朝晩がめっきり涼しくなりました。
秋本番です。
そろそろ木の実が紅く色付き始めましたね。
不登校の親御さん達は、賢い方が多いですね。
その為に、こうしたらああなる。こうやったら、ああなってしまう。と先回りして考えるのが上手です。
子育ても先回りして、心配して「転ばぬ先の杖」を準備する親御さんが多い気がします。
でも「転ばぬ先の杖」は本当に必要でしようか?
杖があれば、転びません。
それはとても良いことです。
でも、それは、逆に転べなくしているのです。
あなたのお子さんが転ぶ機会を、あなたが奪っているのです。
何事も経験。
昔から言われて来た言葉です。
子供達は経験したいのです。
例えそれが失敗であろうとも、経験してみたいのです。
失敗がダメかどうかは、やってみなきゃ分からない。
だから、やってみたいのです。
あなたにも、振り返ってみたら、あの選択は失敗だった。
そんな経験があるはずです。
そもそも失敗のない人生なんて、あり得ません。
皆んなどこかで、間違ったり失敗したりするものです。
あの失敗があったからこそ、今の自分がある。
あの失敗さえなければ、こんな人生にはならなかった。
その失敗をどう捉えるかも、実はあなた次第です。
お子さんも失敗から、何かを学ぶかもしれません。
経験は、人を成長させる為に絶対に必要なものです。
子供の人生は子供のものです。
成功する権利も
そして
失敗する権利も
子供にあります。
あなたは先回りばかりして、我が子の経験を奪ってはいませんか?
あなたは先回りの心配ばかりしていませんか?
大丈夫です。
あなたが思っているより、お子さんはしっかりしています。
あなたのお子さんに、お子さんの人生を自分で歩かせましょう。
お子さんが自分で走りたいと言って走って、
そこで転んだら、自分で起き上がります。
危ないから走っちゃダメ、そう言われて歩いていたのに、そこで転んだら、お子さんはあなたのせいにするでしょう。
転んでも起き上がればいいですね。
この起き上がる力が、足りないお子さんが多いのです。
自分で起き上がる経験が少ないからです。
いつも先に杖を渡してもらえるので、お子さんは自分で転ぶ機会がありません。
転ばなければ、起き上がる必要もありません。
骨折しないように、足を包帯でぐるぐる巻いてガードしてるようなものですね。
包帯を巻いてしまうと、筋力を使う必要がなくなっていき、むしろ筋肉は衰えていきます。
本来は弱くないのに、ガードがあるせいで、筋力は本当に弱くなっていきます。
お子さんの人生です。
お子さんにはお子さんの人生があります。
あなたには、あなたの人生があります。
お子さんの人生です。
お子さんに、自分の人生を自分で歩けるように、返しましょう。