安心していましたか? | 愛され母になるには             ---しくじり母さんの反省文---

愛され母になるには             ---しくじり母さんの反省文---

娘の不登校をきっかけに、自己の見つめ直しを始め
上質な毎日を送れるように、日々模索中。
同じようなお母さんに伝えたい事を書いていきます。

まだ風が強い日々です。

鉢植えが倒れてしまっていました。


不登校の親御さんは、毎日が本当に心配な事ばかりです。


明日は行けるか?でも行けないかもしれない、そんな事を思っているだけで、心労します。

本当に毎日お疲れ様です。



色々な情報が溢れていて、

お母さんの不安や心配が子供に影響するから、お母さんが心配しないように変わるといいです。

そんな記事を読んだ事はないでしょうか。


私はこれを読んだ時

この状況下で、心配しないお母さんなんているの?!そんな訳あるか!

と、怒鳴りたい気持ちでした。


今ならその本当の意味も分かります。

でもあの頃は追い詰められていて、その記事に

書いてある事がよく分かりませんでした。



あなたは、今、この記事の意味が分かるでしょうか?


もしよく分からないようなら

ちょっと考えてみてほしいのです。



あなたは、お子さんが不登校になる前は、安心していましたか?



心配ごとがなく、安心して子育てをしていましたか?

いつも安心してゆったりと笑っていましたか?



私は…違いました。



娘が不登校になる前も、よくよく思い出してみると

決して安心してはいませんでした。

いつも、不安で不安で

いつも、心配で心配で

仕方なかったのです。


私の娘は、身体が弱い子でした。

少し何かあると、すぐ熱を出し、熱を出すと3日は下がりませんでした。

その度に、仕事を休んだり早退しなくてはならず、

その度に、周りに申し訳なく

その度に、パート代が目減りしていき

続く病院通いに、母の私が疲弊していました。


その為に、娘が具合が悪くならないか

不安で不安で、心配で心配で

仕方がなかったのです。


今にして思えば、それは確かに、娘は不登校にもなるわ。

そう思えるほど、娘をぎゅうぎゅうに管理し

早く寝かせて体力を付けさせたいと、早く早くとせき立てていました。


不登校になる前から、私は不安と心配に支配されていました。



あなたは、どうですか?

お子さんが不登校になる前は、どうでしたか?

安心していましたか?


よく思い出して欲しいのです。


きっと思い当たる事があるはずです。



その不安はどこから来ていますか?

その心配はどこから来ているものでしょう?



きっと.お子さんの問題だけではありません。

あなたの心の奥に、何か不安や心配があるのです。


お金の心配。将来の心配。家族の心配。

人間関係の心配。

そんな心配があると、意識していなくとも、

何故だか心配な事を探してしまったりするものです。


お母さんの不安や心配は、子供に伝染します。

その積み重ねが、お子さんに影響した結果が、不登校なのです。



お子さんか不登校になる前は、親御さんの心持ちはどうだったのか

少し思い出してみて下さいね。


そして、誤解しないでほしいのが、

心配する事が、悪い事ばかりではありません。

そのおかげで、防げた事も沢山あるでしょう。


けれど、行き過ぎた心配は

あなたにもお子さんにも

何か悪い事が起きるかもしれない

何か悪い事が起きないように

と、マイナスな事ばかりを連想させます。


人は、見ている方向に傾いていくものです。

だからこそ、心配せずに安心した方がいいと言われるのです。


あなたは、安心していましたか?