WBC(2023 WORLD BASEBALL CLASSIC)が、かなり盛り上がっています。
いつもよりかなりかなり盛り上がっている気がします。
知人のお子さん(5年生)が韓国戦を観に行ったのです。
中学受験組なのですが、これは見逃せないと・・・。
レプリカのユニフォームを着た写真が送られてきました。羨ましい~。
さて、こんなとき受験勉強を放置していいのかどうか。
WBCはさすがに仕方ない?
じゃあ、シルクドソレイユならどうなの?
YOASOBIのライブもあるけどどうなの!
TULIP 50周年記念ツアーもあるけどどうなの!!
なに? 子どもたちはチューリップを知らないって?
え? 財津さんを知らないの?
「青春の影」を知らないの?
キミの~心へ続く~
長い~、一本道は~
ん? 歌うなって?
ずいぶん話がそれましたが、要するに勉強以外のことは全部ダメなのかどうかという話。
これ、とても面白いんです。
終了組に相談すると、間違いなく「たまには息抜きさせるべき」と答えるんです。
家庭教師や個別指導塾の講師に相談すると、「それくらいはいいでしょう。切り替えが大事」と答えるはず。
はっきり言って、「カッコつけるなよ~、ひゅーひゅー」と思います。
私たちが受験勉強したとき、世間では何が流行していてどんなイベントがあったのか覚えていませんが、完全に社会とは断絶状態。孤立というか隔離というか、目隠しに耳栓というか。
・時間が足りないという焦りがあるから
・切り替えなんてうちの子には出来ないということがわかっているから
30分も無駄にできないと思っていました。
じゃあ、いま振り返ってみて、WBCに行くと学力は落ちていたのかというと・・・
たぶん変わらないと思うのです。
受験勉強は、ある程度の勉強時間が必要だとは思いますが、決め手はやはり勉強の手順なんですよね。
成績が上がるときというのは、やり方を掴んだときです。
総勉強時間が1000時間だとしますよね。
同じ方法で900時間になっても成績は同じですよ。
逆に1100になっても同じ。
どんな1000時間なのかが重要なんですね。
このとき、「必死」とか「真剣」とかを求めない。
楽しくなるような勉強にたどり着けるかどうかです。
笑う楽しさではないんです。ギャグじゃない。いままでわからなかった問題がだんだんわかるようになってきたときの、あのなんともいえない楽しさ。これが急上昇のカギだと思います。
財津さんも歌ってますよ。
自分の大きな夢を追うことが~
今までの僕の仕事だったけど~
君を幸せにするそれこそが~
これからの僕の生きるしるし~
なるほど!
あの歌詞は受験生の親の心構えだったのか~
あぁ、チケットがほしかった・・・
2023年3月13日
桜井信一