それが願いです。